2017年02月05日

絶対は存在するという確信のメカニズム

昨日は、弟子の吉田さんと喋って、
  
「感情に対する認識」と、
「人生観・人間観」のチェックを行いました。
  
  
で、この世に出回っている情報は、
ウソだらけ、間違いだらけ、詐欺だらけ。
  
  
【この世に存在する情報の約95%は、
 「間違った情報」だと思った方が良い 】
    
だから、「検証が大切なんだ」という話をしました。
  
  
じゃあ、「検証とはなんぞや?」って話なんですけど、
  
【 真実に確信を持つため 】に、検証が必要なのです。
  
  
自分が何らかに確信を持っていると、
迷いが無くなり、強気になります。
  
  
迷いが無くなり、強気になるという事は、
【 力強いパワーが湧いてくる 】と言う事です。
  
  
確信は、パワーなのです。
  
  
じゃあ、どうやったら確信を持てるか?というと、
  
1.理屈を理解する(この段階では、自分の中ではまだ仮説)
2.何回も検証を重ねる(検証数が多い方が、確信が深まる)
3.上記を覆す「反証」が未だ出てきていない、発見されていない
  
この、3つの条件をクリアすると、確信が持てるのです。
  
  
数学の方程式の計算に例えると、
  
1.公式を理解する
2.何度も公式を使って計算問題を解く
3.公式が間違っていたという反証は未だ出てきていない
  
だから、「公式」に確信が持てるわけです。
  
  
【 理屈の理解 → 何度も検証 → 反証が存在しない → 確信が持てる 】
  
ということです。
  
  
例えば、円周率は3.1415…ですが、
  
この円周率が間違っている事って、想像しにくいですよね?
  
  
この世に存在するあらゆる商品・建築物は、  
円周率を用いて、計算して作られています。
  
  
円周率が間違っていると言う事は、
  
この世の全ての人が、円に対する考えを同じように間違っていて、
あらゆる商品、建築物の円は歪んでいる…、
  
と言う事になります。
  
  
そんな事はあり得ないですよね?
  
  
「宇宙の法則」に関しても同じです。
  
  
例えば、この三次元空間では、重力が働いています。
  
「重力の強さ」に変更が加わることも想像しにくいです。
  
  
そんな事が起これば、
惑星の軌道が崩れ、銀河も太陽系も崩壊します。
  
人間の作った建築物も崩壊します。
  
  
40億年以上も、地球は太陽の周りを回っています。
  
その間に、一回でも重力に変更が加わっていたら、
地球は軌道を崩して、太陽系は崩壊しているでしょう。
  
  
【 「物質」や「現象」が安定して存在しづける 】には、
  
土台となる安定した「法則」が必要なのです。
  
  
全ての物質も、現象も、法則を土台にして存在していると言う事です。
  
もしも、法則に変更が加わる様な事があれば、
物質も現象も、安定して存在し続ける事が出来ません。
    
  
ですから、「数学や理科(自然法則)」は、普遍であり、不変なのです。
  
  
【 科学・論理・数学・法則 】は、
「100%を追求する学問、思考プロセス」であり、
  
統計学(多くの人間の傾向)とはまったく違います。
  
  
中学校の理科で、
BTB溶液を使って「ph」を計る実験がありました。
    
中性は緑、アルカリ性は青、酸性は黄色になります。
  
  
人間は二酸化炭素を吐きますから、
ストローでブクブクとBTB溶液に息を吐き続けると、
    
水は二酸化炭素を吸収して炭酸水になって、
酸性になり、黄色になります。
  
  
世界中の理科の授業で、この実験は行われています。
  
それでも、実験結果がおかしくなった事は無いのです。
   
  
そんな事があれば、科学者がまた研究し出しますし、
理科の教科書は書き換えられるでしょう。
   
   
もし、色が黄色にならない学生がいたら、
その子は人間か?って話になりますね(笑)
  
  
例えば、名探偵コナンとか、金田一少年の事件簿とか、
トリックを解いて、真犯人を見つけるミステリー作品があります。
  
  
その真犯人を見つけ出すプロセスも、論理的思考を使っています。
  
  
論理的思考とは、カンタンに言うと、
  
1.鳥は卵を産みます。
2.カラスは鳥です。
3.さて、カラスは卵を産むでしょうか?
  
という様な、思考プロセスです。
  
  
「A.鳥」=「B.卵を産む」
  
「A.鳥」=「C.カラス」 
  
「C.カラス」=「B.卵を産む」
  
  
「A=B」「A=C」であるならば、「B=C」である…、
  
という風に、数学と同じように、イコールとイコールを繋げる訳です。
  
  
探偵の推理も、
  
・犯人は、こういう条件の人間であらねばならない
・犯人の条件を満たす人間は、この人しかいない
・だから、犯人はこの人だ
  
と、イコールで繋げている訳です。 
  
  
で、論理的思考では、
  
【 100%、絶対 】を軸に、考えます。
  
  
「100%、絶対なモノとは何か?」
  
という事を明らかにして、それをベースに考えるのです。
  
  
ある「100%絶対」と、別の「100%絶対」をイコールで繋ぐのが、
  
論理的思考です。
  
  
もし「100%絶対」で無ければ、イコールで繋げられませんよね?
  
  
例えば、
  
1.全ての鳥は卵を産むかもしれないし、産まないかも知れない
2.ペンギンは鳥かもしれないし、鳥じゃ無いかも知れない
3.さて、ペンギンという生き物は卵を産むでしょうか?
  
