2018年06月22日

「自分を愛する」という事

私はこれまで、「時間」や「チャンス」を無駄にする人を、
数多く見てきました。
  
そして、そういう人たちの思考回路を、
ずっと理解できませんでした。
  
  
「時間」や「チャンス」を最大限有益に活かせば、
【 素晴らしい生活や人生 】が手に入るのに、なぜそうしないのか?
  
ずっと不可思議でした。
  
  
私が思うあるべき姿は、【 チャンスは平等、結果は公平 】です。
  
チャンスを活かさずに、良い結果が得られないとしても、
それは完全に本人の自業自得です。
  
私は、チャンスを活かさない人が野垂れ死のうとも、
一切同情しません。
    
  
この世には、「やる気」も「才覚」も備わっているのに、
【 チャンスが無くて苦渋を舐めている人 】もいるのです。
  
  
現代の日本では考え辛いかもしれませんが、
  
歴史を振り返れば、
  
どんなに「やる気」や「才覚」を備えていても、
「生れた家柄・人種によって、既に決着が付いてしまっている…」
  
という状況もたくさんあったのです。
  
  
「どんなに優秀でも、家柄・人種によって活躍の場を与えられない…」
  
そんな人もいたのです。
  
  
それを世間では、【 差別 】と呼びます。
  
身分・家柄差別、部落差別、人種差別、男女差別、学歴差別…、
  
  
世間から「差別・偏見」が無くなれば無くなるほど、
  
チャンスは平等に与えられ、「公平な実力主義」に変化していきます。
  
  
そして、チャンスが平等に与えられている中で、
  
自分に結果が伴わないとしたら、完全に【 自分の実力不足 】です。
  
  
私は、個人的に
「歴史」というジャンルの学問は、あまり好きな方じゃ無いです。
  
でも、きちんと歴史から学ぶべき部分は学んでいます。
  
  
昔は、差別もあったし、飢饉で人が死ぬこともあった。
  
職業選択の自由、表現の自由、思想の自由も無かった。
  
  
昔に比べれば、
「非常に素晴らしい世界になった」と言えるでしょう。
  
  
昔の、「ないない尽くし」の状態から、
現代は、「あるある尽くし」の社会になったのです。
  
  
で、多くの人が、それに慣れきって平和ボケを起こし、
  
【「あるある尽くし」の有り難み 】を忘れてしまいました。
  
  
食べ物、便利な生活、人権、自由、時間、チャンス…、
  
貴重なモノたちを、貴重だと思えなくなってしまったのです。
  
  
特に、【 憲法 】で保障されている、
「言論の自由、思想の自由、表現の自由」は、素晴らしいモノです。
  
  
私がもし「中国」か「ロシア」の生まれだったら、
【 刑務所の中 】にいるかもしれませんからね(笑)
  
まぁ、そういう国に生まれたら生まれたで、
捕まらないように、目立たないようにやりますけど(笑)
  
  
堂々と政治家や権力者を批判できる社会というのは、
非常に健全で、素晴らしい事なのです。
  
  
それで、話は元に戻りますが、
  
私が「時間」や「チャンス」を無駄にしたくないのは、
「この一度きりの人生」に、思いっきり懸けているからです。
  
この自分の人生自体が、
【 一切無駄に出来ない、貴重すぎるチャンス 】だと捉えているのです。
  
  
・そんな風に捉えている私と、
・特に人生に懸けておらず、時間やチャンスを無駄にしまくる人と、
    
一体、何が違うのか?
  
  
その答えは、【 自分自身を愛しているか否か? 】にあります。
  
  
「自分を愛して下さい。」
  
宗教家や、自己啓発の講師・著者もそう言うかも知れませんが、
そのような軽々しく薄っぺらい綺麗事じゃ無くて、
  
この事は、【 非常にシリアスに、真剣に 】捉えて下さい。
  
  
「愛する」という言葉を別に言い換えるなら、
  
【 大切に想う 】という言葉が適当かと思います。
  
  
要するに、この社会では、
  
【 自分自身を大切に想っていない人が大多数 】なのです。
  
  
これは、極めて異常な事です。
  
  
自分自身を愛している人は、
呼吸するかのように自分を愛し、他人を愛します。
  
呼吸するかのように自然にやっている事だから、
【「自分を愛していない人」の「気持ち」や「感覚」】がわかりません。
  
  
「自分を愛する? 自分を大切に想う? 
 当たり前じゃん! 何をわざわざ当然のこと言ってんの?」
  
って感じです。
  
  
しかし、自分を愛していない人からすると、
  
「自分を愛する? 自分を大切に想う?
 何を言っているのかわからない… どういうことかわからない…」
  
という感じなのです。 
  
  
当然ながら、成功者には、
呼吸をするかのように自分を愛している人が多いです。
  
  
でも、多くの成功者は、
【「自分を愛さない人がたくさんいる」という事実 】にすら気付いていません。
  
だから、成功者が他人にアドバイスしても、
【 根本の部分で「深い溝」がある 】から、話が通じない事も多い訳です。 
  
  
「自分を愛する」という感覚は、
基本的に【 自分を育てる親 】から教わります。
  
  
ですが、「自分を愛していない親」に育てられた子供は、
【 自分を愛さない事の方が自然 】という感覚に育ちます。 
  
  
「核家族化」の加速や、「近所付き合い」が減っているご時世、
  
子供が「人生観」や「人間観」を学べる大人は親しかおらず、
  
その親がネガティブであれば、
子供も「親の思想」に、そっくりそのまま染まってしまいます。
  
  
もちろん、学校教育では、
【「自分を愛する事」を学ぶ授業 】などありません。
   
  
ですから、「自分を愛する感覚」を教わる機会が無く、
  
そのまま大人になっている人々で、社会は溢れかえっている訳です。
  
  
では、「自分を愛していない人」の思考回路は、
どういう風になっているでしょう?
  
