2017年08月19日

なぜ、生きるのか?

「現実の厳しさ」や、「己の未熟さ」を痛感したとき、
  
何もかもが、カンタンでも楽勝でもなく、
「面倒くさい事だらけ」の「世の中」や「人生」の中で、
  
【 自分って、何の為に生きてるんだろうか? 】
  
という疑問が浮かんでくると思います。
  
  
その問いの答えを見つけ出す事こそ、
   
【 人生の目的を見つける 】という事です。
  
  
私に対して、
「あなたは何の為に生きているの?」と聞かれたら、
  
【 この人生において、
  どうしても成し遂げたい事を成し遂げるため 】
  
という風に答えます。
  
  
要は、私は自分の人生を懸けて、
  
・チャレンジしたいゲーム
・情熱を持てるゲーム
  
を見つけたのです。
  
  
多くの人は、それを見つけたいと思っているでしょう。
  
  
それさえ見つかれば、
自分の人生について思い悩む事も無くなります。
  
  
でも、それを見つける為に必要不可欠なのは、
  
1.恐怖から逃げずに乗り越える事
2.自分のアタマを使って、考え続ける事
  
です。
  
  
無意識下の「強い気持ち、強い想い」を、
弱めること無く、ダイレクトに発揮するには、
  
あらゆる恐怖が邪魔となります。
  
  
バシャールも言っていますが、
恐れているから、自分の人生を生きられないのです。
  
  
で、私は「恐れを克服する方法」を伝えています。
  
  
それでも、
反射的に「恐れ」から逃げたがる人はたくさんいます。
  
「自分が恐れから逃げている事」にすら「自覚が無い」ほどに、
「恐れそのもの」を見たくないのです。
   
   
それぐらい、【 恐れに立ち向かう事 】は、
  
人にとって困難なことなのでしょう。
  
  
恐れに立ち向かうためには、
  
【 ラクな方に流されない精神力 】が必要です。
  
  
自分が手に入れたい「望み」や「願い」の為に、
目の前の苦しみに、自ら飛び込んでいく「勇気」と「覚悟」です。
  
  
「自分はラクな方に流されないぞ!」って決意でもしない限り、
  
ラクな方に流されてしまうのが、人間です。
  
  
その決意が出来ない人は、
残念ながら人生を大きく変えることは出来ないでしょう。 
  
  
  
どれほど現実が厳しかろうが、
どれほど自分が未熟者だろうが、

諦めずに、粘って粘って、もがいてもがいて、耐えて耐えて…、
結局は、そういう人間が人生を大きく変えるのです。
  
  
「強い希望」を抱くためには、
対極に、一旦「絶望」する必要があります。
  
  
「自分の人生の目的」を見つけ出す人間には、
その手前に【 大きな試練 】があります。
  
  
それが、
  
「自分が何の為に生きているのかわからない…」という、
   
【 迷い、混乱、葛藤、虚無感 】です。
  
  
その「迷い、混乱、葛藤、虚無感」は、
  
「人生の目的」を見つけ出す為に、
【 避けては通れない通過儀礼 】です。
  
  
ですから、
  
自分の人生に対し、
「迷い、混乱、葛藤、虚無感」を感じるのは、
  
捉えようによっては良い事なのです。
  
  
何にでも言える事ですが、
  
高い所に登ろうと思ったら、 
坂道を駆け上がる必要があります。
  
  
その坂道に差し掛かった所で、
  
坂道を登るのが苦しくて、
「この坂道は登れない…」と、諦めた人は、
  
退転して坂を下るしかありません。
  
  
でも、坂道を頑張って登り切った人には、
新しいステージが待っているのです。 
  
  
坂道を、ただただ苦しいだけの「不幸」や「災い」と捉えるか?
  
それとも、新しいステージに登るための「チャンス」と捉えるか?
  
  
その違いです。
  
  
虚無感は、【 通過儀礼 】です。 
  
  
・乗り越えて、次のステージに登るか?
  
・退転して、前のステージに逆戻りするか?
   
  
その「分水嶺」なのです。
  
  
私は、中高生の時に、激しい虚無感に襲われました。
   
それを乗り越えたからこそ、
「自分の生きる目的」が明確な、今の自分があります。
  
  
私が中高生の時に感じていた「人生に対する虚無感」を、  
今現在、感じ始めている人もいるでしょう。 
  
  
それは、私が中高生の時に感じていた虚無感です。
  
私が、「十何年前もの昔」に通った道なのです。
  
  
人生で価値ある何か?を手に入れる為には、
   
多くの場合、その【 対極 】を経験する必要があります。 
   
   
・激しい孤独を経験するから、他人との強い絆が手に入り、
   
・お金に困る経験するから、以前より大きな経済力が手に入り、
   
   
そんな感じで、
対極を経験して、次に欲しいモノが手に入ります。 
  
  
ですから、「人生の目的」を明確にしたければ、
   
その手前で、【 虚無感に浸る事 】が必要なのです。
   
   
本当に、何が何でも
人生の目的を見つけたいのであれば、
  
【 虚無感 】を喜ぶべきです。
  
  
もう少しで、望みが手に入る所まで来ているのです。
  
  
しかし、苦しみに負けて退転してしまう人もいるでしょう。
  
  
そういう人は、
人生で訪れる【 試練の意味や価値 】がわかっていないのです。
  
  
「試練」をポジティブに解釈し、
「試練」の到来を喜べる様になったら、人生は無敵です。
  
  
乗り越えられない試練はやってきません。
  
宇宙は、乗り越えられない試練など寄越しません。
  
  
逆に言うと、
「試練を乗り越えられなかった人」がいるとすれば、
  
それは、試練が大きすぎたのでは無く、
  
自分自身がラクな方に流され、
【 試練を乗り越えない選択をした 】
  
と言う事です。
  
  
お金に困っている人が、その試練を乗り越えると、
確実に、以前より経済力がアップします。
  
  
ですから、
本当に、「人生の目的」を見つけたいのであれば、
  
通過儀礼である【 虚無感 】を喜ぶべきなのです。


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