2021年09月11日

「脳」と「意識の階層」と「神」

有名なベンジャミン・リベット博士の実験によると、
  
人間が「意思決定する瞬間」よりも、
コンマ数秒直前に、「既に脳波に反応が出ている」
  
という結果が出ています。 
  
  
つまり人間が、「手を動かそう!」と決めるよりも前に、
「先に脳波が動いちゃっている」という事です。
  
  
この現象は、「準備電位」「運動準備電位」と呼ぶらしいです。
  
  
「人間には自由意志があるのかどうか?」など、
この現象のメカニズムに対する仮説は色々あるらしいですが、
  
私の考える説は、「意識は階層になっている」という説です。
  
  
・「顕在意識と潜在意識」
・「フィジカルマインドとハイヤーマインド」
・さらには「オーバーソウル」などなど、
  
「意識」というのは階層になっていて、
  
「顕在意識よりも高次の意識」が
「思考」や「意思決定」を行い、
  
それが脳波に影響を与え、
  
その後で、顕在意識が「フィードバック」を受け取り、
顕在意識は「高次意識が意思決定をしたこと」を理解する。
  
  
「高次意識の決定 → 脳の変化 → 顕在意識の理解」
  
そういう流れになっているのでは無いかと思います。
  
  
私は心理学者・科学者として、
「潜在意識の存在」には、【 100%の確信 】を持っていますからね。
  
(ちょっと前に流行った「アドラー」などとは違って 笑)
  
私は数々の「潜在意識にアプローチする心理メソッド」を開発し、
  
それを使って、自分や他人の心理的問題を
根本的に解決してきていますから。
  
  
むしろ、潜在意識などの高次意識が
「思考・意思決定」しているからこそ、
  
人間は葛藤したり、理性に反した
「感情的・本能的な行動」に出てしまうのです。
  
  
食事制限中に、禁止されている食事をしてしまったり、
依存症になっていて、禁止されている行為に手を染めたり。
  
  
むしろ、潜在意識にアプローチしなければ、
  
人間の葛藤や、ネガティブな感情的・本能的行動を、
収めることは出来ません。
  
  
現代の大学で研究されている「心理学・脳科学・神経学」などで、
潜在意識がどういう立ち位置になっているかは知りませんが、
  
私にとっては、「意識が階層になっている」ということに、
疑いの余地はありません。
  
  
そして、意識をどんどん高次に遡っていくと、
  
世界や現実を作り出している「魂」にたどり着くと思っています。
  
  
その魂を「創造主」や「神」と呼んでも良いと思います。
  
  
このことは、「ここ最近の記事」に書いてきたことですね。
  
  
現代の人類ですら、
  
・ゼロから意識を作り出す研究
  
・コンピュータに意識を宿らせる研究
  
・マトリックスや攻殻機動隊のような
 「仮想現実・電脳空間」を作る研究
  
をしているのです。
  
  
人間よりも「高次の意識と知性」を持った存在(魂・神)であれば、
既に実行しているに決まってます。
  
  
ただ、「神」というと、
人によって定義が曖昧ですし、
  
日本神道の神々と、北欧神話の神々と、
  
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの、
聖典の宗教における絶対的な神と
  
いろんな「神の概念」が存在していますからね。
  
  
神について議論するには、
最初に「神の定義」をハッキリさせる必要があります。
  
それがややこしいので、私は「魂」と呼びますけどね。
  
  
もし、人類がマトリックスの様な、
現実と区別の付かない「仮想空間」を実現できたら、
  
何をすると思いますか?
  
・無制限に「美味しいもの」を食べたり、
・物理法則を無視して、空を自由に飛んでみたり、
・ありとあらゆる相手と性行為に耽ってみたり、
  
そんなことをすると思います。 
  
  
でも悠久の時を経て、それらをやり尽くして飽きたら、
きっと「チャレンジングな事がしたい魂」も出てくると思います。
  
人間がゲームをプレイするにしても、
簡単すぎるとつまらないし、
  
高難易度のゲームに挑戦したい人ってのは、
たくさんいる訳ですからね。
  
  
「この世に神が存在するなら、
  
 なぜ天変地異や大災害を引き起こしたり、
 悪人や悪事の存在を許すのか?」
  
  
そう言いたくなる人もたくさんいると思いますが、
  
そもそも、「神の目的」が、
【 人間を幸せにする事 】じゃ無いからですね(笑)
  
これは思いっきり、
「宗教の教義」と違う内容になってしまいますが。
  
  
「幸せな体験だけ」がしたいのであれば、
  
そういう体験ができる「星・文明」を選べば良いのです。
  
    
【 あえて、「地球」の「この時代」に生まれてる 】ってことは、
  
この世界・現実を作った「神・魂」は、
「幸せだけの世界・体験」なんて望んで無いのです。
  
  
そういう世界もどこかにはあると思いますが、
  
地球を経験している魂のほとんどは、
ハードモードを経験しにきていて、
  
むしろ、【 苦しい体験をすること 】を望んでいるのだと思われます。
  
  
私なんて、「確実な世界平和の実現方法」や
「コロナ禍の根本解決法」まで公開しているのに、
  
世間から無視され続けています。
  
  
これは、世界や現実を自由自在に操作できる、
まさに「神の如き力」を持った存在(魂)の仕業ですが、
  
神・魂が世界平和を望んでいるなら、
なぜそんな風に、「世界平和の邪魔」をするのでしょうか?
  
  
ですから、宗教やスピリチュアル分野で言われるような、
  
「神や天使、アセンテッドマスターなどが、
 人々を幸せにするように導いている…
 世界を平和にしたがっている…」
  
「ライトワーカーやスターシードが、
 地球のアセンションを助けるために生まれてきた」
  
とかいうのは、完全にウソなんですよね。
  
  
ゲームの世界設定と同じで、
ゲームを真剣にプレイさせる為の「作られた設定」なのです。
  
  
宗教で言われているような、
  
「神・高次元存在」=「絶対的な善」
  
というのは、間違った認識です。
  
  
「神・魂」は好奇心旺盛なので、
ありとあらゆる種類の体験を求めていて、
  
その中には、
【 苦痛に満ちた世界、苦痛に満ちた経験 】も含まれる訳ですよ。
  
  
人間の作るゲームだって、明るいポップな世界観だけでなく、
「ダークな雰囲気のゲーム」ってたくさんあるでしょう?
  
  
だから、自分が「天国のような世界、現実、境遇」に
生まれなかったとしたら、
 
それこそが、「魂・神」の意図ということになります。
  
  
ということは、
  
「神・魂・高次元存在」=「人類の幸せを願う善なる存在」
  
という前提からそもそも違うし、認識を改める必要があります。
  
  
もし、宗教を信仰している人と議論するなら、
  
(人間から見て、知性や能力的に)
  
【 神(みたいなモノ)は存在するが、
  あなたが思っているような神では決してない 】
   
と、言ってしまいますね。
  
  
まぁ、「間違ったことを信じている」からこそ、  
物理次元を真剣にプレイできるし、
  
間違ったことを信じているからこそ、
考えられること、体験できること
  
がありますからね。
  
  
間違った認識を持つこと自体が、悪いことではありませんし、
間違った認識を持つこと自体が、「魂・神の意図」ですから。
  
  
未だに、「神や天使や、善なる高次元存在」を信じている人がいたら、
別に真実を無理に伝えようとも思わないし、
  
「物理次元を真剣にプレイしてるなぁ」と思うだけです。


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