2017年08月25日

最低の子育て

子供に対して自己犠牲的(過保護)な親は、
「最悪な子育て」をしているなと思う。
  
  
私は子供の頃、早く大人になりたかったですが、
それは、親が「良い思い」をしていたからです。
  
家庭で食事をする時は、
私の父親だけ、好物の贅沢な一品を食べていました。
  
  
で、
  
「美味しいモノを食べたかったら、早く大人になって働け」
「働いた金で、自分で買って食え」
   
って言われました。
  
  
だから、私は自立心が強くなりました。
  
  
親が子供より「良い思い」をしていないと、
子供は「大人になんか、なりたくない!」と言い出すでしょう。
  
  
【 強者に甘えている方が、ラクに生きられる 】と、
  
「とんでもない勘違い」をさせてしまいます。
  
  
子供にお金を与え、好き放題させていたら、
  
子供は、自分が今得ている自由は、
【 自立しなくても、ずっと得られるモノだ 】と勘違いします。
  
  
そういう「育てられ方」をしたから、
「世間の厳しさ」も知らず、「自立したい」とも思えないのでしょう。
  
  
完全に、親の教育が悪いです。
  
  
  
でも、そんな親を選んで生まれてきたのも自分です。
  
  
【 親からの教育の悪影響をひっくり返せるかどうか? 】
  
それが、子供自身が人生で問われている課題でしょう。
  
  
  
私の親は、私がお金に困った時に、「お金」を出してくれましたが、
「口」もたくさん出してきます。
  
  
・無駄遣いするな
・アレには使うな
・コレには使うな
  
と。
  
  
それが【 当たり前の姿 】です。
  
  
その「口出し」が鬱陶しいから、
【 はやく経済的に自立したい 】と思えるのです。
  
  
金を出されたら、口も出されるのが当たり前です。
  
  
株主は、経営者に口を出すでしょう?
  
口を出さない株主は、
よほど相手の経営者を信頼しているのでしょう。
  
  
でも、それは株主がちゃんと
「経営者の実力」を見抜いていないと、上手く行きません。
  
  
「無能な経営者」に、金は出し続けるけど、口は出さない。
  
そんな株主が投資した会社は潰れますし、
投資した金も無駄に消えます。
  
  
自立心を養えない教育を受けた子供は、被害者です。
  
  
「過保護」と「虐待」は表裏一体。
  
  
過保護にされた子供も、虐待を受けた子供と同じく、  
人生をめちゃくちゃにされてしまうのです。
  
  
親というモノは、
   
時に、子供に口うるさく説教し、  
時に、突き放し、見捨てる必要があります。
  
  
それが、親の責任です。
  
  
子供に精神依存し、「厳しさ」から逃げている親は、
親としての責任を果たしていません。
  
  
金だけ出して、口は出さないなんて、
最低な親です。
  
  
自分が子に対して
最低の親である事を自覚してもらいたいです。


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