2017年05月23日

裏切らない目下

「目下の人間に裏切られる」
  
組織で仕事をしていると、良くありがちな事です。
  
  
「まさか、コイツが裏切るとは思わなかった!」
  
自分がリーダーやトップの立場を経験しているなら、
誰もが、そんな風に思ってしまう経験を持っているでしょう。
  
  
私も、もちろんありますが、
  
【 裏切られても自己責任 】だと思っているので、
あまり「裏切られた」という言葉自体が好きでは無く、
  
相手のせいにはせずに、
  
・自分に「人を見る目」が無かった
・自分に「実力」が無かった
・自分が「未熟」だった
  
そんな風に捉えています。
  
  
でも、単語としてわかりやすいので、
  
あえてこの記事では
「裏切る」という言葉を使いたいと思います。
  
  
  
で、私もたくさん人を相手に苦い経験をしてきましたが、 
  
そこで辿り着いた結論は、 
  
・他人が何を考えているのかはわからないし
・筋を通さず、保身に走る人間はたくさんいる
  
という事です。
  
  
例えば、上司が「俺は絶対にそんな事しない!」
  
と思っている事を、部下はするのです(笑)
  
  
他人って、そういう生き物なのです。
  
自分と価値観や観念が違うので、当然と言えば当然です。
  
  
  
結局、裏切られてしまうのは、
  
・他人の考えを見抜けず、過大評価してしまう事
・自分が相手の事をわかっているつもりになっている事
  
などが原因です。
  
  
まぁ、「裏切られ方」もいろいろありますけど、
  
私は、「裏切り」に対する対処法を会得しました。
  
  
そもそも、裏切る目下にもそれなりの理由があって、
  
その理由を自分が汲み取れていなかったから、
裏切られてしまうのです。
  
  
私は、弟子が自分に不利益な行為をするハズが無いだろうと、
厚い信頼を置いていますが、
  
それは別に、私が「単なるお人好し」という訳ではありません。
  
  
私が安心していられるのは、
   
【 弟子が私に不利益な行為をすると、弟子の方が損をする 】
   
そういう状況を作っているからです。
  
  
私の近くに居ると、
   
・収入が上がる
・自分一人では滅多にできない経験が得られる
・やりがいを見つたり、やりがいのある事ができる
・心地良い人間関係  
・長期的な安心
  
それらが手に入ります。
  
  
それらを捨ててまで、
私に不利益な行為をする理由がないと思います。    
  
  
ですから、
「弟子が私に不利益な行為をするハズが無い」 
  
と、思っています。
  
  
それでも、人の価値観はバラバラですから、
  
弟子の一人が、私に不利益な行為をするかもしれません。
  
  
でも、そうなったらそうなったで、
そいつは「とんでもないアホだ」という事になりますし、
   
そんなアホとは、こちらも付き合う理由がありません(笑)
  
  
「とんでもないアホ」とは、無理につきあわず、
  
さっさと自分から離れていってもらった方が良いのです。
  
  
商売や仕事とは、比較です。
   
   
人間はモノを買うときに、
  
あちらを買うか? こちらを買うか? 比較しています。
  
  
それと同時に、目下(労働者)も、
  
・あちらで働くか? こちらで働くか? 
・あちらに所属するか? こちらに所属するか?
  
を比較しているのです。
  
  
その比較に勝ち続ける限り、自分が選ばれ続ける訳です。
  
  
「収入」「時間」「やりがい」「人間関係」「長期的安心」
など面で、自分が最高の職場を用意しているのであれば、
  
離職率は、当然低いはずです。
  
  
「他所でもっと良い職場を見つけられるものなら、
 見つけてみやがれ!」
  
って感じです(笑)
  
  
その「恵まれた環境の価値」がわからない人など、
こちらから願い下げなのです。
  
  
それに、最高の環境(職場)を用意している分だけ、
   
目下にも、それ相応の努力を求めます。
   
  
こちらとしては、「最高の場」を用意してるんだから、
  
あなたの方も、
「自分にできる最大限の努力をしてくださいよ」って事です。
  
  
その努力が出来ない人も、去ってもらうしかありません。
  
  
  
