2018年06月08日

ヒーローの責任

私は幼い頃、アンパンマンに憧れていました。
  
優しい正義のヒーローです。
  
アンパンマンがバイキンマンを殴る時、
一体、どういう気持ちで殴っているのでしょうか?
  
自分が子供の頃は、そんな事を考えたこともなく、
ただ、「悪者から罪なき人々を守った」
  
きっと、その「見栄えが良い部分」だけしか、
認識していなかったのだと思います。
  
幼い子供は、アイドルがステージの裏で、
どんな苦労をしているのか知らないのと同じです。
  
  
じゃあ、今アンパンマンの気持ちを想像してみると、
殴る時に快感を覚えているでしょうか?
  
きっと違います。
  
  
・極力やりたくないけど、最終手段として仕方なくやっている
・責任感の強さから、結果を背負っている
  
そういう気持ちでしょうね。
  
  
では、私にとっての敵は何か?
  
ひとりの人間そのものが私の敵になる事はなく、
私の敵は、「人間の内面に潜む闇」です。
  
人間の一部分。
  
  
医者にとっての「ガン細胞」みたいなモノです。
  
現代の医療では、ガンを除去する為には、
身体に負担を掛けざるを得ない場合もあるでしょう…。
  
強い薬を投与したり、
手術して身体をメスで開いて患部を切り取ったり。
  
人の血を見るのが好きな医者はあまりいないでしょう。
  
でも、強い責任感から結果の為にあえてやっているのです。
  
私がやっているのも、まさにそんな所ですね。


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