2020年10月02日

人間の感覚情報処理の仕組み

人間は、日々多くの景色を見て、ノイズを聞いているが、
「意識していない情報」は、認識できないし、記憶にも残らない。
  
  
例えば、一部分だけが違う「二枚の絵」を見比べる「間違い探し」
  
「違い」を教えてもらったら、すぐに「違い」が認識できるのに、
正解を教えてもらわないと、なかなか気づくことが出来ない。
  
  
人間というのは「違和感に気付いた瞬間」や、
「重要だと感じる情報」に意識を注ぐ。
  
そして、「意識を注ぐ行為」を繰り返すことで
「感覚が鋭敏」に育っていく。
  
  
私も、ワインを飲む様になってから、
「味覚」と「嗅覚」が確実に鍛えられてきた。
  
  
「音感に優れる人と、そうでない人」がいて
細かな音程の違いに気付ける人と、そうでない人がいる様に、
  
「他人の感情に敏感な人と、そうでない人」がいる。
  
  
波動を感じる感覚も、「間違い探し」と同じ。
  
何も意識しなければ、同じ絵に見えてしまって違いがわからない。
  
  
どこがどう違うのか「違い」を教えてもらって、
何度も意識を注ぐと、わかる様になってくる。
  
音感も、波動も、ワイン(味覚・嗅覚)も同じ。
  
  
人間は、意識を注いでいないと、何も認識できない。
  
  
受け身状態でも感じ取れる「痛み」などの感覚は、
「生存に関わる感覚」であり、優先順位が高いから。
  
  
音色が生存に関わるなら、誰でも音感が鋭敏になる。
  
  
人間の「感覚、認識、情報処理」とは、そういう風に出来ている。


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