人を雇っている社長には、
  
社員に「平均より高い給料」さえ渡していれば、
文句ないだろうと思っている人もいるかもしれませんが、
  
人によって価値観はバラバラで、
  
金銭面は充分でも、
    
・イヤな事をやらなきゃいけない
・やりたい事ができない
・人間関係が良くない
・長期的に安心できない 
  
そういう精神的な理由などで、
「離職する充分な理由」になります。
  
  
私は、目下のそういう部分も汲み取ろうとしますが、
目下も、自ら本音を語ってくれる訳ではありません。
  
  
まず、自分という人間を信頼してもらわないと、
本音は語ってはくれないのです。
  
  
ですから、まず最初に本音を語り合える、
「風通しの良い関係」が必要なのです。
  
  
もちろん、こちらがオープンハートでも、
  
相手の抱える【 人間不信・対人恐怖 】の問題で、
相手が心を閉ざしている場合もありますから、
  
全てがトップやリーダーの責任ではありませんけどね。
  
  
  
という事で、今までの話を整理すると、
  
私が、自分の目下が裏切らないだろうという理由は、
  
  
・本音を語り合える風通しの良い関係を構築している
  
・相手の本当にやりたい仕事を推奨している
  
・自分の努力次第で収入が高められる
  
・人間関係も良好だし、
 問題があっても根本解決できる方法を教えている
  
・長期的に安心できる
  
  
などの、非常に恵まれた環境を用意しているので、
それを自ら捨てるバカは、中々いないだろうという事です。
  
  
この環境を捨てる人がいるとしたら、
  
・これらの価値がわからないアホか?
・「最高の環境」で「最高の努力」をする意志が無いか?
  
どちらかでしょう。
  
  
どちらにしても、
そもそも長い付き合いができそうにない人材です。
  
  
とにかく、
  
【 互いに最高を提供し合う関係 】であれば、
   
その関係を自ら崩したい人間などいないという事です。
  
  
私は常に、他人に対して、
「自分の持てる最高」を提供しようとしています。
  
  
で、それが気に入らないとか、価値がわからないとか、
そういう人とは付き合っても仕方ありません。
  
  
私の提供する最高は、
他所と比較しても負けないモノだと思っています。
  
  
で、私は目下に対して、
可能な限り最大をメリットを提供しているので、
  
相手に対しても、
「質の高い仕事をするのが責務だ!」
  
と、強気で迫れる訳です。
  
  
グーグルやフェイスブックも、
職場に遊べるスペースがあるらしいですが、
  
【「最高の職場」を用意するから「最高の仕事」をしろ! 】
  
という考えで、自社の人材に接していると思います。
   
  
グーグルでは、
「自分の仕事は自分で見つける」という文化があるらしいですし、
    
結局、優秀な人間をつなぎ止めておく原理原則は、万国共通です。
   
  
   
結局、目下に裏切られてしまうのは、
  
【 目下が自分を裏切っても、困らない様な状況を作っていたから 】
  
という事です。
  
  
それほど、
  
・「人として好かれていなかった」とか、
・「信頼されていなかった」って事です(笑)
  
  
土台にそれがあれば、まず話し合いの場が持たれるので、
「突然裏切られる」なんていう事態にはならないハズです。
  
  
同じ、人材が自分から離れていくでも、
  
・自分に落ち度があって、優秀な人材が離れていく場合と、
・自分に落ち度は無く、無能な人材が離れていく場合と、
  
2パターンあります。
  
  
前者は「問題アリ」で、後者は「問題ナシ」です。
  
  
要は、【 優秀な人間から選ばれ続けていれば良い 】のです。
  
  
人が絶対に離れない組織は無いと思います。
  
  
ただ、離れていく人が、
  
・「優秀な側」の人間に愛想を尽かされたのか? 
・「無能な側」の人間がレベルの高い環境に馴染めなかったのか?
  
そのどっちなんだ?って事が、重要なのです。
  
  
優秀な人間が離れていくとしたら、
  
完全に「トップ(目上)の実力不足」であり、大問題です。
  
  
【 トップの精神面に、問題がある 】ということです。
  
  
目下は、自分の思い通りに動くロボットではありません。
  
自由意志を持った存在であり、縛ることはできません。
  
  
ですから、
  
【 自ら進んで一緒に頑張ってくれる 】
  
  
そういう状況を作らないと、
  
「裏切り対策」は出来てないという事です。
  
  
むしろ、「人は裏切るのが前提」という考えのもと、
  
【 どうすれば、自分を裏切ろうとする気が失せるのか? 】
  
という事を、突き詰めていく必要があるのです。
  
  
そして、それを具体的に表現すると、
   
【 最高の環境を提供し続ける 】という事になるのです。


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