2017年09月06日

不誠実は、堕落と転落の始まり

昨日は、はこぶね倶楽部メンバーの佐々木さんに、
アート作品を渡していました。
  
  
で、「自分のせい」で人生が不調に陥っているくせに、
「私の指導方法のせい」にされているのが癪だったので、
  
なぜ、自分が大きく転落してしまったのか?
  
という、因果関係を説明しました。
  
  
  
例えば、「万引き」や「横領」ってありますよね?
  
今話題の、神戸市議による「詐取」っていうのもあります。
  
  
こういう行為というのは、
  
一回バレずに成功してしまって、お咎めを食らわなければ、
【 常習犯 】になってしまいがちです。
  
  
で、「常習犯」になっちゃうと、どんどん悪業を積んでしまい、
  
いずれ、その悪業がカルマとして自分に返ってきたり、
自分の積んできた悪行が、公にバレてしまうことになるのです。
  
  
もしかしたら最初は、「ほんの一回だけ…」と、
【 魔が差した 】のかもしれませんが、
    
こういう行為は、たった一回でもやっちゃダメなのです。
  
  
一回やってしまうと、
何度も繰り返してしまう可能性が高いからです。
  
  
過去の佐々木さんは、
美学と信念を感じる人間でしたが、 
  
ここ最近は、
美学も信念も、微塵も感じません。
  
  
それも、一回「不誠実な行為」をしてしまって、
それが常習的になってしまったからです。
  
  
【 誠実であろう 】とすることは、
自分の精神に負荷がかかります。
  
  
そして、精神に負荷がかかる分だけ、
     
【 精神"性"(やさしさ)】と
【 精神"力"(つよさ)】の、両方を鍛えることに繋がります。
  
  
人間、不誠実になるほうがラクです。
  
「不誠実になる」ということは、
すなわち、「ラクな方に流される」ということです。
  
  
私は、「アホ、バカ、チキン、奴隷」と言っていますが、 
   
別に、それ自体が悪いことだと思っている訳では、
決してありません。
  
  
むしろ、悪いことじゃ無いんだから、
  
自分がそういう人間だと、
【 潔く、素直に認めろ 】っていう話をしているのです。
  
  
アホ、バカ、チキン、奴隷も、
別にそこまで悪いことではありません。
  
  
でも、【 不誠実 】は致命的です。
  
  
不誠実こそ、
精神が堕落し、その後人生が転落していく始まりです。
  
  
他人に不誠実な人間は、
自分自身(自分の本心)にも不誠実なのです。 
  
ですから、自分という人間の事も、よくわからなくなります。 
  
  
不誠実は、他人の信頼を失っていきますし、
    
他人から厳しい指摘を受けても、
「自分の方が正しい、自分の方が賢い」と思いたがり、
  
他人の意見を撥ね除けて、自ら泥沼に突入していくのです。  
  
  
人間、自分が苦しい時には、
    
他人にすがって、人の話も素直に聞いて、
愚直に実践するくせに、
  
  
現状に満足し始めると、
他人の話を素直に聞くことも無くなるのです。
  
  
「他人の話を素直に聞く」っていう行為も、
精神力が必要な行為で、精神に負荷がかかりますが、 
  
「現状に満足している人」は、
【 わざわざ自分に負荷をかける理由がない 】のです。
   
  
だから、どんどんラクな方に流されて、 
  
・自分と他人に対して不誠実になる
・他人の指摘、批判を素直に聞かない
  
と言う事で、どんどん泥沼にハマっていくのです。
  
  
1.現状に満足する
2.努力するモチベーションを失う
3.あえて自分に負荷を掛ける理由が無くなる
4.ラクな方に流され始める
5.不誠実になる
6.精神が堕落する
7.恩人の助言・指摘すら、素直に聞けなくなる
8.人生が転落していく
    
