2017年04月29日

「AI時代の経済」と「ライフワーク」

経済のニュースを見ていて、
  
現在、厳しいと言われてる業界や企業を見てみると、
  
「メーカー・商品」と「消費者」を繋ぐ、
「中間業者」である場合が多いです。
  
  
たとえば、「古本屋・書店」や、「旅行代理店」などです。
  
  
インターネットの発達によって、
  
代理店を通さずとも、
企業が直接、消費者に対して商品を売れる様になったり、
  
または、「ネットオークション」や「フリマアプリ」などで、
個人が個人に直接、商品を売れるようになりました。
  
  
つまり、商品や情報を「右から左へ流すだけ」では、
 
価値を提供している事にはならなくなって来た訳です。
  
  
他にも、「クラウドファウンディング」の登場によって、
  
「銀行」や「証券会社」「ベンチャーキャピタル」などの役割も、
徐々に侵食されています。
  
  
これは、誰でもわかりやすい事なんですけど、
  
今後はさらに、【 AIの波 】がやってきます。
  
  
AIの発展によって、
さらに中間業者は厳しい立場に立たされる事になるでしょう。
  
  
大切な事は、「他人の作った価値」に頼るのでは無く、
   
【 自ら価値を創造する 】という事です。
  
  
そういう意味で、
  
「セールス」や「広告宣伝・集客」という行為の価値も、
今後は減少傾向にあると言えます。
  
  
昔は、
  
・営業さえできれば、食っていける
・集客さえできれば、食っていける
 
なんて言われていました。
  
  
確かに、どんなに良い商品が存在していても、
売れなければ、お金になりませんからね。
  
それに、それほど品質が高くない商品でも、
売れさえすれば、お金になります。
  
  
【 お金 】の事を思うのであれば、
  
「営業や集客に長けていること」は必須条件だったでしょう。
  
  
でも、私がいつも思ってきたのは、
  
売る為の「広告宣伝」や「営業」にお金や労力をかけて、
その分だけ、「商品の品質」や「費用対効果」を高められなかったとしたら、
   
それは、消費者の為にならないんじゃないか?
    
という事です。
  
  
結局、「広告宣伝」や「営業」にかけたお金は、
「商品価格」に転嫁されている訳で、
   
「広告宣伝」や「営業」にお金や労力を掛けるのであれば、
その分、商品開発にお金や労力を掛けて、品質を高めた方が、
  
消費者の為なんじゃ無いか?
  
  
いつもそう思ってきました。
  
  
もちろん、広告宣伝や営業を否定している訳ではありませんし、
私も、広告宣伝を見て、ある商品の存在を知り、買うこともあります。
  
  
ただ、「テクノロジー」や「人々の精神性」が高まれば、
自然と「広告宣伝」や「営業」という行為は必要なくなっていく。
  
  
昔から、そう予見していました。
  
  
例えば、「広告宣伝」に関しては、
  
どんどん【 見返りを求めない「口コミ」】の影響力が高まっています。
  
  
例えば、人気のユーチューバーが、
何の見返りも求めず、「この商品を使ってみて良かった!」と言う。
  
それだけで、もう広告宣伝になっています。
  
  
そういうインフルエンサーに満足してもらう為にも、
  
やはり、【 商品の価値の高さ 】が必要になります。
  
  
【 商品の価値が高い事自体 】が、広告宣伝になり、営業になる訳です。
  
  
この流れがどんどん加速していくと、
  
【 上手い「セールストーク」や「チラシ」で衝動買いさせる… 】
  
なんていう事に意味が無くなって、
 
   
【 商品の価値が高いかどうか? 】
  
しか問われない時代がやってきます。
  
  
テクノロジーが進化し、人々の意識が高まれば高まるほど、
 
そのような傾向が強くなっていきます。
  
  
それに今後、「テクノロジー」と「人々の意識」が高まれば、
 
世の中がどんどん高次元的になっていくという事です。
  
  
高次元の世界では、
「営業」や「広告宣伝」などという行為が存在するでしょうか?
  
  
否、存在しません。
  
  
【 自分に必要なモノは、シンクロによってスムーズに引き寄せる 】
   
という世界ですからね。
  
  
ですから、「営業」や「広告宣伝」という行為は、
  
低次元の世界でこそ、意味と価値のある行為なのです。
  
  
  
