2020年12月20日

音楽の演技力・表現力と、汲み取る感性

私は「音楽」や「歌」が好きなんですよね。
  
  
私は中学の時にストレス溜まりすぎて「うつ病」になって、
不登校になりましたけど、
  
まぁ、根っこが「正義感が強くて真面目な性格」なので、
真面目も過ぎるとストレスが溜まるモンですよね。
  
  
それからは、「規則」や「モラル」を盲信するのではなく、
  
「真面目になるべき所」と、「抜いても構わない所」を、
自分で見極める様になりました。
  
人間はロボットの様に、完璧に従順にはなれませんから。
  
  
精神を病んでからは、
  
精神状態を回復するために、
自由に好きなことをやらせてもらいました。
  
  
で、歌うことが楽しかったので、
不登校を経て「通信制の高校」を卒業してからは、
  
「音楽の専門学校」に通っていて、
将来は歌手になりたいと思っていたくらいです。  
  
  
まぁ、それが今では
「科学者・発明家・心理学者・コンサルタント」
  
ですからね。
  
  
人間の「情熱、才能」ってのはわからないモノです。
  
  
子供の頃に好きなことは、大人になっても変わりません。
  
  
私は子供の頃から、
  
「科学・理科」も好きだったし、
「ディベート(討論・議論)」も好きだったし、
「音楽・歌」も好きだった。
  
子供の頃は、よく「アニメの主題歌」を歌ってましたね。
  
  
子供の頃って、

学校の評価対象になっている  
スポーツとか、勉強が評価されて、
  
それが目立ちますけど、
  
私は、それ以外の部分でたくさん「好きなこと」があって、  
そこに才能が隠れていたんだなぁと、振り返って思います。
  
  
で、今、改めて「カラオケアプリ」で歌ってるんですけど、
  
カラオケアプリって凄いんですよ。
  
  
カラオケボックスに行くのと比べて、
  
・時間と場所が縛られない(短時間でも、長時間でも)
・録音されていて自分の歌をすぐに客観的に聴ける
・他の人の歌も聴ける
・定額課金で料金も安い(無料利用も可)
  
というメリットがあります。
 
  
幸い、私の使っているマンションは角部屋で、
隣の部屋とは「空間の隙間」も空いているので、
  
全く騒音を気にしなくても良い部屋です。
  
  
いつでも歌い放題。
  
  
それで、

・自分が良い歌を歌う為には、どうすれば良いか?
・聞き心地の良い歌にするには、どうすれば良いか?
  
ということを考えながら歌ってるんですけど、
  
音楽の専門学校生の時には
考えもしなかったような事を考えさせられます。
  
  
音楽の専門学校生の頃は、
「技術的に歌が上手い人」が評価されていました。
  
まあ、それしか明確な評価基準がないですからね。
  
  
でも、「プロになるには上手いだけじゃダメ」
ということも、よく言われていました。
  
「上手い奴はいくらでもいる」と。
  
  
で、その意味が、
最近歌を研究していて、改めて良く分かります。
  
  
カラオケアプリで他の人の歌声を聴いていても、
みんな上手いんですよ。
  
「音程(ピッチ)」がきっちり捉えられていて、ハズレない。
  
(音程は良くても、「リズム感がいまいち」って人はいますけどね)
  
まぁ、何度でもやり直せるから、
うまく歌えたモノをアップしているとは思いますけどね。
  
  
CD制作みたいに、ミキシングとか、マスタリングとか、
「音に対する細かな調整」はできないので、
   
そこは差し引いても、上手い人はたくさんいる。
  
  
でも、「技術的に上手い」にプラスアルファで、
「気持ち」が乗ってないと、薄っぺらく聞こえちゃうんですよね。
  
要は、いくら技術的には上手くても、
「プロの歌」じゃなくて「カラオケ」なんですよ。
    
  
クラシック音楽なんかはもっと分かりやすいですが、
「演奏する曲」も大体決まってるし、みんな技術的には上手いんですよ。
  
でも、世界的に売れる人と、そうでない人がいる。
  
  
これは、もう【 技術以外の問題 】なんですよ。
  
  
歌だけじゃなくて、
楽器にも「気持ち」が乗っけられるかどうか?
  
  
それは、「役者の演技」も一緒だと思うんですよね。
  
「決まった台本」が用意されていて、それをどう演じるか?
  
