2018年05月06日

影響力を持たない人間など存在しない

ここ最近のテーマは、「責任感」ですが、
  
私には、「無責任な人間の気持ち」が、
サッパリわかりません。
  
  
私にとっては、
  
「周囲の他人・家族に対して責任感」を持つことも
「社会・世界に対して責任感」を持つことも、
  
ごくごく普通、至って当たり前、当然のことです。
  
  
自分にとっては当たり前のこと過ぎて、
「無責任な人の感覚」が、まるでわかりません。
  
  
「無責任」ってことは、自分も他人も損をするのです。
「責任感を持つ」ってことは、自分も他人も得をするのです。
  
  
なぜ、わざわざ
【 自分も他人も損をする様な思想 】を採用しているのか?
  
  
それがサッパリわからないので、
ちょっと研究してみました(笑)
  
  
で、わかりましたよ。
  
「無責任な人間が、なぜ無責任でいられるのか?」
  
  
無責任な人が、無責任でいられる理由は、
   
【 自分の影響力を、過小評価しているから 】です。
  
  
この結論に辿り着いたとき、全てが腑に落ちましたね。
  
  
無責任な人ほど、
  
「自分が何かしたぐらいで、周りが変わる訳が無い…」
  
そんな風に思い込んでいる訳です。
  
  
これも、【 壮大なる勘違い 】ですよ。
  
  
「影響力を持たない人間」なんて、
そもそも存在していないのですから。
  
  
全ての人間が、
【 他人や社会に対する影響力を持っている 】のです。
    
それが、揺るぎない真実です。
  
  
  
例えば、私は経済的に成功する事ができましたが、
  
もし、私がこの年でニートにでもなっていたら、
  
自分の両親に対して、精神的にも経済的にも、
激しい負担を掛け続けていた事でしょう。  
  
  
つまり、「多大なる悪影響」を及ぼしていた事になります。
  
  
しかし、自分が経済的に成功した事で、
  
両親には、精神的にも経済的にも、
プラスの影響を与える事が出来ています。
  
  
自分の身の振り方ひとつで、
【 家族に対して甚大な影響 】を及ぼすのです。
  
  
要するに、人間って言うのは、
  
生きているだけで、存在しているだけで、
【 自分が関わる他人に対して、何かしらの影響を与えている 】のです。
  
  
良い影響も、悪い影響も…です。
  
  
社会の中で生きている以上、
「他人や社会に影響を与えていない人間」など存在しません。  
  
  
人間というのは、
  
・他人と、互いに影響を与え合う…
・社会と、互いに影響を与え合う…
  
そうやって、存在しているのです。
  
    
人間は、
  
他人から「多くの影響」を受け取っているし、
自分も他人に「多くの影響」を与えています。
  
社会から「多くの影響」を受け取っているし、
自分も社会に「多くの影響」を与えています。
  
  
それが、事実です。
  
  
例えば、ツイッターなんかで、
  
一般人のツイートが大量にリツイートされて、
それが、ネットニュースのトップに上がってくる事もあります。
  
  
【 一般人も、社会に影響を与えている 】って事です。
  
  
そもそも、インターネットという発明は、
【 一般の個人が強い影響力を持てる 】という発明ですよ。
  
  
つまり、インターネットにアクセスしている時点で、 
  
【 もう既に、社会に対する影響力を持ててしまっている状態 】です。
   
  
本人の好む、好まざるに関わらず…です。
  
  
ツイッターでは、
有名人と一般人がコミュニケーションしていますが、
  
こういうことも、インターネットの恩恵です。
  
  
インターネットさえあれば、
いくらでも、個人が社会に影響を与える事は可能なのです。
  
その土壌は、環境は、既に用意されているのです。
  
  
  
それに、一般人の起こした事件とか、一般人の何らかの活動とか、
そういうのがマスコミに取り上げられる事もあります。
  
とある一般女性が、勇気を出してセクハラを告発したことで、
社会全体が大きく動くことだって、実際に起こっています。
  
  
一般人の行動が、世の中を、世論を動かしている訳です。
  
  
  
人間は、ただ生きているだけで、ご飯を食べる必要があります。
   
ご飯を食べるって事が、
もう既に「社会からの影響を受け取っている」って事です。
  
  
で、「ご飯は食べるけど、働かない」って人間がいたとしたら、
  
そいつは、「責任を果たそうとしない人間」ってことになりますし、
  
【 社会に対して、マイナスの影響を与えている事 】になるのです。
  
  
自分がご飯を食べて、社会から価値を受け取ったら、
自分も働いて、社会に価値を提供する。
  
そうやって、バランスが取れますし、公平です。
  
  
でも、社会から価値を受け取っているのに、
自分が社会に価値を返そうとしない人間がいたとしたら、
  
そいつは、【 社会にとって「お荷物」】です。
  
  
私だって、もしニートになっていたら、
  
「家族にとってのお荷物」になっていたでしょう。
  
  
価値を受け取った分だけ、価値を返す。
  
これが、責任です。
  
  
例えば、友達と昼の12時に、駅で待ち合わせしたとしたら、
ちゃんと時間通りに出向くのが、約束です。 責任です。
  
  
「責任を果たさない」って事は、
「約束を破る」っていうのと同じ事です。
  
  
ことごとく約束を破りまくる人間と、ずっと友達でいられますか?
  
