2017年12月02日

時間にゆとりあるビジネス

前回の記事で、
  
「ライフスタイルの質」は、
【 仕事・時間・お金 】によって、おおよそ決まってしまう…、
  
という、ごくごく当たり前の事を書きました。
  
  
でも、他の自営業者と出会うと、
  
「お金」を持っていても、
「時間」にゆとりの無い人が、非常に多いのです。
  
  
私なんかも、自営業者だと言うと、
「忙しいでしょ?」っていう前提で話しかけられます(笑)
  
  
ところがどっこい、私は毎日が日曜日みたいな生活で、
  
私ほど、「我が子と一緒に居る時間が長い父親」も、
非常に珍しいと思います。
  
  
しかも、
  
・早期リタイヤしている訳でも、
・育休で仕事を休んでいる訳でも無く、
  
めちゃくちゃバリバリ仕事をしながら…ですからね(笑)
  
  
なぜ、そんな事が可能なのか?
  
  
私にとって、「自分の時間を確保する」という事は、
自分の人生と生活において死守するべきポイントですから、
  
「どうやって時間を確保しながら、収入を高めていくか?」
  
ということに、クソほど頭を使ってきました。
  
  
有名なロバート・キヨサキの
「金持ち父さん、貧乏父さん」では、
  
ビジネスオーナーになるか? 投資家になるか?
  
という話が出てきますけどね。
  
  
私は私なりに、

「時間を確保しながら収入を高める方法」を、
ずっと研究してきました。 
  
  
で、辿り着いた結論というのは、
  
  
・「肉体労働、時間労働」を出来る限り減らし、
 「頭脳労働、創造労働」を行う
  
・自分の生み出した「知的財産」を売る
  
・「信頼できる部下」を育て、「現場の仕事」を任せる
   
・「時間、労力、お金の無駄」を徹底的に削減する
  
・新規客を追うことより、「安定的なリピート収入」を重視する
  
・将来価値が高まるモノを目利きで見抜き、「先行投資」をする
   
   
という事などですね。
  
  
まぁ、【 言うは易く行うは難し 】かもしれませんが。
  
  
ロバート・キヨサキのキャッシュフロー・クワドラントは、
簡略化されていますが、
  
別に、ビジネスオーナーだからって、時間が確保されるとは限りません。
  
  
要は、「仕事のやり方」で、時間が生み出せるかどうかが決まるのです。
  
  
私が大変だなぁと思う仕事は、
自分がいつもお世話になっている「飲食店」の仕事です。
  
  
・時間と場所に縛られる
・原価はかかる、食材が腐ったらロスが出る
・衛生管理も必要
・ライバルは多い
・初期費用が高く付く
・人件費が必要
  
  
項目を挙げればキリが無いくらい、
私には出来ないな…と思う仕事です。
  
  
でも、飲食店の経営者でも、
  
・信頼できる「店長・マネージャー」を育てて、
 自分は現場に出なくて済むようにする…とか、
  
・創造性を活かして、
 オリジナリティのあるレシピを開発し、レシピを売るとか、
  
・「レトルト食品」や「調味料」を商品化して売るとか、
  
・のれん分けして、ロイヤリティをもらうとか、
  
・自分が成功した方法と経験を元に、他社の「コンサル」を行うとか。
  
  
いろいろ、方法はあると思うんですね。
  
  
まぁ、信頼できる部下を持つには、
自分に【 高い精神性、精神力 】が必要ですし、
  
「忍耐」と「愛」を持って人を育て続ける必要があるので、
それなりに大変ですが。
  
  
あと、最近流行りだしているのが、
  
飲食店による「月額サービス、会員サービス」だったりですよね。
  
  
私が飲食店の経営者なら、
とっくの昔にやってそうな事ですけど。
  
  
とにかく時間を生み出す仕事のやり方って言うのは、
別に不可能ではありません。
  
  
私が時間の無い経営者にアドバイスするなら、
いくらでも方法は出てきます。
  
それを実践して行くには、
本人の「勇気」と「努力」と「忍耐」が必要かもしれませんが。
  
  
たくさん「お金」を持っていても、
「時間」が無ければ、人生を楽しめません。 
  
  
「1.お金」と「2.時間」
  
そして、「3.人間関係(信頼関係)」と「4.情熱(やりがい)」
  
  
その4項目が、
  
大きくライフスタイルに影響すると思います。
  
  
私は仕事において、その4項目を満たしているから、
  
「非常に快適なライフスタイル」を送っているのです。
  
  
例えば、人生でどん底だった人が、
【 人並みの「収入」と「ストレスの無い人間関係」】
  
を手に入れるのは、それほど難しい事ではありません。
  
  
私の弟子でも、超ブラック企業で働いていた子は、
転職して仕事も頑張って、すぐに収入を高めました。
  
でも、「雇われる」という働き方であれば、
それでも「人並みか、人並みよりちょっと上」くらいが限界です。
  
  
でも、【 人並み以上の領域 】に進もうと思ったら、
  
「仕事・時間・お金」というテーマに取り組む必要があります。
  
  
そして、「人並み以上のライフスタイル」に進むためには、
  
全てではありませんが多くの場合、
自営業で成功する必要がありますし、
  
自営業者で成功する為には、
経済にも詳しくないとダメです。
  
  
雇われ続けるだけなら必要の無い
  
「精神性・精神力・知識・経験・専門性・技術」などが、
多く必要になってくるのです。
  
  
雇われているという立場なら、
  
【 時間、収入、人間関係、やりがい… 】
  
その4項目に、どうしても上限が出てくるでしょう。
  
  
・時間は決まっている
・収入には上限がある
・人間関係も選べない
・業務も決められている
  
という風に…。
  
  
でも、自営業者なら、
全てに上限は無く、自由に選べます。
  
  
・人生で「どん底」だった人が、「どん底」を脱するのと、
 (マイナスをゼロにしていく)  
  
