2019年07月14日

論理思考クイズ

ここでクイズです。
  
あなたは、数年前に起こった殺人事件を捜査し、
「凶悪な殺人鬼」を追っている刑事です。
  
「被害者とその遺族の無念」を晴らす為に、
長年の捜査を続け、ようやく犯人のシッポを掴みました。
  
  
しかし、その犯人はなんと、
  
自分が事件を起こした記憶を消してしまい、
「善良な市民」を振る舞って、自分だけ平和に暮らしていました。
  
  
A.問答無用で捕まえる
B.見逃してあげる

さぁ、どっち?
  
  
  
このクイズは、「前回の記事」を踏まえて閃きました。
  
・心理を学び、理解し、体得する意義(前回の記事)
http://growheart.livedoor.biz/archives/52078098.html
  
  
それで、このクイズって作ってみて後から振り返ると、
  
「論理的思考力」や「視野の広さ」を計るのに
ピッタリだなと思いました。
  
  
ハッキリ言って、
「B.見逃す」という選択肢は有り得ません。
  
  
様々な観点から検証すると、それがわかります。 
  
  
例えば、「見逃すことを許す」とするならば、
  
【 記憶さえ消せば、どんな犯罪をしても無罪になる 】という事です。
  
  
たとえば、殺し屋を雇って、罪の無い人を殺してもらって、
その後で殺し屋の記憶を消せば、「お咎め無し」って事です。
  
  
もし、記憶を消した殺人鬼が、
自分の家の隣に住んでいたらどうですか?
  
  
自宅に刑事がやってきて、
  
「あなたの隣に住んでるコイツは殺人鬼だけど、
 人を殺した記憶が無いから見逃すわー」
  
って言ってきて、安心して暮らせますか?
  
  
記憶を消した殺人鬼が、
何百人、何千人も、「善良な市民」の中に紛れ込んでいる…。
  
そんな社会で、安心して暮らせますか?
  
  
地下鉄にサリンを撒いた奴らとか、
世田谷で一家を惨殺した犯人とか、
  
そういう凶悪犯が、記憶を消したから…と言って、
自分の隣でのうのうと暮らしていて、安心できるんですか?
  
  
  
他にも、自分の大切な家族や友人が
「殺された被害者」だったらどうですか?
  
  
事件を捜査してきた刑事から
  
「犯人を見つけたけど、記憶を無くしてるから、
 捕まえるの止めにしました」
  
って言われて、納得できるんですか?
  
  
  
さらに、刑事が「記憶を消した殺人犯」を見逃したとして、
その犯人がまた人を殺したらどうするんですか?
  
どう考えても、【 見逃した人間の責任 】になりますよね?
  
    
記憶を消した犯人が、
二度と犯罪を犯さないという保証も無いのです。
  
  
  
どうです? 

「見逃す」っていう選択肢は、どう考えてもナシでしょう?
  
  
  
「見逃しても良い」と思っちゃった人は、
このクイズがフィクションだと思ってるんですよ。
  
  
「ショーシャンクの空に」みたいな、
映画の話だと思ってる。
  
【 脱獄しても許してあげてよ! 】みたいなね。
  
  
いや、フィクションじゃないんですよ。
  
私が言いたいのは「現実的にどうなのか?」って話なんですよね。
  
  
【 記憶さえ消せば、凶悪犯でも無罪にしても良いのかどうか? 】
  
  
という、「法律(社会システム)」や「哲学」の問いなのです。
  
決して、「お涙頂戴の映画の話」じゃない。
  
  
そして、どう考えても現実的に考えれば、
  
犯人が記憶を消していようが、  
【 捕まえる 】以外の選択肢はありません。
  
  
捕まえなきゃ、社会的秩序が成り立ちません。
  
  
たとえ、わざとじゃなくても、
自動車で他人を轢いたら逮捕されるのです。
  
"意図的に"人を殺しておいて、
記憶を消したから許される…なんて話はバカげています。
  
  
  
ね? ここまでくれば、
  
「見逃す」はあり得ないし、「捕まえる」しかない。
  
  
  
で、ここからが私の本当に伝えたい事です。
  
  
この社会では、記憶を消している訳じゃなくても、
  
罪悪感を感じたくなくて、感受性を閉ざし、
  
実際にはネガティブな事をしているのに、
本人は【 自分自身さえ騙して、善人を振舞っている… 】
  
  
そんな人間がたくさん居るのです。
  
  
感じることを止め、考えることを止め、
  
実際には「自分が社会に害を与えている」のに、
【 その事実から目を背け続けている人間 】がたくさんいるのです。
  
  
前回の記事で言うところの、
  
「中身の腐った弁当箱」を押し入れに閉じ込めて、
忘れているという事です。
  
  
「記憶を消した殺人犯」と同様に、
  
自分は「社会にとって有害な行為」をしているのに、
【 その事実を認めたくなくて、逃げようとしている 】のです。
   
   
大人たちは、自分たちが罪悪感を感じたくないが為に
現実逃避を続け、
    
そのシワ寄せで、
【 子供たち(人類・世界)の未来 】が犠牲になっています。
  
  
  
このクイズで言いたいのは、
  
捕まるべきは、ネガティブ感情から逃げたくて、
【 現実逃避をしている大人たちだ 】という事です。
  
  
もう一度言いますが、その現実逃避のせいで、
  
【 子供たち(人類・世界)の未来 】が犠牲になっているのです。  
  
  
自分の胸に聞いてみてください。
  
【 自分は、本当に子供たちにとってベストな生き方・選択をしているのか? 】
  
  
それとも、【 自分がネガティブ感情から逃げたいだけなのか? 】
  
  
  
自分は一体、何を最優先に生きているのか?
  
  
もう理解できたと思いますが、
「記憶を消していようが、犯人は捕まるべき」なのです。
  
  
自分のやったこと、やっていることから目を背け、
ネガティブ感情から逃げ、現実逃避を続けてきた大人たちも、
    
【 悔い改め、罪を償い、更生するべき 】なのです。


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