2017年05月12日

物理と心理の共通点

・ガリレオ・ガリレイ(1564年 - 1642年)
・アイザック・ニュートン(1643年 - 1727年)
・アルベルト・アインシュタイン(1879年 - 1955年)
  
  
ガリレオ → ニュートン → アインシュタインと、
「近代物理学史」をおさらいしてみました。
  
  
何が知りたかったのか?というと、
   
【 天才の生み出した新しい理論が、
  どのようにして世に認められ、受け入れられて行ったのか? 】
  
という事が、知りたかったのです。
  
  
ニュートンの「万有引力の法則」も、
  
世に広く受け入れられるまで、
数十年の歳月を必要とした様です。
  
  
・ガリレオの理論も、
・ニュートンの理論も、
・アインシュタインの理論も、
  
スムーズに世に受け入れられた訳ではありません。
  
  
物理学者は、この宇宙に働いている力学を、
数式によって解明しようとします。
  
  
その数式(結論に至るまでのプロセス)は難しすぎて、
一般の人には理解不能です。
  
  
みなさんも一度、
「万有引力」や、「相対性理論」について、調べてみて下さい。
  
「難解な数式」が現れた瞬間、
アレルギー反応で、頭から煙が吹き出すことでしょう(笑)
  
  
ただ、物理学者がいくら
「自分の数式の正しさ」に自信を持っていても、
  
【 数式によって、筋の通った説明ができるという段階 】では、
  
まだまだ【 仮説の領域 】です。
  
  
  
まず、物理学者は、アタマの中で【 思考実験 】を行います。
  
  
自分の仮説が正しいかどうか?
  
頭の中で論理的に思考し、矛盾が無いか検証するのです。
  
  
私も思考実験を、繰り返し行いまくっています。
  
   
『思考実験とは…』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%9D%E8%80%83%E5%AE%9F%E9%A8%93#.E3.82.A2.E3.82.A4.E3.82.B6.E3.83.83.E3.82.AF.E3.83.BB.E3.83.8B.E3.83.A5.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.B3.E3.81.AE.E9.87.8D.E5.8A.9B.EF.BC.88.E4.B8.87.E6.9C.89.E5.BC.95.E5.8A.9B.EF.BC.89.E3.81.AE.E7.99.BA.E8.A6.8B.E3.81.AB.E3.81.A4.E3.81.AA.E3.81.8C.E3.82.8B.E6.80.9D.E8.80.83.E5.AE.9F.E9.A8.93
  
  
そして、数式によって、
【 自分の理論に対する「論理的根拠」】を用意するのです。
  
  
この段階で、
物理学者がどれだけ自分の理論に自信を持とうとも、
  
他の人たちも、すんなりと理解できる訳ではありません。
  
  
他の物理学者たちや、一般の人々に広く認められるようになるには、
  
【 目に見えるカタチでの実験や観測 】が必要なのです。
  
  
望遠鏡での天体観測や、原子時計を使った実験などです。
  
その実験結果や観測結果によって、

ようやく【 理論の証明 】へと至るわけです。
  
  
今までのお話しをおさらいすると、
  
【 ガリレオ、ニュートン、アインシュタインの理論も、
  本人としては自信があった訳ですが、
  
  スムーズに世に受け入れられた訳では無く、
  「目に見える観測や実験」によって、
  
  ようやく認められるようになった 】
  
という事です。
  
  
  