私はそういう時代を先読みして、営業や広告宣伝に労力を使わず、
  
ひたすら、【 商品とサービスの価値 】を高めてきました。
  
  
ですから、時代が進めば進むほど、
  
私にとっては「追い風」となるのです。
  
  
ユーチューバーが、自分の気に入った商品を紹介するのに、
企業から見返りを求めていません。
  
まぁ、お金をもらって宣伝する事もあるでしょうけど。
  
基本的には、本当に自分が気に入った商品を、紹介していると思います。
  
  
そして、見返りを求めずに紹介してるからこそ、
  
人々も、「本当に品質が良いのだろうな」と信頼する訳です。
  
  
広告宣伝費なんか掛けなくても、
  
自然と人々が口コミしたくなるくらいに、価値の高い商品・サービス。
  
  
それを創る事が、一番効率の良い方法だなと私は結論づけました。
  
  
事実、私の弟子たちは、
私の「ブログ」や「はこぶね倶楽部」を積極的に人に教えていますが、 
  
別に、私は弟子に見返りなど渡していません(笑)
  
命令や指示もしていません。
  
  
弟子たちは、本当に良いと思って、他人に教えています。
  
  
そして、弟子たちは見返りを受け取っていないので、
話を聞く方も、信頼しやすいと思います。
  
  
「見返りなんかなかったとしても、
 本当に良いと思って、他人に教えたくなる!」
  
そういう商品を創り続ける事が、
将来的に見て、もっとも上手く行く方法です。
  
  
インターネットの世界では、
「紹介マーケティング」が盛んですが、  
  
「知り合いだから…」とか、「見返りがあるから…」とか、
何かしらのバイアスが掛かっている事は明白です。
  
  
バイアスを見抜けない情弱人間は、
本当に「善意の口コミ」なんだろう…と思い込んで騙されるでしょうが、
  
人々の意識が進化すれば、いずれ通用しなくなります。
  
  
今現在、短期的利益が得られる事を続けていると、
  
次の時代では、あっけなく淘汰されてしまう事になるのです。
  
  
バブル時代に、土地を買った人間が大損したのと同じですね。
  
  
時代が変わった瞬間に、敗者となるのです。
  
  
今後、経済的に生き残って行くには、
  
【 自ら高い価値を創造できる人間になること 】
  
です。
  
  
その価値とは、
  
「肉体労働」や「時間労働」では無く、
「頭脳労働」や「創造労働」によって生み出されるものです。  
  
  
しかし、ほとんどの人は、
「肉体労働」や「時間労働」で価値を生み出す方法しか知りません。
  
  
サラリーマンとしてお金を稼ぐ方法くらいしか知らないのです。
 
自分の好きな事でお金を稼ぐ方法は、学んでこなかったのです。
  
  
自分の好きな事でお金を稼ぐ方法は、
サラリーマンでの仕事とはまったく異なるので、
    
ゼロから学ぶ必要があります。
  
  
サラリーマンで稼ぐ30万円と、自営業者で稼ぐ30万円は、
  
同じ額面でも、まったく質が異なります。
  
  
サラリーマンで稼いでいる人が、
自営業者で同じ額を稼げるとは限りません。
  
  
同じ仕事でも、同じスポーツでも、
  
「サッカー」、「バレーボール」、「テニス」、「水泳」くらい、
ルールや求められる能力が違います。
    
  
違うスポーツにチャレンジするなら、
ゼロからルールを学ぶ必要があります。
  
  
そういう意味で、私のやっている「はこぶね倶楽部」は、
  
「ライフワーク」にシフトしていく為の
【 専門学校 】みたいなものですね。
  
  
はこぶね倶楽部で得られるモノは、主に2つ。
  
一つ目(基本)は、
「ライフスタイルの質(精神・経済・健康の状態)」が高ま
る。
  
二つ目(応用)は、
「ライフワーク起業」の為のサポートが受けられる。
  
    
です。
  
  
もう一度言いますが、
  
・サラリーマンで生きる事
・自営業者として生きる事
・自分の情熱が持てる好きな仕事、ライフワークで生きること
  
  
は、それぞれ「ルール」や「求められる能力」が全然違います。
  
  
そして、現代の学校教育では、
サラリーマンとして生きる方法しか、教えてくれませんでしたが、
  
それは、ライフワークで生きるためには、
役に立たないどころか、邪魔にしかなりません。
  
  
ですから、ライフワークを目指すのであれば、
  
アタマを一回空にして、
【 全てをゼロから学び直す必要 】があるのです。
  
  
はこぶね倶楽部は、その為の専門学校みたいなモノです。
  
  
自分の情熱で生きるという事は、
 
自分の固有の才能を使って、
頭脳労働や創造労働で価値を生み出すことであり、
  
それは、今後AIが大きく発展したとしても、
むしろ、時代が進めば進むほど、それが追い風となる生き方なのです。
  
  
私は、こういうことを6年前くらいから予見していて、
その通りに生きてきました。 
  
  
でも、「先見の明がある人」というのは、
いつも凡人には理解されませんからね。
  
  
結局は、【 センスの良い人 】しか、

未来に対して賢い対策は打てないという事です。
  
  
センスの良い人は、私の言っている事がわかると思います。


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