2019年02月13日

「教育者」と「審査員・面接官」

「教育者の目的と役割」は、生徒を【 上達 】させること。
  
  
「生徒の上達」を何より喜んでこそ、教育者の正しい反応。
  
  
生徒にご機嫌を取ってもらって喜ぶ教育者は、
教育者ではない。
  
  
「上達」にフォーカスせず、 
  
自分に自信が無い人間同士、
教育者と生徒がヨイショし合っているのは、
  
ただの自己満足。
  
  
あなたがボイストレーニングに行ったとして、
  
・本当に上達させてくれる先生と、
  
・今のままで充分に上手い!と、
 機嫌を取って持ち上げてくれる先生
  
どちらを好むか?
  
  
  
相手が「審査員」や「面接官」なら、
「一瞬の結果」を判断するのが仕事だから、
   
上辺を見繕う事も通用するかもしれない。
  
  
しかし、教育者は審査員でも面接官でもない。
  
  
学校のペーパーテストというのは、
「審査員」や「面接官」に判断されるのと同じこと。
  
一発勝負でどれだけ高評価を得るか? が大事。
  
  
だから、要領よく「審査員」や「面接官」から、
高評価を得るノウハウが蓄積される。
  
  
しかし、それは教育者の仕事ではない。 
 
  
教育者は、【 上達させる 】のが仕事。
  
  
もう一度言うが、教育者は、審査員でも面接官でもない。
  
  
相手の現在のレベルを知るのは、
  
【 生徒の上達に必要な情報を得る為 】であって、
  
審査や面接の為ではない。
  
  
社会の中で長く生きていくのに必要なのは、
  
「要領よく審査や面接をクリアする能力」より、
    
【 絶えず上達を続ける 】こと。
  
  
面接官や審査員から高評価を得ることばかり追いかけて、
  
【 上達 】にフォーカスしていない時点で、
  
  
教育者としても、生徒としても、
  
「三流以下」としか言いようがない。


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