2017年05月30日

商売の目的

営業やマーケティングなどを
教えるコンサルタントに対して違和感があるのは、
  
【「ノウハウ」や「方法論」によって売上が上がる 】
  
という主張です。
  
  
例えば、コンビニに売っているお菓子やドリンク。
  
これ、美味しくないモノは、
どれだけ広告しても売れません。 
  
商品棚から消えていきます。
  
  
飲食物というのは、商品開発にコストが掛かっている分、
リピートしてもらわなければ元が取れない商品の代表格です。
  
しかも、競争が非常に激しいカテゴリです。
  
  
競争が激しい中で、何度もリピートしてもらう必要がある、
  
その為には、【 商品の質 】が高くなければならないのです。  
  
マズイ食い物は、決して売れないのです。
  
  
ですから、セールスやマーケティングを
上手くやったら売れちゃうよっていう商売は、
  
・「そもそも競争が激しくない業界」とか、
・「リピートを考えていない商品」って事です。
  
  
ラーメン激戦区に出店している
マズいラーメン屋がコンサルを雇って、
  
それで、行列が出来る店に出来るのか?って話です。
  
  
そもそも、商売の目的というのは、
  
【 商品やサービスを通じて、お客さんに価値を提供する 】
  
という事です。
  
  
その商品やサービスに価値が無いとすれば、
  
「詐欺」か「ねずみ講」です。
  
  
商売の目的を、
  
・「お客さんに価値を与える事」だと考えているのか?
  
・「お金を儲ける事、潰さない事」だと考えているのか?
  
  
それだけで、まったく違います。
  
  
そりゃ、自分が経営者なら、
自分の会社を潰したくないかもしれませんが、
  
社会や世間から見れば、
  
しょうもない商品を作っている会社は、
「社会や世間からは必要とされていない」ので、
  
むしろ、潰れてもらった方が良いかもしれません。
  
  
マズいラーメン屋なんて、
いさぎよく潰れてもらった方が良いでしょう。
  
  
社会や世間から見れば、
【 潰れてもらった方がありがたい商売 】なのに、
  
何とか詐欺テクニックで、粉飾や化粧をして、
くだらない商品を売ってでも生き残ろうとする…、
  
社会や世間の立場から見たら、迷惑でしかありません。
  
  
お客さんが求めるのは、「質の良い商品・サービス」です。
  
それを提供してくれない商売は、この世に必要がないのです。
  
  
必要が無いものを無理に売り込まれても、
迷惑でしかありません。
  
  
営業や広告宣伝は、
  
【 質の高い商品を、必要な人に届ける 】
  
という目的に則った手段であるべきです。
  
  
  
カフェであれば、
  
スタバ、タリーズ、ドトール、サンマルクなどが、 
しのぎを削っていますが、
  
「提供する商品」や「接客」に手を抜いてしまえば、
消費者は敏感に感じ取って、すぐにお客が離れていくでしょう。
  
  
商売の中核である【 商品・サービスの質 】
  
これに言及していないコンサルタントは、 
 
ビジネスの何を知っていると言えるのだろう?
    
と思いますね。
  
  
どうせ、【 競争がユルい業界 】で、
【 リピート 】も考えずに、仕事をしているという事です。
  
  
ヌルすぎますね。
  
  
どんな事にでも言えますが、
  
「競争が激しい業界」で成功している人ほど、
能力が高いのです。
  
  
飲食店なんかは、
「競争が激しい業界」の代表格だと思います。
  
  
常に比較に晒されているわけですし、
新しいライバル店も、どんどん近所に出店してきます。
  
  
ですから、飲食店で継続的に成功している経営者は、
規模の大きさに関わらず、私はスゴイと思いますね。
  
  
平凡なコンサルタントが、飲食のコンサルに入って、
どれだけの事を教えられるのでしょう?
  
・オーダーの取れるメニューの開発
・接客、サービス
・バイトの面接、指導、育成
・内装、インテリア
   
顧客から目に見える部分でもたくさんの要素がありますが、
  
さらに、「仕入れ」や「衛生管理」など、
顧客の目に触れない裏方の要素もあります。
  
  
どうせマーケターとか言っても、
  
「チラシ、ポップ、看板づくり」
  
ぐらいしか出来る事ないんじゃないですか?
  
  
でも、
  
・マズイ料理
・愛想無い接客
・落ち着かない内装
  
だったら、決して流行りませんよ。
  
  
結局、「飲食店が儲かるかどうか?」はリピート率ですし、
  
そのリピート率は、
【 商品・サービスの質 】に大きく左右されます。
  
  
もちろん、あらゆる業界の全てを
知っている必要はありませんが、
  
【 核となる「サービス・商品の質」に言及しない 】
  
という時点で、
  
ビジネスについて解っていないも同然です。
  
  
私がコンサルを依頼されたら、
めっちゃ「商品」と「サービス」を見ますからね。
  
同業者と比較して勝っているのか? 負けているのか?
「優位性」や「ポジション」はどうか? という事を分析します。
  
  
そして、【 本当に顧客が求めている価値とは何か? 】
  
という事を、ゼロベースで考え、
  
それを満たせる「商品・サービス」を考えます。
  
  
全部を自分で考えないかも知れませんが、
「そういう事が大切だよ」と、クライアントに伝えます。
  
  
まずそこで勝たないと、
情熱を持って広げていけないですからね。  
  
  
【 競争が激しく、リピートが必須の商売 】は、
  
とても難易度が高いのです。
  
  
「難易度が高い商売」になると、
途端に言える事が無くなってくる…
  
となると、
  
ショボいコンサルタントとしか言えません。


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