ペンギンをまったく知らない人からすれば、
そんなのわかんねーよ!って話です(笑)
  
  
【 100%絶対を明らかにして、それをイコールで繋げていく 】
  
それが「論理的思考」です。
   
  
言い換えれば、「数学的思考、科学的思考」です。
  
  
そして、【 100%絶対と言えるモノ 】の条件は、
  
1.理屈で筋が通っている(論理的に破綻していない)
2.何回検証を重ねても、同じ結果が出続ける
3.上記を覆す「反証」が存在していない
  
という事です。
  
  
科学も数学も、上記の様な思考プロセスを通して、
  
研究されてきた学問です。
  
  
「科学」も「数学」も、
統計学とは違って、「100%絶対そうなる!」が基準です。
   
  
フェルマーの最終定理も、
  
【 仮説では無く、理屈で証明される必要 】があったわけです。
  
  
そういう科学も数学も、
【 絶対に揺るがない自然法則を追究する学問 】なので、
    
多くの人が、科学や数学を頼りに仕事をして、生きているのです。
  
  
私もそうです。
  
  
火を使って水を沸騰させるのも、
冷凍庫で氷を作るのも、科学です。    
  
毎日、何十億人もの人が、
火を使ってお湯を沸かしています。    
  
  
火を使って、水が氷になった人は、未だ存在していないのです。
  
世界中の人々が、毎日検証して、
自然法則を証明してくれているのです。
   
  
科学者とは、「最も疑り深い性格」の人種です。
  
  
科学者にとっては、「90%」も「99%」も信頼できません。
  
100%絶対の自然法則を求めるが故に、「例外の存在」を許しません。
  
  
例外が存在すれば、
自分はまだ完全にメカニズムを理解していないという事になりますし、
  
完全にメカニズムを理解するために、
なぜ例外が存在するのか?を研究し続けます。
  
  
例外が存在しなくなる所まで、深い部分のメカニズムを突き詰めると、
  
それは、「自然法則」と呼べるシロモノになるのです。
  
  
まぁ、この記事を読んでも、ほとんどの人は理解不能でしょうね(笑)
  
  
私は科学者ですが、科学者タイプの人間は少なく、
「私の方が少数派である」という事は理解していますから。
  
  
ただ、何かに確信を持ちたければ、
   
【 筋の通った「理屈」や「仕組み」を理解して、
  その理論を元に、何回も検証を重ね、
  
  例外が発生する事なく、同じ結果が出続ければ、     
  自然と確信が深まる 】
  
という事です。
  
  
【 1.理屈の理解 】と【 2.大量の検証 】
  
  
これが、確信の根拠であり、確信のメカニズムです。
  
  
これが出来なければ、何に対しても確信を持つことは出来ません。
  
  
主体性が無い人は、理解もしないし、検証もしません。
  
「他人(目上や権威)」の言うことを、
  
理解する事も無く、検証する事もなく、鵜呑みにしています。
  
  
それも、学校教育のせいです。
  
学校教育では、学校の先生が正解か不正解を決めます。
  
  
インターネットで、最新の歴史を学んだ生徒が、
  
学校の先生に、
 
・教科書の内容は間違ってます!
・次のテストでも、明らかになった最新の歴史の答えを書きます!
  
と言えば、その生徒はバツをもらうでしょう。 
  
  
要は、
  
【 先生の言うことが、無条件にマル 】
   
【 先生がシロと言えば、クロでもシロになる 】
  
という教育です。
  
  
そういう教育を受けたら、
  
自分で考えるのがバカバカしくなって、思考を放棄して、 
  
【 ただ、目上の人の「言いなり」になって生きていこう 】
  
っていう思想になります。
  
  
先生の教えることを疑おうものなら、
  
テストではゼロ点になってしまいます。
  
  
テストで良い成績を収めるためには、
他人の評価を得るためには、
  
真実を明らかにする事よりも、先生の発言に従うことなのです。
  
  
そうやって、
人々にネガティブな奴隷根性が叩き込まれていく訳です。
  
  
その奴隷根性を叩き直すには、
  
・先生も間違ったことを教える可能性がある
・先生は頼りにならない、責任を取ってくれない
  
という真実を認めなければなりません。
  
  
そうすればこそ、
自分の頭で考えて理解し、検証することの重要性もわかります。
  
  
奴隷根性を持ち続けている人間は、
  
【 権威や先生のいうことに従って生きていればいいんだ 】
   
と思っている訳です。
  
  
だから、深く考えません。 
  
  
主体性もないし、受け身の姿勢で、
理解しようともしない、検証しようともしない…。
  
  
結果的に、何も理解できず、何に対しても確信を持てず、
  
よくわからないまま、目先の感情に流されて生きていくのです。
  
  
私は、主体性のない人間は、
どれほど物事を理解しようとしていないか?
   
ということに、最近驚きました。
  
  
いくら理解させようとして教えても、
本人が理解をする気がないのです。
  
「理解したつもり」とか、「理解できたフリ」をするのです。
  
  
そして、人間は恐怖を感じると、頭が真っ白になって、
  
理性など吹っ飛んで、感情的に行動してしまうのです。
  
  
ですから、どんなにIQが高い人だとしても、
人間は恐怖を克服し続けないと、愚かな行動をし続けるということです。
  
  
そして、恐怖を克服するには、
  
【 自分が感情を作っている 】という事実を理解する必要があります。
  
  
「感情に対する認識」が間違っている人は、 
 
【 自分で感情をコントロールできる 】とは思っていません。
  
  
ですから、恐怖を克服しようともしません。
  
  
恐怖を持ち続ける限り、
人間はバカで愚かな考えと行動を続けるのです。
  
  
賢くなりたければ、恐怖を消し続ける事なのです。
   
  
  
うーん、今日の話は難しすぎますかね?
  
まぁ、プロ仕様です(笑)
  
  
素人には難しく感じるかもしれませんが、
教育を仕事にしている人にとっては、勉強になったと思います。


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