2021年12月25日

景気の恩恵

いくら好景気になったとしても、
  
「優良企業の正社員」でない人は、
「会社の業績に応じたボーナス」をもらえる訳でもなく、
  
【 個人としての経済力 】が高まる訳じゃない。
  
  
アメリカの場合は、会社の都合ですぐにクビを切られるから、
「景気」と「雇用(個人の生活)」が直結しているけれども。
  
  
日本の場合、「景気の動向」と「大衆の生活」には、
アメリカほどの相関係がない。
  
だから、一般的な人々は景気にあまり興味を持てない。
   
  
日本では、不景気になった時でも、
社員の雇用を(アメリカよりは)守るために、
  
給料を上げない代わりに、「内部留保」を貯めようとする。
  
  
好景気だろうと、不景気だろうと、
末端の人々の生活は、さほど変わらない。
  
  
悪影響も少ないが、好影響も少ない。
  
  
そして、日銀がどれだけ金融緩和を行おうと、
「多くの日本人」の元にお金は流れない。
  
  
政策金利がマイナスになったとしても、
消費者金融の金利が下がる訳でもない(笑)
  
  
日本においては、
「ビジネス」をするか、「投資・投機・金融」に手を出さないと、
  
なかなか「好景気の恩恵」は受けられない。
  
  
どちらにしても、「受け身」の態度で、
勝手に【 経済力(給料)が上がること 】は無い。
  
  
景気がいくら上がろうとも、
普通の人々にとって恩恵は少ないのだから、
  
経済力を高めたければ、自発的に学び、動くしかない。
  
(と言っても、副業や投機絡みで「素人をカモにした詐欺」も多いが)
  
  
給料が上がらないのは、
企業や政治家のせいでもないし、企業や政治家に頼っても無駄。
  
政治家に期待できるのは、給料アップより、
税金を使った「社会福祉の拡充」の方。
  
(保育料の無償化、学費の無償化など)
  
  
手元に入るお金を増やしたければ、「ビジネス」をするか、
「相場の世界」で「金融市場にうごめく巨額マネーの一部」を掠め取るか。


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