…という、流れになっているのです。
  
  
私は、こういう【 人生における落とし穴 】を、
前もって警告してきました。
  
  
で、まんまと私が事前に警告していた落とし穴に、
見事に落ちてくれるわけですよね。
  
  
そもそも、
以前から私の話を真剣に聞いていなかったということですし、
    
私の話を、何も理解できていなかったということです。
  
  
だから、事前に教えてもらった落とし穴に、
まんまと、見事に落ちてくれるわけです。
  
  
で、
  
「このままだと落とし穴に落ちるから、気を付けなさい」
という厳しい警告も、
   
本人は聞く耳を持っていません。 
  
  
自分の方が「正しい、賢い」と思いたいですから。
  
  
【 自分が正しい、賢いと思いたい人間 】が、
この世における一番最強のバカなのです。
   
  
大航海時代…、
コロンブスやマゼランが、
  
地球は球形であって、
「西回りのルートで世界一周できる」と言ったとき、
  
当時の人々は、バカにして笑ったでしょう。 
  
  
ライト兄弟が、「飛行機を作る」と言った時も、
  
当時の人々は、バカにして笑ったでしょう。 
  
  
天才をバカにしている自分たちの方が
「大馬鹿野郎」なのに、 
   
大馬鹿野郎ほど、「身の程」もわきまえず、
【 当時の天才や偉人 】をバカにするのです。
  
  
大馬鹿野郎ほど、「自分のバカさ」に全く気づけず、
当時の天才や偉人をバカにするのです。 
  
  
そもそも、歴史を振り返ってみれば、 
  
当時の人々の常識・考えがひっくり返されることなど、
無数に起こってきているのです。
  
  
でも、どの時代に生きる人々も、
「過去の時代の人々はバカだった」と思うくせに、
  
【 今の時代に生きる自分たちは、一番賢い 】
  
と思っていたいのです。
  
  
だから、真実では無い、
間違っている事を、頑なに信じ続けるのです。
  
本当にバカですね〜。
  
  
私は、常に自分にも他人にも、
誠実であろうとしてきました。
  
  
それは、常識的な意味での
「誠実」とは、少し違うかもしれません。
  
  
私は、性根が「研究者」や「発明家」であって、
「人と会いまくる営業マン」では無いので、
  
細かい連絡のやり取りが非常に苦手です。 
  
  
保険の営業とかは、たぶん向いてませんね(笑)
  
  
一般的には、
「連絡=誠実」と思われているかもしれませんが、
   
私の定義する誠実は、少し違います。
  
  
私の定義する「誠実」とは、
  
近い意味では、【 正直 】ってことです。 
  
  
自分に負荷が掛かろうとも、
他人からの抵抗に遭おうとも、
  
【 本音で生きる 】って事です。
  
  
例えば、私は、
  
自分より優秀な人を見つけたら、
  
「自分より優秀な人を見つけました!」って、
ブログに書けますよ。
  
  
だって、自分にも他人にも、
正直でありたい、誠実でありたいから。
  
  
でも、ほとんどの人は、 
自分より優秀な人を見つけても、黙っていますよね?
  
  
・お金を失うのが怖い
・地位や立場を失うのが怖い
・自分の存在価値を失うのが怖い
  
という理由からです。
  
  
でも、自分の扱っているモノの品質を超える
商品やサービスを他人に紹介したら、
  
消費者としては、嬉しいですよね?
  
  
それは、消費者に対して価値を与えたことになります。
  
  
自分より「優れた人、商品、サービス」を、
知っていても黙っている人は、
  
結局、消費者の事など考えずに、保身に走っているわけです。
  
  
だから、そんな人間が「お客さま第一」なんて、
  
【 口が裂けても言うなよ! 】って事です。
  
  
本当にお客さま第一なら、 
 
自分の利益にならない商品・サービスだって、
紹介できるハズです。 
  
  
自分の利益を損なうかもしれない事は、
それが消費者の役に立つ事だとしても、言えない。
  
  
それって、消費者の利益を蔑ろにして、
  
【 保身に走っている 】と言う事ですよね?
  
