2020年07月22日

論理的思考力を伸ばすには?

「論理的思考力を伸ばしたい、高めたい」
って人は一定数いると思うんだけど、
  
そういう人って、
  
「自分は論理的に考えられない」というコンプレックスを
持っていると思うんだよね。
  
  
「考える」って言葉があるけど、
  
人間が何かを考えているときは、全てが論理的に考えてるから。
  
  
逆に、「論理的にじゃなく考える」って事が無理。
  
  
「論理的に考えていない」としたら、
  
それは全て
【 感情的な反応(先入観による決めつけ) 】ってことになる。
  
  
【 感情的な反応(先入観による決めつけ) 】で結論を出すってことは、
  
とどのつまり、【 まったく何も考えていない 】ということ。
  
  
  
人間、考えているときは絶対に論理的に考えているから。
  
だから、人が情熱を感じている分野に関しては、
必ず効率を求め、論理的に考えている。
  
  
それは、サッカー選手でもそうだし、芸術家もそう。
  
みんな、論理的に考えている。
  
  
「考える」=「論理的に考える」だから、
  
論理的思考なんて、好きなことに没頭してりゃ、
自然と伸びていくんだよね。
  
  
私なんかビデオゲームが好きだけど、
ゲームってまさに論理的に動いていくからね。
  
ゲームの中の世界は、人間の感情では動かないから。
  
好きなゲームをやってりゃ、自然と論理的思考が鍛えられる。
  
  
私はワインを飲んでいる時も、論理的に考えて分析してるしね。
  
  
「考える」に近い言葉で、
「悩む」とか「葛藤する」ってのがあると思うけど、
  
そういう状態は、論理的に考えられていないかもしれない。
   
  
それは、「思考が感情に支配されている」から。
  
「論理的に考える、冷静に考える」ってことは、
言い換えれば、【 感情(私情)を排除する 】ってこと。
  
  
感情に振り回されなくなったら、誰でも論理的に考えられちゃうのよ。
  
だから、そもそも「論理的に考えよう!」なんて、思わなくていいの。
  
「論理的に考える」ってことは、そもそも極々自然なことだから。
   
   
  
むしろ、【 己の感情をコントロールする方法 】を学んで体得した方が、
  
「論理的思考力が大幅に伸びていく」ということになる。
  
  
感情に振り回されず、冷静に考えられるから。
  
私情を排除して冷静に考えていたら、それは全て【 論理的な思考 】なのよ。
  
  
  
ってことで、考えている人間は、全て論理的に考えているから、
  
わざわざ「論理的に考えよう!」となんてしなくて良い。
   
   
好きなことに没頭してりゃ、
自然と「無駄を省いて効率を高めたい」と思うし、
  
そのとき、論理的に考えていることになる。
  
  
スポーツでも、芸術でも、どんなジャンルでも同じ。
  
  
【「私情」を排除して、「好きなこと」に没頭 】してりゃ、
自然と論理的思考力なんて高まっていくのよ。
  
それが結論。
  
  
で、論理的思考にコンプレックスがある人って、
なんでコンプレックスがあるのかな?ってことなんだけど、
  
きっと、「自分が思っている事を上手く喋れないから」だと思うんだよね。
   
   
つまり、論理的思考よりも、
  
【「概念の理解」と「言語化」】に苦手意識を持っていると思う。
  
  
この「概念の理解」と「言語化」は、私の得意中の得意分野。
  
言い方を変えると【「哲学」の能力 】とも言えると思う。
  
  
私が論理的思考力に自信があるのも、
  
【「概念の理解」と「言語化」】に自信があるから。
  
  
論理的な能力を高めたかったら、
「演繹法」と「帰納法」とか、そんな事を学ぶより、
  
【「概念の理解」と「言語化」】を鍛えた方が良い。
  
  
  
「正確に概念を理解しよう、的確に言語化しよう」思っていると、
  
めちゃくちゃ論理的に思考していることになるし、
自然と論理的思考力も鍛えられちゃう。
  
  
 
例えば、【「リモコン」って言葉 】を取り上げると、
  
「リモコンの概念とはなんだろう?」
  
  
黒いリモコンもあれば、白いリモコンもあるし、
「色」によって定義されない。
  
テレビのリモコンもあって、エアコンのリモコンもあるから、
「機械の種類」によって定義されない。
  
  
「リモコン」の定義、概念は、
【 本体の機械を遠隔操作するための機器・装置 】という事になる。
     
  
こういう風に、「言葉(単語)の意味」を徹底的に掘り下げていくのが、
  
【 概念の理解 】と【 言語化 】
  
  
  
「言葉の意味(定義・概念)」と「単語(言語化)」はイコールで結びついているから、
  
それを的確に捉え、表現できるかどうか。
  
  
多くの人は、「使っている言葉の意味や定義」を
正確に把握していないままに、使っているからね。
  
  
だから、感覚的に理解していることでも、
言葉にしようとすると【 説明が上手くできない 】という事になる。
  
  
「言葉」と「言葉の持つ意味」を正確に的確に扱えるかどうか。
  
  
それは、「コミュニケーション能力の大きな要素」でもある。
  
  
これを楽しいと思えるなら、
  
【「哲学」や「論理」「言語表現」の才能がある 】ってことになる。
  
  
「伝達や教育の才能」とも言える。
  
  
私は、めちゃくちゃ楽しいと思えるからね。 
  
ある意味、パズルに没頭している様な面白さを感じる。
  
  
このプロセスが嫌いなら、諦めて得意な人に頼った方がいいよ。
  
それも、論理的な結論ね。
  
  
「言語表現」や「教育」が苦手でも、
  
自分のネガティブ感情に振り回されず、
好きな事に没頭してりゃ、
  
そのジャンルの論理的思考だけは伸ばせるから。


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