2017年05月14日

やる気の源泉

多くの人は、今以上に幸せになりたい、
経済的に恵まれたいという願望を持っています。
  
一方で、それがとても難しい事の様に
感じている人もいるでしょう。
  
  
・幸せになるのはカンタンじゃ無い。
・お金を得るのはカンタンじゃ無い。 
  
そんな風に。
  
  
しかし、自分の望む結果が出せるかどうかは、
「難易度の問題」ではありません。
  
【 やる気の問題でしか無い 】のです。
  
  
人間という生き物は、どんなに難しい事でも、
心の底からやりたい事には、チャレンジするのです。
  
  
しかし、どんなにカンタンな事でも、
やりたくない事は、まったく続かないのです。
  
  
例えば、テレビゲームが難しくても、
やりたいと思っていれば、とことん没頭しますし、
  
逆に、「毎日、日記を書く」というような、
  
一見簡単そうに見える事でも、
やりたくない事は続かないのです。
  
  
人間の「面倒くさい」には、底がありません。
    
どんな労力も、省けるなら省きたいと考えます。
  
  
家の中に居て、水をコップに汲むという事すら、
もう面倒くさいのです。
  
もし、他人が代わりにやってくれるなら、
そうして欲しいと思っています。
    
  
もし、「どこでもドア」が手に入ったとしたら、
移動する為に電車に乗る人は、いなくなるのです。
  
  
人間は、基本的にどんな事でも、面倒くさいのです。
  
  
でも、労力が掛かっても、
「面倒くさく感じない瞬間」があります。
  
それは、【 自分の情熱に沿って行動している時 】です。
  
    
どんな遊びも、
  
他人に命令されて無理矢理やらされるとしたら、
まったく面白くありません。 
  
やる気なんて湧いてきません。
  
  
逆に、トライアスロンなんていう、
めちゃくちゃ労力と負担が掛かる行為でも、
  
情熱を感じ、やりたいという人は、進んでやります。
  
  
つまり、
  
【 人間は基本的になんでも面倒くさがる生き物 】であって、
  
その「面倒くさい」という気持ちを乗り越えられる瞬間は、
  
1.自分の「情熱」に沿って行動している
(自分のやりたい事をやっている)  
  
2.その行為の「必要性」を理解している
(自分の望む結果を出すために、避けて通れない行為だと理解している)
  