ここで、ハッキリとさせたい重要な事は、
   
【「目に見える実験や観測」が行われる前から、
  物理学者は、自分の理論の正当性を理解していた… 】
   
と言うことです。
  
  
アインシュタインの理論も、実験や観測を行う前から、
  
アインシュタインは数式によって、
自分の理論に自信を持っていたわけです。
  
  
つまり、ガリレオも、ニュートンも、アインシュタインも、
  
【 目に見えない力学の法則性 】について、
   
【「目に見える実験や観測」が行われる前から、理解していた 】
  
という事なのです。
  
  
引力も、電気も、磁力も、電波も、放射線も、
  
今まで物理学で解明されてきたあらゆる力学は、目には見えません。
  
  
新しい機械で計測できるようになりましたが、
  
物理学者たちは、機械で計測される前から、
「力学の法則性」を理解していたのです。
  
  
つまり、
  
【 目に見えない力学の法則性を解明する 】という点において、
  
「物理学者と、私は共通している」という事です。
  
  
私と物理学者の違いは、
  
「数式を扱うか? 心理を扱うか?」の違いだけです。
  
  
「心理学は怪しくて、物理学はまともだ…」という様な意見は、
まったくもって本質を射ていません。
  
  
物理学も、私の心理学も、
  
・「観測や実験」が行われる前から、
・「観測や実験が可能な機器」が発明される前から、
  
「機械の発展」を待つ事なく、先回りして、
【 目に見えない力学の法則性 】を解明してきたのです。
  
  
理論の構築 → 目に見える観測・実験 → 証明
    
という順序です。
  
  
そして、「理論の構築」の段階では、
  
【 何も目に見えない段階 】で、思考実験を繰り返しているわけです。
  
  
ですから、「最先端の物理学」は、
【 常に「現代の機械で観測できる領域」の先 】を進んでおり、
  
「未だ、機械での観測や実験ができない領域」、
「目には見えない領域」を探求しているのです。
  
  
そういう意味で、私と物理学者は共通です。
  
現代では、ニュートン力学は物理学の初歩かもしれません。
  
  
でも、私もニュートンも、同じような立場です。
  
  
下記のページを見てもらえればわかりますが、
   
『ニュートンによる科学革命』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3#.E3.83.8B.E3.83.A5.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.B3.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E7.A7.91.E5.AD.A6.E9.9D.A9.E5.91.BD
    
  
《 万有引力の法則を提示するにあたっても、引力がなぜ発生するか、
 あるいは引力が何のために存在するのかということではなく、

 引力がどのような法則によって機能するのかという説明のみに終始し、
 それをもたらす原因については仮説を立てる必要はないとし、
 新しい方法論を提示したともされる。》
  
  
と書いてあります。
  
  
私も、ニュートンと全く同じような姿勢で、心理を研究しています。
  
   
現段階で解明できない事をいくら考えても仕方ないので、
【 現段階で解明でき得る「因果関係」を、優先して解明する 】
  
という事です。
  
  
私がこの記事を書いたのは、一般的な誤解を解くためです。
  
  
「物理学は目に見える。 心理学は目に見えない。」
  
ではなく、【 物理学も、目に見えない 】のです。
  
  
両方とも、同じく、 
  
【 目に見えない力学の法則性を解き明かす研究 】なのです。
  
  
この世に名を残す偉大な物理学者は、  
「目に見える観測、計測、実験」が行われる前から、
  
【 目に見えない力学の法則性を解き明かしていた 】
  
という事です。
  
  
そういう意味で、私は心理学史における
「ガリレオやニュートン的な立場」と言えるでしょう。
  
  
ガリレオやニュートンの時代には、
  
「精密な観測や実験ができる高度な機械」が
存在していませんでした。
  
  
目に見えない領域で、証拠がたくさん見つかっても、
   
【 目に見える証拠など、まったく出せない状態 】という事です。
  
  
そんな中で、【 目に見えない力学の法則性 】について、
  
思考と研究を繰り返し、広く適応される理論を構築していった訳です。
  
  
それは、【 目に見えない領域の証拠 】をたくさん集めていった結果です。
  
  
今のところ、「人間の心理・意識・精神・感情など」
を正確に観測できる機械は、発明されていません。 
  
  
それでも、「目に見えない領域の証拠」を積み上げる事によって、
  
【 法則性は解明できる 】のです。
  
  
ガリレオやニュートン、アインシュタインがやったようにです。
  
  
ガリレオやニュートンの理論は、
当時の常識とはあまりにも違うので、
  
初めはほとんど理解が得られなかったでしょう。
  
  
しかし、だからといって、
ガリレオやニュートンが間違っていた訳では決してありません。
  
  
ただ普通の人々と違い、【 論理的思考に長けていた 】という事です。
  
  
ニュートンも、アインシュタインも、
既存の常識を疑い、反発的だったらしいですが、
  
それは私も同じです。
  
  
常識を盲信してしまう様な人間に、
画期的な発見や発明は不可能ですから。
  
非論理や矛盾に対する反発心は、
【 偉大な科学者が持つ性質 】です。
  
  
普通の人と、科学者は、思考回路がまったく異なります。
  
  
普通の人には、科学者の理論が理解できないからといって、
  
【 科学者をバカにする「身の程知らずの人たち」】もいますけど、
  
逆で、「科学者が優秀すぎる」のです。
  
  
それくらいは、凡人たちにも理解して頂きたい所です。


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