2017年05月04日
子育ての成功法則
自分が30歳を越えて以降、
「自分は父親に似ている部分があるなぁ」と
気付く事が多くなりました。
親の「考え」や「教育」の影響を、
シッカリと受け継いでいるなぁと気付きます。
まぁ、ポジティブな影響ばかりではありませんでしたし、
ネガティブな影響については、
「自分自身を教育し直す事」で、矯正してきました。
結局、
・やりたい事をやっていく人間
・夢を叶えていく人間
と、そうでない人を分けるのは、
【 いかに、子供時代に自信を身に付けさせるか? 】
という事に掛かっています。
幸い、私は自信を身に付けさせる教育を受けました。
兄は、学校の勉強がとても良く出来ました。
5段階評価で言うと、兄はほとんどが「5」で、
私はほとんど「4」で、「3」と「5」がちらほら…
という感じ。
でも、私の方が「価値が低い」という様な
接し方をされたことはありません。
むしろ、父親は「学校の勉強・成績」より、
【 性格の良さ 】を褒める人でした。
他にも、私の「アイデア力」や「理科に対する興味」を
褒められた記憶があります。
学校の成績以外の価値を、ちゃんと評価する人でした。
しかし、心理の仕事を通して、
「他人の思想が形成されていく過程」を研究していくと、
自信が無い人は、
親から「自信を失わせる教育」を受けている事がわかりました。
でも、大体の親は「子の幸せ」を願っています。
子を不幸にしようと思って、教育する親はいないでしょう。
逆から考えると、
つまり大体の親が「子の幸せを願ってやっている事」は、
実は【 逆効果・裏目 】になっているという訳です。
その「逆効果・裏目」の教育をしてしまう
根本的原因になっている「思い込み」が、
・子供は「弱い存在」である
・子供は「親の所有物」である
・子供に何かあったら「全て親の責任」である
・親は、自分を犠牲にしてでも子供を守るべきだ
というような考え方です。
こういう考え方をしていると、
子供は、自分に自信を持つことができません。
こういう風に思われて接せられると、
【 自分は弱い存在で、
他人から守ってもらわないと、生きていけない存在だ 】
というネガティブな思想が身についてしまいます。
子供を弱い存在とみなし、
「守ってあげなきゃ!」と思っている人は、
自分自身に対しても「弱い存在である」と認識していて、
【「国(政府)」や「企業」「社会」】などに対して、
・強者(政府・企業)は、「弱い自分」を守るべきだ!
・強者(政府・企業)に何とかしてもらわないと、
自分は生きていけない!
というような、【 超依存的な発想 】をしてしまいます。
それが人によっては、
「宗教の教祖」であったり、
「スピリチュアル的な存在」である場合もありますが(笑)
とにかく、
・子供は「弱い存在」である
・子供は「親の所有物」である
・子供に何かあったら「全て親の責任」である
・親は、自分を犠牲にしてでも子供を守るべきだ
こういう思想の元、子供を育てると、
・問題は、自発的に解決する!
・人生は、主体的に切り拓く!
ではなく、
・問題は、他人(強者)に何とかしてもらわないと!
・人生は、他人(強者)に何とかしてもらわないと!
・強者は、自分を犠牲にしてでも弱い私を守ってくれよ!
というような発想になり、
【 自分に自信が無く、依存心が満載の人間 】に育ってしまう、
という事です。
自分の頭で人生についても、問題についても考えない、
思考が停止した【 立派な奴隷人間 】のできあがりです。
我が子を「奴隷人間」にしたくなければ、
上記とは逆の教育が必要です。
子供は、
【 大人と同等の「人権」】を持ち、
【 各々、「固有の人格」を持った一人の人間 】である
という思想に基づいた教育です。
子供を「弱い存在」だと思っている人は、
無意識的に、
【 子供の人権と人格を否定し、見下している 】という事です。
おそらく多くの人が、
「親が心配性なのが鬱陶しくて、
親からは心配では無く、信頼をして欲しかった」
と思っていると思います。
でも、自分が親の立場になれば、
信頼できず、心配してしまうのです。
自分が「やられてイヤだったこと」を、
そっくりそのまま、我が子に行っている訳です。
【 自分の経験から、何も学んでないじゃん! 】って話ですね。
心配は、「恐怖心」から生まれ、
信頼は、「恐怖の無い純粋な愛」から生まれます。
要するに、今までの人生で、
「自分の恐怖心」を克服してこなかったから、
子供にも、自分が親からやられた事と同じ事をするのです。
先祖代々引き継いできた【 ネガティブ洗脳の連鎖 】は、
自分のところで止めなければ、
そのまま、子供に引き継がせてしまうという事です。
子供が事件を起こしたり、事故にあったりすると、
「すぐ親のせいだ!」と言う人がいますけど、
子供も一人の人間であり、生まれた時点で、
性格も、個性も、人格も、何もかもがそれぞれ違います。
全員が、同じ個性の子供を育てるなら、
