2018年06月21日

感性がなければ非論理

論理的思考というのは、カンタンに言うと、
「何と何がイコールで、何と何がイコールで無いのか?」
  
という事をハッキリさせていく事です。
  
そうやって、
【「事実」や「物事の因果関係」を解明し、説明する 】のが論理的思考です。
  
  
そういう意味で、「数学」に似ています。
  
数学の公式や定理も「○○=○○」という式になっているでしょ?
  
  
私はあまり「数字」には興味がありませんけど、
  
「数字」の代わりに、
【 単語の定義(概念)】を用いて考えているのです。
  
  
裁判所で容疑者が犯人かどうか?特定していくのにも、
「論理的なプロセス」が使われていますが、
  
「論理的」という事は、「客観的」という事です。
  
  
「理科」や「数学」は【 客観的な教科 】だからこそ、
世界中どこの国で学んでも、内容は同じです。
  
   
しかし、「歴史」や「宗教」になると「主観」が入ってきますから、
教える国によって内容が変わってきます。
  
  
で、私は「人間の心理」を物理学的に捉えて、研究してきました。
  
「人間の心理にも必ずメカニズムがあるはずだ!」と、そう考えたのです。
  
  
ところが、大学においては、
「経済学」や「心理学」は【 文系 】に区分される所が多い様です。
  
「どこが文系やねん!」と、全力でツッコミを入れたい。
  
  
しかも、「統計データ」を持って来ては、
  
「科学的なアプローチによる心理学!」とかのたまっているのです。
  
  
もうね、アホかと。
  
  
統計データの、どこが科学やねん!と。
  
  
科学って言うのは、「絶対の自然法則」を明らかにしてこそ科学。
  
  
・慣性の法則
・質量保存の法則
・フレミング左手の法則
  
そういう「あらゆる現象に通じる法則」を明らかにするのが科学なんだよ。
  
  
「統計」って傾向を知る為のモノでしょ?
「統計」って例外を許すでしょ?
   
その時点で、科学じゃねーーーーーーーーーよ!!!!
  
  
東大に入学する学生の親は、統計的に高収入が多いから、
「東大学生の親は高収入の法則」って言うのか?
  
言わねーよ。
  
  
高収入じゃない家庭の中から、
東大に入学する学生が一人でもいたら、それは法則とは呼ばない。
  
  
で、私は「科学や物理学の法則」と同等に、
  
【 人間心理に共通する法則 】をこれまで明らかにしてきた訳です。
  
  
で、ここ最近は「潜在意識」について語ってきましたが、 
  
  
潜在意識下には、本人がまったく自覚していない、
「盲点となっている思い込み」が存在しています。
  
それを、【 ネガティブ観念 】と呼びます。
  
  
「ネガティブ観念」を持っている状態とは、 
  
無意識レベルで、
【 真実では無い事を、真実だと思い込んでいる状態 】です。
  
  
このネガティブ観念というのは、非常に厄介で、
  
プロの私でも、
自分のネガティブ観念の存在に気付くのは難しかったりしました。
  
  
まぁ、現在の私は、
全てのネガティブ観念を根こそぎゼロにしましたけどね。  
   
  
【 真実では無い事を、真実だと思い込んでいる状態 】
  
の具体例を出すと、
  
例えば、「お金(豊かさ)は限られていて、奪い合うものだ!」
  
というネガティブ観念があります。
  
  
「世の中のお金(豊かさ)は限られている」と思い込んでいると、
  
他人からお金を受け取る事に罪悪感を持ったり、
他人にお金を支払うときに被害者意識を持ったりします。
  
  
しかし、実際はそうではありません。
  
  
多くの人間が、自身の仕事によって、
ゼロから価値を生み出しています。
    
人間は、いくらでも無から有を生み出せる存在です。
  
  
豊かさが限られているなら、
なぜみんな、江戸時代より快適な暮らしをしているのですか?
  