  
その、2種類のパターンだけなのです。
  
  
例えば、ボディビルダーを目指す人は、
「ムキムキになる事」に情熱を感じています。
  
「ムキムキの為に、筋トレが必要だ」と理解しているから、
筋トレをするのです。
  
  
もし、筋トレをせずにムキムキになれるなら、
そっちの「ラクな方法」を選ぶかも知れませんが、
  
そんな方法は今のところ無い訳で、
「筋トレをするしか無い」と思うから、
  
【 筋トレを面倒くさく感じないし、やる気が出る 】のです。
  
  
「自分の本当に望む結果」があって、
「その為に絶対に必要だ、と感じる行動」に対しては、
  
【 人間は、面倒くささを感じない 】のです。
  
  
ですから、「やる気が湧かない」という人の原因は、
  
1.自分の「情熱・望み」がわかっていない
  
2.その自分の「情熱・望み」を実現させる為に、
  何が最低限必要なのか? を理解していない
  
  
大きく、その2つなのです。
  
  
つまり、

1.「自分の事」がわかっていない
2.「現実や世間の事」がわかっていない
  
だから、やる気が出ないのです。
  
  
孫子の言葉で、
【 敵を知り、己を知れば、百戦危うからず 】
  
という格言があります。
  
  
「自分と相手を深く知れば、勝てる」という事です。
  
  
「人生好転」や「自己実現」もまったく同じです。
  
  
「自分」を知り、「世間」を知れば、
自ずとやる気も湧いてきますし、夢は叶えられるのです。
  
  
ですから、「やる気が湧いてきません」って人は、
  
【 あぁ、「自分の事(情熱・望み)」も大してよく知らないし、
 「世間の事(現実の厳しさ)」も大してよく知らないんだな 】
  
って思った方が良いです。
  
  
「自分の情熱や望み」を知っていても、
「世間や現実の厳しさ」について知らない人は、
  
地に足がついていません。
  
  
「お金が欲しい」という望みや情熱はあっても、
  
「お金はラクに稼げるモノだろう」と勘違いして、
甘い儲け話に騙されてしまうタイプです。
  
夢は見えても、現実が見えていません。
  
「やる気なんかなくても、結果なんて出せるっしょ?」と、
現実を舐めているので、「本気のやる気」が湧いてきません。
  
  
逆に、「自分の情熱や望み」は知らないけど、
「世間や現実の厳しさ」は知っている…、
  
という人は、堅実なタイプです。
  
「老後の為に、せっせと貯金しなきゃ…」みたいな人です。
  
  
現実が見えても、夢が見えていません。
  
  
どちらにしても、
最高の人生、最高の現実は待っていません。
  
  
「やる気」を持つには、
  
・自分の内面にある「情熱・夢・望み」  
・自分の外側にある「世間・現実の厳しさ」  
  
その両方をバランス良く認識していく必要があるのです。
  
  
いかに世間や現実が厳しくて、商売が難しくても、
  
本人に「情熱」と「やる気」に満ちていたら、
必ず成功します。
  
  
何度失敗しても、
成功するまでチャレンジし続けるでしょう。
    
  
ですから、「厳しいから無理、難しいから無理」ではなくて、
    
【 やる気が無いから無理 】なのです。
  
  
そして、その「やる気の源泉」は、
  
1.自分の「情熱と望み」を自覚していること
  
2.「世間や現実の厳しさ」を理解していること
(面倒くさくても、結果を出すために必須の行為がある)
  
  
大きく、その2種なのです。
  
  
ですから、
   
自分を知り続ける事と、世間を知り続ける事が、  
【 夢を叶える上で、必要不可欠の習慣 】なのです。 
  
  
成功は難しいとか、難易度の問題ではありません。
  
自分を知らず、世間を知らず、
やる気が出せないから、成功できないのです。
  
難しくても、やる気さえあれば、成功できますからね。
  
  
そういう意味で、【 やる気の問題 】なのです。
  
  
そして、人間は「底なしの面倒くさがり屋」ですから、
  
【 やる気は無いのが普通 】です。
  
  
出来る限り、労力は省きたいし、
面倒くさいことはやりたくないのです。
    
  
でも、その「面倒くさい」を乗り越えられる瞬間があります。
  
  
1.自分の「やりたい行為」である
  
2.自分の「得たい結果」のために、
  「必要不可欠な行為」である
  
  
そのどちらかのパターンになると、
  
人間は「面倒くささ」を感じなくなって、自ら行動するのです。
  
  
自分を知り、世間を知れば、
自ずと「やる気」に満ちてきますし、
  
やる気に満ちている時点で、
【 自己実現は確定 】みたいなものです。
  
  
成功するかどうか?は、
難易度の問題では無く、やる気の問題だからです。
  
  
それに、「世間を知る」という事には、
  
【 他人の助けを借りる必要性を知る 】
    
という事も含まれています。
  
  
自分のやりたくない事、苦手な事は、
他人を頼っても良いのです。
  
  
成功している人は、例外なく【 他人を頼っている人 】です。
  
  
世間や現実は厳しいからこそ、他人を頼ろうと思うのです。
  
  
「自分一人で成功しよう、自己実現しよう」なんて言うのは、
明らかに無謀です。
  
    
確かに、世間や現実は厳しいですし、
商売は難しいんですけど、
   
自分のやりたくない事、苦手な事については、
他人を頼っても良いのです。  
  
  
他人と助け合って、結果を出せれば良いのです。
  
  
「自分一人で何でもやらなきゃ!」と思っている人は、
成功が不可能なくらい難しく思えるかもしれませんが、
  
難しいからこそ、人を頼ることで可能になるのです。
  
  
で、「人を頼りたくない」っていうのも、優等生病です。
  
「自分の無力さ」を直視したくなくて、
他人を頼らず、見栄を張るのです。  
  
  
【 全教科すべて、自分一人で満点を取ることが優秀 】という、
学校教育によるネガティブ洗脳に侵されているのです。
  
  
見栄を張っている人は、素直に他人を頼れません。
  
  
見栄を剥がした人から、
素直に他人を頼れるようになるのです。
  
  
見栄を張って、
「自分より優秀な人に、頭を下げて頼れない…」
    
という人は、そこまでです。
  
  
「他人を頼りたくない」なんていう考えを持っているのも、
世間知らずなのです。
  
  
「他人に頭を下げて頼らなきゃ、どうしようもないんだ」

って言うのが、リアルな【 現実の厳しさ 】なのです。
  
  
自分の内面(情熱・願望)を知り、
自分の外側(世間・現実)を知れば、
  
自然と「やる気」に満ちてきますし、
自己実現に向けて、人生はスムーズに進んでいくのです。


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