  
相手が家族だって、
そいつが約束を破りまくるなら、もう信用できませんよ。
  
  
「責任」と「約束」は、非常に近い概念、似た様な概念です。  
  
  
人間が、社会の中で生きている以上、
他人と関わって生きていく以上、
    
【 他人と、約束をしながら生きていく 】って事です。
  
  
レストランで、メニューを注文するという行為だって、
  
「お店と自分の約束」です。
  
  
・お店は、注文通りのメニューを出す。
・自分は、メニューに書かれている金額を出す。
  
それが、互いの約束です。
  
  
たとえ、相手が家族であろうと、
約束を守らない人間とは、付き合っていられません。
  
  
約束を守らない相手からは、
【 マイナスの影響 】しか受けませんからね。
    
   
約束を破る人間、責任を果たさない人間…、
  
こういう人は、社会や他人に「マイナスの影響を与える人」です。
  
  
だから社会や他人も、
そういう無責任な人に対しては、冷たい態度になるのです。
  
  
「自分なんて、他人に大した影響力が無いだろう…」なんて、
  
勘違いも甚だしい。
  
  
駅のホームで、走る電車に飛び込み自殺したら、
どれだけの悪影響を、他人に与えると思いますか?
  
  
一般人だろうと、
  
「他人に大きな悪影響を与える事」など、
非常に容易いことなのです。
  
  
一般の個人が、
  
社会に対してマイナスな影響を与える事など、
本当に容易いことです。  
  
  
ヨーロッパでは、
自動車で人混みに突っ込んでいくテロがあるでしょう?
  
たった一人の個人が、
相当、社会に対して「マイナスの影響」を与えています。
  
  
逆もまた真なり…と言うことで、
  
社会に「マイナスの影響」を与える事ができるのであれば、
社会に「プラスの影響」を与える事も、できて当然です。
  
  
本人がその気になれば、
インターネットを使えばカンタンな事です。
   
  
私は、自分と他人が、自分と社会が、
「互いに影響を与え合っている」という事をよく理解しています。
  
  
だから、社会に対してプラスな影響を与えようとするのです。
  
  
それに、「無責任な連中のせい」で、
  
【 自分や罪の無い子供が、どれだけ不利益を被っているのか? 】
  
って事も、よく理解しています。
  
  
だから、無責任な人間に腹が立つのです。
  
  
例えば、年金問題にしても、不祥事が多いですが、
それも、無責任な連中がやっているからでしょ?
  
無責任な連中のせいで、人々は不利益を被っているのです。
  
  
未来人が語る、未来のとあるバージョンの世界では、
  
世界の海が放射線で汚染されてしまって、
「あらゆる海産物が食べられない世界」もある様です。
  
  
そんな世界では、当然、お寿司、お刺身も食べられません。
  
  
無責任な連中が、
未来を【 お寿司、お刺身が食べられない世界 】にしてしまうのです。
  
  
自分が、無責任な連中からさんざん不利益を浴びせられておいて、
  
自分も、後世の人間に対して無責任な行為を続けるのか?
  
  
本当に、バカですよ。
  
  
自分のちょっとした行動で、
社会や他人がめちゃくちゃ不利益を被る事もあるのです。
  
逆もまた真なり…。
  
自分のちょっとした行動で、
社会や他人が多くの利益を享受する事もあるのです。 
   
  
人間一人の影響力は、それほどに大きいのです。
  
  
「人間一人の影響力は小さい」なんて言うのは、
   
【 無責任な人間の、自分が何もしない為の言い訳 】です。
  
  
  
最初のウチは、社会に影響を与えるなんて視野を持てなくても、
  
【 自分が普段関わっている他人と、
  互いにどれだけ甚大な影響を与え合っているのか? 】
  
それぐらいは、検証する必要があるでしょう。
  
  
私は、【 人間一人の影響力は非常に強い 】と理解しているから、
   
自然と、責任感も強くなってしまうのです。
  
  
自分の影響力は小さい、影響力なんて無い…、
  
なんていうのは、
【 自分がラクな方に流される為の言い訳 】です。
  
  
政治家や官僚から受けた「セクハラの告発」にしても、
  
たった一人の一般人の行動が、
政治や行政の世界を大きく動かしている訳ですよね?
  
  
横山ノックさんも、それで失脚した訳ですし…。
  
  
社会に何かしらの影響を与えるのに、特殊能力など必要ありません。
  
  
マイナスの影響を与えようと思ったら、
とことん無責任に、他人との約束を破れば良いのです。
  
それだけで充分、他人はマイナスの影響を受けます。
  
  
プラスの影響を与えようと思ったら、
インターネットにアクセスできれば充分です。
  
ブログやYouTube、SNSなどで、
何かしらの表現をしたり、情報を発信し続けるだけです。
   
   
結局、無責任な人間というのは、
  
【 自分には影響力が無いから… 】という勘違いを、
  
自分が行動を起こさない理由、言い訳にして、
  
何もする気が無い人種のことなのです。


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