  
実際には、
  
みんなが、ゼロから価値を生み出したことによって、
「社会全体の富」が増えているわけです。
  
  
なので、「お金(豊かさ)が限られている」というのは、
まったく、真実ではありません。
  
  
他人にお金を支払うときには、
多くの場合、それ以上の価値を受け取っている訳です。 
  
自分は得をしているのに、「お金を奪われた」と感じるのは、
【 まったくのお門違い 】なのです。
  
  
昔と比べ、毎月の給料はあまり変わっていないかも知れませんが、
  
便利な製品が世の中にたくさん出てきて、それを購入する事で、
人々の生活は、昔に比べて格段に良くなっているのです。
  
  
なので、お買い物をしたときに、
お金を奪われていると感じるのは、非常に非論理的なのです。
  
  
と、こんな風に、
  
人々は無意識的に「真実で無い思い込み」をたくさん抱えています。
  
  
もうひとつお金で言うと、
多くの経済学者が、「富裕層に多くの税を課せ!」と言います。
  
それも、まったく「的外れ」だなと思うんですが、
  
本当に経済をわかっているのは、
経済学者よりも、商売をしている経営者ですよ。
  
  
経済学者は、大学から給料をもらっているでしょ?
  
【 お金を稼ぐ方法 】なんて、まったく知らないのです。 
   
   
自分がお金を稼ぐ方法を知らないのに、
人々が経済力を身に付ける方法なんて思い付きません。 
 
だから、「既にたくさん持ってるヤツから取れば良い!」
  
みたいな、【 短絡的な発想 】しか出来ないのです。
  
  
「自ら価値を生み出して、それを売って金を稼ぐ…」
  
そのプロセスを経験していない人間が、
経済の何を知っていると言うのでしょう?
  
  
まぁ、そんな風に、
  
人々が抱える「無意識レベルかつ無自覚」の、
【 真実では無い思い込み 】は、多岐にわたります。
  
  
そして、「真実ではない」という事は、
  
【 まったく論理的では無い 】と言う事です。
   
   
人間が潜在意識下に抱える、
「無意識レベルかつ無自覚の、真実では無い思い込み」
  
これは、全てが論理的では無い、非論理的な思い込みです。
  
  
この非論理的な思い込みに気付き、
「自分の信じてきたことは真実ではない」と理解するには、
  
【 自分の潜在意識の要望を感じる事 】と、
【 心理のワークに取り組む事 】が、必要不可欠です。
  
  
それをせずして、
自らの「非論理的な思い込み」に気付く事はできません。
  
  
つまり、
  
・自分の潜在意識の要望を感じていない、
・自分の心理や内面に取り組んでいない…、
   
その時点で、もう非論理的な考えに染まってしまっているのです。
  
  
科学がここまで発展してきたのは、
  
「視覚化できる科学的現象」については、
非論理であれば、すぐに発見され、修正されるからです。
  
  
ところが、人間の内面となると、視覚化できません。
  
  
視覚化できませんから、
自分の考えに矛盾を抱えていても、なかなか気付けないのです。
  
  
という事で、、
視覚化できる「数学、科学、物理学」などは良いのですが、
  
心理学、経済学については、
【 視覚化できない人間の内面 】が絡んでいて、
  
しかも、なかなか自覚できない
【 真実でない思い込み 】も、人それぞれ抱えているので、
  
なかなか真実を解明できず、発展もしない訳です。
  
  
という事で、心理学や経済学においては、
  
・視覚化できない人間の内面の動きを観察できる「感性」と、
  
・真実では無い思い込みに気付いたり、
 客観的なメカニズムを解明できる「論理的思考力」と、
  
その両方が求められる訳です。
  
  
もっと簡潔に言うと、
  
・「感情」や「欲求」をモニターできる【 感性 】
・真実で無い思い込み、メカニズムを明らかにできる【 論理的思考 】
  
です。
  
  
感性に乏しいのに、論理的思考だけ働かせようとしても、
  
潜在意識下の【 真実では無い思い込み 】には気付けません。
  
  
真実では無い思い込みを、真実だと信じたまま、
  
それをベースに思考を巡らし、的外れな方向に進んでしまうのです。 
  
  
なので、心理や経済について語るとき、
  
「感性」と「論理的思考力」と、
その両方を兼ね備えていない人は、
    
【 全員が、真実では無い事を真実だと信じたまま、
 「非論理的」かつ「的外れ」な事を語っている 】
  
という訳です。


mixiチェック

haxe501 at 17:52│clip!