2017年05月24日

仕事の長期戦略

前々回の記事で、
  
人材のパターンをわかりやすく例えて、
  
「共通の価値観や方向性」に基づいて仕事をするのが
【 正規軍タイプの人材 】
   
「利害関係」で仕事をするのが
【 傭兵タイプの人材 】
  
という例え方をしました。
  
  
そして、それぞれのメリット、デメリットも説明しました。
  
  
自分が人を雇っている社長なら、
  
自社の社員が
  
・愛社精神溢れる「正規軍社員」なのか? 
・いずれ離れていく「傭兵社員」なのか?
・「正規軍社員:傭兵社員」の構成比はどれくらいなのか?
  
という事が気になったでしょうし、
  
  
自分が雇われる側なら、
  
・自分は「正規軍タイプの人材」を目指すのか?
・もしくは「傭兵タイプの人材」を目指すのか?
  
という事が、気になったでしょう。
  
  
1.弱い傭兵
2.強い傭兵
3.弱い正規軍
4.強い正規軍  
  
と、4つのマトリクスに分類すると、
  
自分が組織のトップであれば、
もちろん、【 4.強い正規軍の人材 】が欲しい所です。
  
  
でも、いきなりそんな人材がやってくるハズも無く、
  
自分が優秀だとしても、
  
・能力の高い「強い傭兵」か、
・能力の低い「弱い正規軍」か、
・どちらでもない「弱い傭兵」か、
  
そういう人材しかやってきません。
  
  
「強い正規軍人材」を得るためには、
  
トップ自身が「能力的」にも、「精神的」にも、
【 人を惹き付ける魅力 】を持っていなければなりません。
  
  
・「強い傭兵」を、正規軍に引き込むか?
・「弱い正規軍」を、強く育てるか?
  
そのどちらかの方向性が必要です。
  
  
ソフトバンクの孫正義社長は、
「強い傭兵を正規軍に引き込んでいく人」だと思いますね。
  
私は、「弱い正規軍」を強く育てるタイプです(笑)
  
  
どちらにしても、ラクな道ではありません。
  
  
独立を目指さず、一生雇われていくつもりなら、
  
「優秀なトップが運営する組織の正規軍」
に所属する事が安心安泰だと思いますが、
  
  
もし、独立を目指すなら、
  
・自分は組織を持つ仕事をするのか?
・組織を持たない仕事をするのか?
  
という事を考えなければなりませんし、
  
組織を持たない仕事をしていくのであれば、
自分自身が「傭兵」として生きていく事になるでしょうが、
  
組織を持つ仕事をしていくのであれば、 
【 人材戦略 】が必要です。
  
  
そして、組織を持つのであれば、
【 強い正規軍 】を持たなければ、苦しいです。
  
  
自分が「現場の最前線」に縛られますし、
  
信頼できない相手は、
いつ離れていくかわからないし、
  
監視する手間も発生します。
  
  
結局、組織を運営するのであれば、
    
【 価値観の共有・信頼関係の構築 】
というテーマは避けられませんし、
  
それがイヤなら、強固な組織を持つ事はできませんし、
  
人の問題で悩み続けるか、
自分自身が傭兵として生きていくしかないのです。
  
  
これが、【 組織運営の厳しい現実 】です。
  
  
商品やサービスが「顧客から選ばれる」だけで無く、
トップが「人材からも選ばれる人間」で無ければ、
  
組織運営というのは、盤石では無いという事です。
  
  
だいたい、
  
・目下は目上の命令を聞くモノだ!とか、
・目上の方がエラいんだ!とか、
  
そういう「思い違い」をしている事が問題でしょう。
   
  
目下の人間を軽んじて舐めているから、足下をすくわれるのです。
  
  
「目下の人間を持つ」というのも、カンタンな事では無いのです。
  
舐めてかかっては、痛い目を見る事になるのです。
  
 
商売自体も厳しいし、
組織を持つ、目下の人間を持つ、という事も厳しいです。
  
  
「現実は厳しい」って事を理解して、
本気を出せる人間だけが、上手く行くのです。
  
  
現実を舐めていては、甘く見ていては、
「何事も上手く行くわけがない」という事です。


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