子供の行動の違いは、親の教育によるモノだと言えますが、
生まれた時点で、活発な性格、大人しい性格など、
決まっている部分も大きいのです。
もちろん、親の教育の影響は強いですが、
【 全てが親の教育のせい 】というのは、違います。
「CoCo壱番屋の創業者」の様に、
めちゃくちゃネガティブな家庭環境に育っても、
仕事で大成功してしまう人もいます。
じゃあ、また【 逆も真なり 】で、
どんなに愛情溢れる恵まれた家庭環境に育っても、
「犯罪者になってしまうような人」もいるのです。
親の教育と、本人の責任は…、
50:50のバランスなのです。
親が最善を尽くしても、
子供がネガティブな道に進むことはあります。
それが本人の意志であれば、止められません。
自由意志は、他の誰にも侵害できません。
アメリカの高校で銃を乱射して自殺した子の母のスピーチを読みましたが、
どう考えても、このお母さんはポジティブな人です。
それでも、子供のネガティブな行為は止められないのです。
https://www.ted.com/talks/sue_klebold_my_son_was_a_columbine_shooter_this_is_my_story/transcript?language=ja
親と子の関係だとしても、
お互い、最終的には自分の事にしか責任を取れないのです。
そういう風に、
子供に対して「己の責任を自覚させる教育」をするから、
子供の【 自立心、主体性、自発性、積極性 】などが養われるのです。
「子供は弱い」という定義の元、子供を育てるならば、
子供は【 自信が無く、依存的で、無責任 】に育ちます。
本当に子供の幸せを願い、
子供に良い人生を送って欲しいのであれば、
やるべき事は、子供に「余計なお世話」を焼くことではなく、
【 親自身が、絶えず「精神的に成長」し続ける事 】なのです。
まず親である自分がシッカリしていないのに、
子供をシッカリさせられる訳がありません。
自分の成長テーマから逃げる親の子もまた、
「試練から逃げる子」に育ちます。
多くの場合、子は「親の背中」を見て育ちますからね。
以前書いたブログ記事でも、
まったく同じ事を語っていますけど。
http://growheart.livedoor.biz/archives/52016903.html
「子供のために…」とか思っている親の多くは、
実は、まったく子供の為にならず、
【「逆効果・裏目」の、
自分に自信が無く、依存的な「奴隷人間」に育てる教育 】
をしているのです。
「自分は父親に似ている部分があるなぁ」と
気付く事が多くなりました。
親の「考え」や「教育」の影響を、
シッカリと受け継いでいるなぁと気付きます。
まぁ、ポジティブな影響ばかりではありませんでしたし、
ネガティブな影響については、
「自分自身を教育し直す事」で、矯正してきました。
結局、
・やりたい事をやっていく人間
・夢を叶えていく人間
と、そうでない人を分けるのは、
【 いかに、子供時代に自信を身に付けさせるか? 】
という事に掛かっています。
幸い、私は自信を身に付けさせる教育を受けました。
兄は、学校の勉強がとても良く出来ました。
5段階評価で言うと、兄はほとんどが「5」で、
私はほとんど「4」で、「3」と「5」がちらほら…
という感じ。
でも、私の方が「価値が低い」という様な
接し方をされたことはありません。
むしろ、父親は「学校の勉強・成績」より、
【 性格の良さ 】を褒める人でした。
他にも、私の「アイデア力」や「理科に対する興味」を
褒められた記憶があります。
学校の成績以外の価値を、ちゃんと評価する人でした。
しかし、心理の仕事を通して、
「他人の思想が形成されていく過程」を研究していくと、
自信が無い人は、
親から「自信を失わせる教育」を受けている事がわかりました。
でも、大体の親は「子の幸せ」を願っています。
子を不幸にしようと思って、教育する親はいないでしょう。
逆から考えると、
つまり大体の親が「子の幸せを願ってやっている事」は、
実は【 逆効果・裏目 】になっているという訳です。
その「逆効果・裏目」の教育をしてしまう
根本的原因になっている「思い込み」が、
・子供は「弱い存在」である
・子供は「親の所有物」である
・子供に何かあったら「全て親の責任」である
・親は、自分を犠牲にしてでも子供を守るべきだ
というような考え方です。
こういう考え方をしていると、
子供は、自分に自信を持つことができません。
こういう風に思われて接せられると、
【 自分は弱い存在で、
他人から守ってもらわないと、生きていけない存在だ 】
というネガティブな思想が身についてしまいます。
子供を弱い存在とみなし、
「守ってあげなきゃ!」と思っている人は、
自分自身に対しても「弱い存在である」と認識していて、
【「国(政府)」や「企業」「社会」】などに対して、
・強者(政府・企業)は、「弱い自分」を守るべきだ!
