2022年01月07日

株と心理の関係

「株の世界」を学んできて、
「株の世界」がいかに深く心理と密接に関わっているか?
  
が理解できました。
  
  
多くの投資家やトレーダーも
  
【 株で勝つポイントは「感情のコントロール」であり、
  短期トレードは心の内を読み合う「心理戦」だ 】
  
と述べています。
  
  
例えば、株で10億円以上利益を上げている人に対して、
  
「なぜ、取引を続けるんですか?
 私なら3億円くらいで止めちゃいそうです。」
  
と質問する人がいました。
  
  
基本的に、株をやるってことは
「頭を使い、リスクを取る」ってことですが、
  
両方とも、基本的に「人間が嫌いな行為」なんですよ。
  
  
頭を使うことも、リスクを取ることも。
    
  
例外として、
  
・私みたいに、頭を使うのが好きな人間もいますし、
・リスクが大好きなギャンブラーもいますけどね(笑) 
  
  
でも、大半の人は、
頭を使いたくないし、リスクも取りたくない。
  
  
だから、多くの人は「自分が満足するだけの資産」ができたら、
  
それ以上、努力をする必要性もなくなり、
頭を使わなくても良い「守りの運用」に切り替え始めます。
  
  
しかし、「守りの運用」をしている限りは、
大きく利益が増えることはありません。 
   
  
株で利益を上げられるかどうか?は、
  
「株というゲームが難しいかどうか?」ではなく、
「株をやる人間の心理的問題だ」という事です。
  
  
もう一つ、「感情のコントロール」について話すと、
  
すごく相場(地合い)が良い状況で、
凄腕ファンドマネージャーに出資していたとしても、
  
一時的な下落に耐えられず、
ファンドを解約して損切りする人もいるらしいです。
  
  
要は、人は動揺してしまうと、冷静な判断ができなくなり、
【 あえて愚かな行動を取り、自滅してしまう 】ということです。
  
  
野球で言うと、自分がバッターとして、
「甘い球を見逃したこと」を後悔するあまり、
  
次も、その「甘い球」が投げられることを期待しながら、
バットを振るって感じです。
  
  
後悔を断ち切って、心を切り替えられないと、
過去に縛られた、愚かな行動を取ってしまう。
  
  
株で買っている人は、株をゲームだと思っていて、
「そのゲームを攻略したい、ゲームに勝ちたい」と思っています。
  
そして、株で勝っている人には、無欲な人が多いのです。
  
無欲だからこそ、自分の感情をコントロールしやすいという事です。
  
  
株価は、人間の「利益に対する欲望」と「損失に対する恐怖」によって、
動いてきます。
  
  
株で勝てる人は、

・「自分自身の感情(欲望・恐怖)」との付き合い方が上手な人
・「さまざまな立場の人の心理や意図」を理解できる人
  
という事です。
  
  
未来の「株価の動き」なんて、
基本的には誰にも当てられるわけが無いのですが、
  
ただ、「こう動く確率が極めて高い」というシチュエーションが
現れることは、まぁまぁあります。
  
  
そういう、【 わかりやすい場面を探すこと 】が、
株で勝つ方法です。
  
  
「難しいゲーム」には手を出さず、
「分かりやすいゲーム」で勝負すれば良いのです。
  
しかも、予想が外れた場合は、すぐに撤退しても良い訳ですから。
  
  
株というゲームが難しいのではなく、
「株で負けてしまう人、そこまで利益を上げられない人」は、
  
【 心理(認識・動機・感情・理想)の問題だ 】という事です。


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