  
そんな人間が、
  
「正義」とか、「貢献」とか、「公平」とか、
「人としてあるべき姿」とか語るなよ。
  
  
「自分の保身」が一番大切なくせして。 
  
  
自分も「同類」で、「同じ穴のムジナ」だろうが。
  
  
私の記事を読んでいる有名人は多いですが、
  
私の記事が「消費者や世の中の役に立つ内容」だと思っていても、
私の事を他人に教えようという人はいません。
  
  
自分の仕事やお金、立場を失うのが怖いからです。
  
他人の目が気になるからです。
  
  
お金や他人の目を恐れて、誠実でいられないって、
   
それこそ、【 他人軸の奴隷じゃん! 】って話ですよ。 
  
  
それこそ、「お金の奴隷」だし、「人目の奴隷」です。
  
  
普通の奴隷より、ちょっと優秀な奴隷です。
  
私から見れば、どっちもどっち、
「どんぐりの背比べ」です。
  
  
逆に、私は自分の仕事を失う可能性があっても、
  
私の信念は【 消費者第一 】ですから、
自分より優秀な商品・サービス・人を、
  
いくらでも正直に紹介できます。
  
  
それは何故か?って言うと、 
 
そもそも、
  
【 正々堂々と勝負して勝たなきゃ、意味が無い 】
  
って事を、理解しているからです。
  
  
私は、自分の負けは負けと認めます。
  
  
負けを認めるから、
   
・相手を追い越すために努力しよう!
  
・どうしても勝てないなら、
 自分が勝てるポジション(土俵)を新しく見つけよう!
  
という風な発想になるのです。
  
  
例えば、歌で言うと、
  
私が黒人歌手のような声量を手に入れるのって、
ほぼ不可能だと思います。
  
  
潔く、「歌唱力では、どう足掻いても勝てない」と認めるから、
  
「歌唱力では無く、世界観で勝負しよう!」
  
と言うような、前向きな発想が手に入ります。
  
  
その為には、
正々堂々とした姿勢で、負けは負けと認める必要があります。
  
  
もしある人が、
  
実は商品やサービスで負けているのに、
その負けを隠して公表しないとします。
  
  
そうすると、その人は
  
・勝つための努力
・相手を追い越すための努力
・自分が勝てる土俵探しの努力
  
をしようとしません。
  
  
ただずっと、
怖くて、怯えて、縮こまっているだけです。
  
  
だから、潔く負けを認めない姿勢が既に、
この先もずっと「負け犬」である事が決定しているのです。
  
  
そもそも、正々堂々としていない時点で、
  
相手に勝つ気が無いのです。 
  
  
現在の立場、お金を失いたくなくて、
攻めでは無く、守りに入っているのです。
  
  
姿勢が既に、弱腰、負け腰なのです。
  
  
  
私が正々堂々としていたい理由は、
  
一時的に負けたとしても、次に勝ちたいからです。
  
  
正々堂々としない人は、
  
負けるのを恐れて、勝負から逃げているのです。
  
  
だから、ずっと勝つことは出来ないし、
  
勝負する前から、負け続ける事が決定しているのです。
  
  
一方私が、例え負けても正々堂々としたいのは、
  
「次に勝ちたいから」です。
  
  
正々堂々と負けを認めない人は、 
 
絶対に勝つ事はできません。
  
  
私の提供する商品・サービスは、iPhoneと同じです。
  
  
iPhoneの登場によって、
デジカメやカーナビの必要性が薄れたように、
    
  
私の提供する商品・サービスが世に広まれば、
数々の仕事は必要なくなり、奪われていくでしょう。 
   
  
でも、それは経済における当たり前の淘汰です。
  
  
淘汰されたくなきゃ、守りに入るのでは無く、
  
さっさと負けを認めて、
次に勝つために、攻めに出ることです。
  
  
相手を追い越す努力をするか、
自分が負けない新しい土俵を見つけるかしないと、
  
実際に「淘汰される側」のままです。
  
  
「他人に仕事・立場・お金を奪われるのが怖い…」
  
と、ずっと怯えて縮こまっている人は、
  
その自分の抱えている恐怖が、
実際に現実化する事になるのです。
  
  
【 誠実 】とは、
    
「正直」という事であり、
「正々堂々としている」という事です。
  
  
自分の保身の為に、
自分に都合の悪い情報をあえて隠している様な人は、 
  
精神的に「逃げ」に走っていて、不誠実なのです。
  
  
で、不誠実とは、
  
他人を蔑ろにして、犠牲にして、
自分を守りに入っている態度ですから、
  
【 精神の堕落であり、転落人生の始まり 】なのです。
  
  
常に誠実であろうとする事は、
  
自分の精神に「大きな負荷」が発生します。
  
  
・その負荷を背負って、誠実に行動するか?
  
・その負荷を捨てて、不誠実に行動するか?
  
  
その時の一瞬の選択で、その後、
  
上がり目の人生か、下がり目の人生かが、決まるのです。


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