  
一言で言えば、【 自分よりも、他人の方が大切 】です。
  
  
「自分よりも、他人の方が価値がある」という観念です。
  
  
まるで、インドの様な階級社会の中で、
奴隷に生まれついたかのような思想です。
  
  
日本の憲法や法律の中に階級は定められていませんが、
人間の思想の中に、階級が存在しているのです。
  
  
「自分よりも他人の方が価値がある」と思い込んでいると、
ことある毎に自分より他人を優先する事になりますし、
  
何よりも、
【「自分を大切にする」という「行為」や「気持ち」】に、
  
強い「罪悪感」を感じるようになってしまいます。
  
  
【 自分自身を大切に想おうとすると、罪悪感を感じる… 】
  
この思考回路が、どれほど異常な事かわかりますか?
  
  
アメリカ、ヨーロッパ、日本…、それぞれの近代的な憲法は、
  
「国民みんなが幸せになれる様に…」という理想を元に、
作られている訳です。
  
  
でも、国民自身が無意識レベルで、
「自分は幸せになってはいけない」と思い込んでいるのです。
  
  
つまり、憲法によって階級制度は廃止されても、
人間の無意識の中に、階級制度は残り続けているのです。
  
  
「自分は幸せになれない」と思い込んでいる人は、
心の奥底では【 他人の幸せを妬む 】ようになります。
  
つまり、他人の幸せの足を引っ張る様になるのです。
  
  
自分をうまく愛せない人は、他人もうまく愛せないのです。
   
  
「自分は幸せに相応しくない」と思い込んでいる人は、
  
どれだけ周囲からサポートやチャンスを与えられても、
「差し延べられた手」を掴もうとはしません。
  
そもそも、
【 無価値な自分が幸せになる事は、悪い事だ! 】と思っているからです。
  
  
真実は、自分の幸せを追求する事で、他人の役にも立てるのに…。
  
  
この「論理的に筋の通った事実、真実」を理解できず、
【 非論理的で歪んでいる、親から受け継いだ思い込み 】の方を、
  
盲目的に信じてしまうのです。
  
  
  
社会貢献に対して本気になれる人は、自分を愛している人です。
  
  
「義務感」や「見栄」が動機で社会貢献を
しようとしている人もいるでしょうが、
  
そういう人たちは、みな本気じゃありません。
  
  
人間が、自分自身に対しても、他人や社会に対しても、
  
【 建設的かつ生産的な行為 】を行おうとするのであれば、
  
まず、「自分を愛する」という項目をクリアしなければなりません。
  
  
自分を愛するからこそ、
「もっと幸せになりたい! もっと快適に暮らしたい!」  
  
という、向上心も湧いてくるのです。
  
  
おそらく、この日本社会においても、
   
【 自分を愛していない社長、経営者 】がたくさん存在しているでしょう。 
  
  
しかし、自分を愛していない社長、経営者は、
  
「お金」や「仕事の成果」によって、
自分の存在意義を埋めようとしているので、
  
【 自分と社員の幸せ 】に意識が向かうことはありません。
  
  
「幸せ」に意識が向かない限り、【 真の「働き方改革」】は不可能です。
  
  
  
私個人は、お金より幸せを重視しているから、
「時間にゆとりのある生活」をしているのです。
  
  
時間を犠牲にして、金儲けに走る事もできますが、
私は「お金」で自尊心を埋めようとしている訳では無いので、
  
そんな事をする必要が無いのです。
  
  
「自分を愛していない人」は、
自分の存在価値や存在意義を、外側の何かで埋めようとします。
  
お金、地位、名誉、学歴、他人の評価、友人の数、恋人…、  
  
  
しかし、いくら外側の何かを手に入れても、決して満たされる事はありません。
  
  
根本部分で、「自分には価値が無い」と思っているので、
  
【 自分の価値を失って、他人から見捨てられなくない! 】
  
という「不安」や「強迫観念」が、常に付きまとっているのです。
  
  
「外側の何か?」には高い価値があって、
「自分の内面には価値が無い」と思っているのです。
  
しかし、それは思いっきり勘違いですし、
「外側の何か?」を手に入れても、満たされないのです。
  
それに、「外側の何か?」は、
いつ失われるかもわかりませんから、常に不安が付きまとうのです。 
  
  
という事で、
  
【 自分を愛する 】というテーマをクリアしない限り、 
  
人間が抱える根本的な問題は、絶対に解決しないのです。
  
  
日本社会が抱える、【 家庭、経済、教育 】の問題も、
  
各々が「自分を愛する」というテーマをクリアしない限り、
絶対に解決しないのです。


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