・強者(政府・企業)に何とかしてもらわないと、
自分は生きていけない!
というような、【 超依存的な発想 】をしてしまいます。
それが人によっては、
「宗教の教祖」であったり、
「スピリチュアル的な存在」である場合もありますが(笑)
とにかく、
・子供は「弱い存在」である
・子供は「親の所有物」である
・子供に何かあったら「全て親の責任」である
・親は、自分を犠牲にしてでも子供を守るべきだ
こういう思想の元、子供を育てると、
・問題は、自発的に解決する!
・人生は、主体的に切り拓く!
ではなく、
・問題は、他人(強者)に何とかしてもらわないと!
・人生は、他人(強者)に何とかしてもらわないと!
・強者は、自分を犠牲にしてでも弱い私を守ってくれよ!
というような発想になり、
【 自分に自信が無く、依存心が満載の人間 】に育ってしまう、
という事です。
自分の頭で人生についても、問題についても考えない、
思考が停止した【 立派な奴隷人間 】のできあがりです。
我が子を「奴隷人間」にしたくなければ、
上記とは逆の教育が必要です。
子供は、
【 大人と同等の「人権」】を持ち、
【 各々、「固有の人格」を持った一人の人間 】である
という思想に基づいた教育です。
子供を「弱い存在」だと思っている人は、
無意識的に、
【 子供の人権と人格を否定し、見下している 】という事です。
おそらく多くの人が、
「親が心配性なのが鬱陶しくて、
親からは心配では無く、信頼をして欲しかった」
と思っていると思います。
でも、自分が親の立場になれば、
信頼できず、心配してしまうのです。
自分が「やられてイヤだったこと」を、
そっくりそのまま、我が子に行っている訳です。
【 自分の経験から、何も学んでないじゃん! 】って話ですね。
心配は、「恐怖心」から生まれ、
信頼は、「恐怖の無い純粋な愛」から生まれます。
要するに、今までの人生で、
「自分の恐怖心」を克服してこなかったから、
子供にも、自分が親からやられた事と同じ事をするのです。
先祖代々引き継いできた【 ネガティブ洗脳の連鎖 】は、
自分のところで止めなければ、
そのまま、子供に引き継がせてしまうという事です。
子供が事件を起こしたり、事故にあったりすると、
「すぐ親のせいだ!」と言う人がいますけど、
子供も一人の人間であり、生まれた時点で、
性格も、個性も、人格も、何もかもがそれぞれ違います。
全員が、同じ個性の子供を育てるなら、
子供の行動の違いは、親の教育によるモノだと言えますが、
生まれた時点で、活発な性格、大人しい性格など、
決まっている部分も大きいのです。
もちろん、親の教育の影響は強いですが、
【 全てが親の教育のせい 】というのは、違います。
「CoCo壱番屋の創業者」の様に、
めちゃくちゃネガティブな家庭環境に育っても、
仕事で大成功してしまう人もいます。
じゃあ、また【 逆も真なり 】で、
どんなに愛情溢れる恵まれた家庭環境に育っても、
「犯罪者になってしまうような人」もいるのです。
親の教育と、本人の責任は…、
50:50のバランスなのです。
親が最善を尽くしても、
子供がネガティブな道に進むことはあります。
それが本人の意志であれば、止められません。
自由意志は、他の誰にも侵害できません。
アメリカの高校で銃を乱射して自殺した子の母のスピーチを読みましたが、
どう考えても、このお母さんはポジティブな人です。
それでも、子供のネガティブな行為は止められないのです。
https://www.ted.com/talks/sue_klebold_my_son_was_a_columbine_shooter_this_is_my_story/transcript?language=ja
親と子の関係だとしても、
お互い、最終的には自分の事にしか責任を取れないのです。
そういう風に、
子供に対して「己の責任を自覚させる教育」をするから、
子供の【 自立心、主体性、自発性、積極性 】などが養われるのです。
「子供は弱い」という定義の元、子供を育てるならば、
子供は【 自信が無く、依存的で、無責任 】に育ちます。
本当に子供の幸せを願い、
子供に良い人生を送って欲しいのであれば、
やるべき事は、子供に「余計なお世話」を焼くことではなく、
【 親自身が、絶えず「精神的に成長」し続ける事 】なのです。
まず親である自分がシッカリしていないのに、
子供をシッカリさせられる訳がありません。
自分の成長テーマから逃げる親の子もまた、
「試練から逃げる子」に育ちます。
多くの場合、子は「親の背中」を見て育ちますからね。
以前書いたブログ記事でも、
まったく同じ事を語っていますけど。
http://growheart.livedoor.biz/archives/52016903.html
「子供のために…」とか思っている親の多くは、
実は、まったく子供の為にならず、
【「逆効果・裏目」の、
自分に自信が無く、依存的な「奴隷人間」に育てる教育 】
をしているのです。
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