2018年07月15日

ネガティブな本音からの逃避

私は以前の記事で、
「読者の反応を把握してから、次に書く文章を考えている…」
  
という事を書きました。
  
  
前回、前々回の「世界観に関する記事」の内容は、
かなり理解してもらっている感触はありますが、
  
しかし、一方で「大きな抵抗」も感じます。
   
   
その抵抗の正体を探ってみましたが、
  
【「良い人間では無い自分」を認めたく無い 】
  
というのが、抵抗の理由の様ですね。
  
  
私は、心理の動きを熟知していますから、
  
「読者がどのような反応をするのか?」
  
という事を計算しながら、文章を構築し、投稿しています。
  
  
私の文章を読んだ人間が、
  
幼少期に植え付けられた
「ネガティブな思い込み」から解放される様に、
  
設計してある訳です。
  
  
ネガティブな思い込みが外れれば外れるほど、
  
自分の「潜在意識の欲求」を汲み取れるようになって、
【 自発的&持続的な「やる気」】が湧くようになりますからね。
  
  
だから私の文章って、めちゃくちゃ心に刺さるでしょう?
  
ちゃんと、「心に刺さるように設計してあるから」です。
  
「刺さる」って言うか、
「えぐられる」って言う方が正しいかもしれませんが(笑)
  
それも、あえて「心に大きな変化」が起きるように
計算ずくなのです。
  
  
で、ここからが本題ですが、
  
ここ最近の40件くらいの記事は、
  
・自分を愛することの重要性
・潜在意識の仕組みとその活用法
・幼少期の世界観の植え付けが人生を左右していること
・人類が視覚情報に依存しているから、心理が不得意であること
・心理が不得意だから、経済も不得意になっていること
  
について、語ってきました。
  
  
みなさんが信じてきた事を、次々と覆しているので、
かなり頭の処理能力を使わされているんじゃ無いかと思います。
  
  
ただ、人間は「自分が認めたく無い事実」から、
  
「無意識的に目を背ける」ような力学が働いています。
  
  
先日の西日本の豪雨に関するニュースでは、
  
「自分だけは大丈夫…」と思ってしまう、
【 正常性バイアス 】の話が話題になりました。
  
  
「自分が危機的状況に追い込まれている…」 
  
それが事実だとしても、
それを感情的に認めたく無い人間は、事実から目を背けようとします。
  
  
要するに、人間はそもそも、
  
【(感情的に)都合の悪いことは、認めたがらない性分 】なのです。
  
  
だから、ガリレオ・ガリレイが地動説を唱えた時も、
  
当時の宗教家にとっては「自分たちに都合が悪い話」だから、
中立的な視点から検証できずに、頭ごなしに否定した訳ですよ。
  
  
で、これまでの約40件の記事で、
「自分に都合の悪い事実」を、バイアスに負けず、
  
ちゃんと中立的に、
真正面から受け止められている人もいると思います。
  
  
一方で、まだまだ無意識レベルの
バイアスに負けてしまっている人もいるでしょう。
   
  
じゃあ、一体何がバイアスになっちゃってるんだろう?
  
って事を解き明かすのが、私の仕事です(笑)
  
  
で、大きなバイアスを生むひとつの原因となっているのが、
  
【 自分は「良い人間では無い」という事を認めたく無い 】
  
という、心理的抵抗です。
  
  
これまでに何回か言っている事ですが、
  
・夢は世界平和です!
・世の中を変えたい!
・人の役に立ちたい!
  
って、そういう事を言っている人はたくさんいる訳ですが、
そういう発言をしちゃっている人の本当の理由は、
  
【 無意識レベルの「承認欲求」から来ているパターン 】が  
非常に多いわけです。
   
  
【 世の中や社会を変えたい、役に立ちたい 】
  
という気持ちよりも、
  
  
他人から「優秀&良い人だ」と思ってもらう為に、
  
・善人ぶりたい
・賢ぶりたい
・有能ぶりたい
  
っていう「潜在意識下の欲求」の方が、遥かに強い訳です。
  
  
まぁ、【「悪人」と「バカ」を無価値な存在 】として、
裁きまくっているのでしょう。
  
  
なので、「社会貢献」を口にしている人で、
  
心の底から本気の人って、実はあんまりいないんですね。
  
  
それよりも、潜在意識レベルの本心では、
「自分が他人から良く思われること」の方が、遥かに大事なのです。
  
  
でも、そんな「自分の本音」は決して認めたく無い。
  
だって、めちゃくちゃダサいし、
自分が裁いている「悪人&バカ」みたいだから…。
  
  
それに、
  
「口先ばかりのヤツが多くて、
 本当は社会貢献を考えている人が少ない…」
  
という事実を理解してしまったら、
世界や社会の未来に、希望を持てなくなってしまいます。
  
世界や社会の未来に対して、【 幻滅&絶望 】してしまいます。
  
  
なので、
  
【 社会貢献を語るほとんどの人が、口先だけの人間ばかりである 】
  
という事実を、頑なに認めたく無いのです。
  
  
それは、【 自分と人類に対する幻滅・絶望 】に繋がっているからです。
  
  
イヤーな気持ちがしてきましたか? 計算通りです(笑)
  
  
でも、事実は事実と認めなければ、
バイアスによって身を滅ぼすことになります。
  
  
ガンになった人が、代替療法ばかりに依存しすぎて、
適切な手術が遅れて結果的に死んでしまう…
  
というパターンもありますけど、現実逃避は身を滅ぼします。
  
  
事実として、
  
社会貢献を口にする人の中で、
心の底から本気の人間はほとんどいないのです。
  
  
みんな、それよりも、
  
潜在意識レベルでは、
他人から「優秀かつ良い人だ」と思ってもらう為に、
    
・善人ぶりたい
・賢ぶりたい
・有能ぶりたい 
  
という気持ちの方が、遥かに強い訳です。
  
  
・本当に世の中を変えたい!
・それが自分の中で最も強い想いだ!
   
と思っている人がいたら、私に強く共感するハズです。
  
  
「中井貴雄が有名になったら、
 自分のお株が奪われるんじゃ無いか…?」
  
と、不安がっている様な人間は、
【 社会貢献よりも、保身の方が遥かに大事 】なのです。
  
  
なぜ、私が未だに有名では無いのか?
   
それは、「本気で世の中を良くしたい」と思っている人が、
そんなに数多くいないからです。
  
  
それよりも、
「他人から認められたい」という気持ちの方が遥かに強い。
  
要は、幼少期に満たせなかった、
「潜在意識の欲求」に翻弄されている訳です。
  
  
精神年齢が、「自分を見て!見て!」と主張する、
幼稚な子供の時のままで止まっているのです。
  
  
でも、それ自体は自然な事です。
  
  
幼少期に満たせなかった想いは、
大人になっても潜在意識下に残り続ける…、
  
それが、心理のメカニズムですから。
  
  
だから、本音じゃ無い口先の社会貢献を語る前に、
  
まず、【 他人からの賞賛に飢えている自分自身 】を、
素直に認めなさいよって事です。
  
  
本当は、口先だけで、
【 社会貢献なんて本気じゃ無い自分自身 】を認めなさいよ。
  
  
  
自分の潜在意識は、
社会貢献に本気になれるほど、まだまだ大人じゃ無いんだ!と、
  
それを、潔く認めなければなりません。
  
  
じゃあ、どうすれば
「他人からの賞賛に飢えている自分自身」を満たして、
  
【 潜在意識の精神年齢 】を高めて行けるのかって?
   
  
具体的な実践方法は、
私か、私の教え子に金払って学んで下さいな。


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