  
普通の人は、映画やドラマを見るときに、
ストーリーを追うと思います。
  
「この俳優は演技がすごいなぁ」という目で見る人は、
かなり「演技自体が好きな人」だと思うんですよね。
  
  
じゃあ、良い演技ってなんなのか?っていうと、
  
ひとつは「気持ちの乗せ方」だと思うんですよね。
  
  
実際に、そのキャラクターが「実在の人物」であるかの様に感じる演技、
だから、シラけないし、「その世界に没入」できる訳です。
  
  
そういう意味で、音楽も、演技も、似てると思います。
  
  
技術だけでなく、
  
【 視聴者を自分の世界に惹き込む「演技力、表現力」】が大事なのです。
  
  
歌にしても「上手いかどうか?」っていう基準はわかりやすいです。
  
でも、「上手いだけじゃダメ」って言われるのは、
「上手いだけの人にお金を払う人」はなかなかいなくて、
  
結局は、【 他人の心をどれだけ動かせるか? 】
  
それが、エンターテイメントの価値ですからね。
  
  
ビートたけしさんの歌って、技術がすごい訳じゃないけど、
「気持ち」が乗っているし、「味がある」と思わせる歌です。
  
   
歌も技術だけなら、カラオケになってしまう。
  
  
歌詞の意味を「解釈」して、落とし込んで、
自分なりの表現でその解釈を披露するわけです。
  
そういう、精神的なプロセスを経ているかどうかが、
プロの歌と、カラオケの違いです。
  
  
表面的に、「上手いか?下手か?」だけを聴いていると、
その「演技力・表現力」という部分は、見落としがちです。
  
  
でも、素人だって、一流のプロとアマチュアを比較すれば、
「やっぱり一流はすごいな」って分かります。
  
  
じゃあ、どうすれば音楽をやる上で、
「演技力」や「表現力」がアップしていくのか?
  
というと、やっぱりそれは「役者の演技」と一緒で、
  
【 いろんな人の「気持ち・立場・考え方」を理解しようとする習慣 】でしょう。
  
  
「気持ち(世界観)」を表現するわけですからね。
  
  
人生で起きる、喜び、楽しさ、悲しみ、怒り、などなど。
  
辛すぎる「最悪な出来事」も、イメージできるから表現できるのです。
  
  
だから、酸いも甘いも含めて「人生経験が豊富」な方が、
表現者としては有利になるのです。
  
  
まぁ、ボーカロイドっていうのは、
  
感情の乗ってない「デジタルで無機質な歌声」ってのが、
「逆に味がある」という価値になっちゃているわけですけどね。
  
  
でも、人間がボーカロイドみたいじゃダメな訳です。
  
  
で、【 科学的な観点 】から見ると、
  
技術的には同じようなレベルでも、
  
・気持ちの乗っている声、乗ってない声
・気持ちの乗っている楽器演奏、乗ってない楽器演奏
  
何が違うのか? って、
  
それが、【 波動の違い 】ですよ。
  
  
「感情とは波動である」と言うことは、
コロナ根本解決の動画でも言いましたけどね。
  
  
人間は、
  
・料理をするときも、
・楽器を演奏するときも、
・歌を歌うときも、
・芝居、演技をするときも、
・講演、スピーチをするときも、
  
波動を放出しているのです。
  
  
そのクオリティが、「人の心を動かす」のです。
  
  
たくさんの人が同じことをやるのでも、
人それぞれ、五感以外の部分で何か「感じるモノ」が違うのは、
  
「波動の差」なのです。
  
  
「波動が存在している」という前提を持てば、
世の中の色々なことに筋が通るし、説明が付くのです。
  
  
実際に私や私の周囲の人は、明確に波動を感じ取れるしね。
  
私と付き合っていると、そういう能力が高まっちゃいますから。
  
  
だから、私の生徒たちはワインを飲んでも、
「細やかな要素」を感じ取ることができるのです。
  
  
飲み慣れていない人が「高級ワイン」を飲んでも、
細かいところまで感じ取れないから、
  
「飲みやすい!」ぐらいの感想しか出てきません。
  
  
それは、歌を聴いているときに、
「上手いか下手か?」だけを聴いているようなものです。
  
「表現力」や「演技力」を汲み取ろうとはしていないから、
わからないのです。
  
  
人間は、感覚を研ぎ澄まして、
意識してキャッチしようとしないと、捉えられません。
  
  
人間は、日々「ノイズ(騒音)」に晒されていますが、
  
「ノイズは重要な情報ではない」と判断して、
意識して聞き取ろうとしないから、
  
自然とノイズを聞き流しているのです。
  
  
そして、「ヨーロッパ文化」というのは、
  
【 感性を研ぎ澄ませてこそ、その価値がわかる 】
  
というエンターテイメント(芸術)の宝庫です。
  
  
だから、美術にしても、ワインにしても、
「感性の豊かな金持ち」が大金を投じるわけです。
  
  
じゃあ、感性が高まって何か得することがあるのか?
  
って話なんですけど、
  
「感性」は【 あらゆる仕事にも活きるスキル 】です。
  
  
むしろ、「感性が乏しい人とは付き合いたくない」っていう
ビジネスマンもいると思います。
  
  
それに、「感性が高い方」が、人生も楽しくなります。
   
美味しいモノを、もっと美味しいと感じられます。
  
  
日本人は、「食事、オタク文化、お笑い」などの感性は、
全体的にハイレベルです。
  
  
日本人は素人でも、
  
「お笑い」に対して真剣にあーだ、こーだと
語り合うわけですからね(笑)
  
民族としてのパッションを感じますよね。
  
  
国民性として、根が真面目だからこそ、
その反動でユーモアを求めるのかもしれません。
    
  
ただ、「ヨーロッパ文化」は弱いと思います。
  
  
海外の人間と付き合う時に、
ヨーロッパ文化のエンタメ(芸術)に造詣があると、
  
ものすごくプラスになると思います。
  
  
社交力がアップして、仕事にも活きるでしょう。
  
  
それに、「感性の高い人」が増えたほうが、
もっと世の中が面白くなると思いますね。


mixiチェック

haxe501 at 02:34│clip!