・「人並み以上」の生活と人生を手に入れていくのとでは、
 (ゼロをプラスにしていく)  
  
  
まったくジャンルやアプローチが違ってくる訳です。
  
  
で、どん底を脱しても、自己投資を続ける人は、
  
【 人並み以上の快適な生活 】を得るために、自己投資しているんですよね?
  
  
でも、ライフスタイルを大きく向上させたいなら、
  
【 仕事・時間・お金 】というテーマに取り組まなければなりません。
  
  
つまり、自分で何かしらのビジネスをやる必要があります。
  
  
自営業者でも、時間にゆとりのある人は多くないようです。
  
むしろ、サラリーマン時代より忙しい人もいるかもしれませんね。
  
  
結局、私の様に、
  
【 時間を確保しながら収入を高める 】
  
という事に取り組んでいかないと、
  
【 人並み以上の快適なライフスタイル 】というのは、
  
手に入らないのです。
  
   
巷の自己啓発やスピリチュアルの本やセミナーで、  
   
・お金に愛される方法とか、
・引き寄せの法則とか、
・金運アップとか、
・たまたま上手く行った瞬間的な儲け話とか、
  
そういうのが語られてますけど、
  
自分でビジネスを興さないと、
乗り越えられない壁というのがあります。
  
  
そうじゃ無い人は、
自己啓発やスピリチュアルを勉強して、
  
・宝くじを当てるとか、
・玉の輿に乗るとか、
・助けた老人から遺産を相続されるとか、
・サルでも儲かる儲け話とかで、一発当てるとか、
   
そういうのを期待しているのでしょうか?(笑)
  
  
自分が努力する気、ゼロ(笑)
  
ラクして現金が欲しいだけ(笑)
  
  
そういう風に、人生を舐めている人ほど、
  
人生は上手く行かないようになっているのです(笑)
  
  
自分が努力する事なく結果が欲しい人は、
  
もれなく【 詐欺師のカモ 】になりますからね。
  
  
私が語っているのは、

非常に客観的な【「世の中」と「現実」のあり方 】です。
  
  
で、それを理解していない人は、「世間知らず」なのです。
  
  
自分の人生についても真剣に考えておらず、
  
さらに「世間知らず」だから、人生が上手く行きません。
  
  
どこまでも深く、【 自分自身を知る、世間を知る 】
  
という事で、自分の望み通りの人生に向かうことが出来ます。
  
  
「自分を知らない、世間を知らない」と言う人は、
主体性に乏しいのです。
  
  
主体性に乏しい人は、自らの頭で思考する事なく、
他人や情報に振り回され、流される様に生きているのです。
  
  
今まで「世間知らず」だった人は、
「世間の実態」を知れば、衝撃を受けるでしょうね(笑)
  
  
世間の実態なんて、本当は「当たり前の事」なのに、
「いかに自分が当たり前の事を知らなかったのか…」という風に。
  
  
【 世の中がどういう風に成り立っているのか? 】 
   
それは、学校の勉強(学問)だけじゃわかりません。
  
  
特に、経済について知る必要がありますが、
  
義務教育じゃ、経済をほんの少しも教えてくれないですからね。
  
  
結果、「経済オンチの国民」が大量に生まれ、
  
「経済オンチの政治家」が選出されてしまう構造になっています。
  
  
日本人は、全体としては経済が下手くそなんですよ。
  
まず、それを潔く認めた方が良いですよね。
  
  
多くの人が、
「農民」か「職人」か「武士(奉公人)」のDNAでしょうし。
    
経済に詳しくなくても生き残ってこれた訳で、
自分で商売をやる事に慣れてないんです。
   
  
その代わり、ルーチンワークと目上の命令に従うのは大得意(笑)
  
  
日本人で「商人の家系」の人って、全体から見ると少ないかも知れません。
  
私の父親は勤め人でしたが、ご先祖は「帯刀商人」でしたからね。
  
  
  
経済が上手になれば、
  
昨今問題になっている、
「働き方」や「子育て」の問題も解決します。
  
  
私はすでに解決済みですし(笑)
  
  
国民と政治家が、経済オンチであり続ける限り、
  
「働き方」と「子育て」の問題は、解決しないのです。
  
  
「肉体労働、時間労働」を【 美化 】して、
無駄に自分にムチ打って働いて下さいって事になります。
  
  
行政の改革なんか待っていたら、何年かかるかわかりません。
  
  
まず、自分自身が率先して、快適な生活を手に入れていかないと、
  
いつまで経っても快適な生活など手に入りません。
  
  
「国」や「勤め先の会社」が用意してくれる訳では無いのですから。
  
  
それが、【 社会の実態 】なのです。


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