2019年08月23日

インターネットの影響力

好きや情熱を仕事にできるのは、
一握りの才能を持った人間だけ…、
    
昭和時代によく言われていた教えだが、
これほど間違った愚かな思い込みは無い。
  
インターネットが無かった時代とは違う。
  
  
インターネットが旧時代の全てを破壊した。
  
なのに、「人間の意識」の方がそれに追いついていない。
  
  
政財界を動かす人間は、
インターネットが無い時代に青年期を過ごしていて、
  
それが理解出来ていない。
  
  
インターネットが破壊した旧時代のものは、
  
・働き方
・コミュニケーションのあり方
・(マス)メディアのあり方
・生き方
・教育
・エンターテイメント
・買い物、ショッピング
・時間の使い方
・知識、情報の集め方、発信方法
・金融、お金の集め方
・ビジネス、営業活動のあり方
・独立起業のあり方
  
人間の日常生活ほぼ全ての領域に、多大なる影響を与えた。
  
  
なのに、教育と労働のシステムは変わらない。
  
なぜか?
  
・選挙に行く高齢者と
・人を雇ってる経営者と、
・政治家、官僚のお偉いさんが、
  
インターネット・ネイティブじゃないからだ。
  
  
インターネットの影響力を分かってない人間が、
  
古い常識を持ち、
「旧時代のシステム」のまま運営しているからだ。
  
  
「インターネットの存在が当たり前の世代」からすれば、
【 時代錯誤な非効率なシステム 】に思えて当然。
  
  
若者で、そう思えない人間がいたら、
相当センス無いで。
  
  
「ネットやデジタルに弱い」という
政治家・官僚を全員クビにしたら、
  
ちょっとはマシな世の中になるかもね。
  
  
で、「教育と労働の問題」は
社会問題として噴出している訳だけれども、
  
それでもシステムが抜本的に変わる気配は無い。
  
なぜか?
  
「今のままだと良くない」のはわかるけど、
「どう変えて良いか分からない」からだ。
  
  
中井貴雄は答えを知ってるけど、
  
その「変革の負荷」を背負いたくなくて、
「問題を先送り」にして逃げ惑っている格好だ。
  
  
要するに、現時点で「多少の犠牲」が出ているとしても、
「抜本的に変えたくなるほどには追い詰められていない」という事。
  
  
「教育や労働の現場」で「多数の自殺者」が出ているとしても、
それでも「現状維持を望む平和ボケ」が多いということ。
  
  
ま、それならそれでよろしくやってちょうだいな。
  
俺は俺で、「最高の教育」と「最高の働き方」を、
自分が実践し、他人にも体現させるだけだ。
  
こっちが羨ましくなったら、教えてやっても良いよ。


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