2020年05月15日

ノウハウ推しのコンサル

私、ノウハウ(方法論)を推す人(コンサル)が好きじゃない。
  
  
企業では、「蓄積された経験」の事をノウハウって言うけど、
それなら良いんだよ。 
  
経験の蓄積は大事だから。
  
経験を通じて「ノウハウが溜まってきた」とか言うでしょ。
  
  
でも、「個人のビジネス」において「ノウハウ」と言ったら、
例えば、「売上を上げるための方法論」を指すことが多い。
  
  
でも、例えば戦国時代の戦(いくさ)で、
  
目的が【 敵の城を落とすこと 】だったとする。
  
  
であれば、目的を達成することが最優先事項で、
  
その為に、ひとつの方法論ではなく、
ありとあらゆる方法・手段を考え、試すことが大切。
  
 
・正攻法 
・兵糧攻め
・スパイ、懐柔
・奇襲
・攻城兵器の開発
  
非常に様々な方法(策)が考えられる。
  
  
ノウハウ推しの人は、手段に拘って目的を忘れてるんだよね。
  
  
手段が目的になっている。 逆転状態。
  
  
奇襲で一回勝てたら、奇襲しか勉強しない。
  
兵糧攻めで一回勝てたら、兵糧攻めの事しか考えない。
  
  
そんなんだから、視野が狭い。
  
策を弄して、策に溺れている状態。
  
  
それが現代のコンサルだとしたら、ダメ軍師。
  
  
私は、目的達成の為に、
ありとあらゆる方法を考えるし、試す。
  
  
それが、経営ってモンだとも思う。
  
  
で、こう言えば、
  
【「目的を忘れない為」のノウハウがあって、
  これさえマスターしておけば大丈夫! 】
  
って、矛盾した主張する奴が出そうだけど(笑)
  
  
ただ、ビジネスの素人が「ノウハウ(方法論)」を求めがちだからね。
    
  
「ジャンクフードを食いたい人間」がいるから、
企業は「売れるものを作る」ってのと同じ。
  
  
問題解決や目的達成を考える人間としては、
  
ひとつの手段に固執するのではなく、考え抜いた末、
  
【 それまでに思いつかなかった、「画期的な手段」を閃いた時 】こそ、
仕事をした気になるけどね。


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