2017年02月04日

感情に対する認識

昨日、弟子の田中くんと話していましたが、
  
私が、「人生観・人間観を塗り替える事が最優先」と言っても、
未だにそれに取り組めていないようでした。
  
  
その原因を探ろうと、話し合ってみましたが、
  
どうやら、
  
「ネガティブ感情を感じたくない」という気持ちがとても強い事が、
邪魔をしている様だと感じました。
  
  
そこで、私はいつものトークを繰り出しました。
  
成長を目指しても、試練はやってくるし、
成長を諦めても、辛い人生が続くだけだし、
  
「どのみち、苦しい事は絶対にあるよ」って話です。
  
  
もちろん試練を乗り越え、成長を続ければ、
最終的に苦しみ(ネガティブ感情)は無くなりますよ。 
  
今の私がそうです。
  
しかし、成長過程では「試練」や「苦しみ」は避けて通れません。
  
  
それでも、田中くんは、
  
「それでも、どっかに苦しまなくて済む方法があるんじゃないか?」
  
と、存在しない逃げ道を探したい気持ちが抜けないようです。
  
  
「それは無理だ」と何回伝えても、逃げ道を探したいのです。
  
  
私から見れば、
  
【 筋力は身に付けたいけど、「筋トレ」みたいな事はしたくない 】
  
って言っているのと同じです。 
  
  
そんな方法はあり得ません。
  
  
次に私は、
  
【 人生においては、自分の身は自分で守る必要がある 】
  
【 誰も、自分の人生の責任を取ってはくれない 】
  
って話をしました。 
  
  
例えば、「学校の先生」や「塾の先生」が、
  
【 学校の勉強を頑張れば、良い人生が送れる! 】
  
と言ったとしましょう。 
  
  
しかし、私は学校の勉強を頑張らずに、 
学歴も無く、企業に就職する事なく、
  
それでも良い人生を送れています。 
  
  
「先生の言った事はウソだったじゃ無いか!」
  
と、文句を言ったところで、
  
学校の先生は責任を取ってはくれません。
  
  
自分が学校の勉強を頑張って、それでも良い人生を送れなかった時、
学校の先生が養ってくれる訳ではありません。
  
  
ダライ・ラマや、ローマ法王の「有り難い話」を聞いて、
  
その通りにやってみて、
それでも人生が上手く行かなかったとき、
  
ダライ・ラマや、ローマ法王は、責任を取ってくれるでしょうか?
  
取ってくれる訳がありません。
  
  
誰も、他人の人生の責任など取れないのです。
  
  
それに、世の中には良い人もいれば、悪い人もいます。
  
  
例えば、迷惑メールで、
  
「もうすぐ私は死ぬから、遺産を受け取って下さい!」
  
という文面の迷惑メールがあります。
  
  
それを信じて、騙された人に対しては、
  
「そんなのウソってわかりきってるじゃない!?」
「そんなわかりきったウソに、騙される方がどうかしてるよ!」
  
って思いませんか?
  
  
この世に出回る情報には、
「ウソ」や「間違い」、「詐欺」もたくさんあります。
  
それらから自分の身を守るのも、自分の責任です。
  
  
「世の中、良い人ばっかりじゃない」って事を知るのも、
当たり前の社会勉強です。
  
  
・誰も、自分の人生の責任を取ってはくれない
・世の中には、悪い人もたくさんいる
  
だから、【 自分の身は、自分で守る必要がある 】
  
これが、正しい認識です。
  
  
今は両親を頼りにしていても、両親もいつか死んでしまうのです。
  
  
しかし、他人に依存し続けたい人は、
  
そういう【 当たり前の事実 】すら、認めたく無い様です。 
  
  
ポジティブな人生、幸せで豊かな人生を送るには、
  
【 精神的にも、経済的にも、自立しなければならない 】って事実を、
  
認めたく無いのです。
  
  
・人生では、成長してもしなくても、どのみち苦しい事は避けられない
・精神的、経済的に自立しなければならない
  
  
そういう事実を認めて、「腹を括る」しか無いのですが、
  
田中くんは、どうも腹を括れないのです。
  
  
なんで腹が括れないのか? 
  
私も話しながら考え続けました。
  
  
なぜ、苦しい事から逃げられないか?というと、
  
ネガティブ感情は、既に自分の潜在意識に溜まっているからです。
  
  
太っている人が痩せようとしても、
脂肪は魔法のように消えてくれません。
  
  
身体に不要な物質は、なんとかして排出する必要があります。
  
  
ネガティブ感情も、それと同じです。
  
既に、潜在意識に溜まっているネガティブ感情は、
感じて解放しなければ、消えないのです。
  
  
ネガティブな考えとネガティブな感情はセットですから、
  
「ネガティブな考え」を「ポジティブな考え」に塗り替えたら、
  
ネガティブな考えとくっついていたネガティブな感情は、
解放に向かいます。
  
  
そのとき、苦しみ(不快感)を感じることになります。
  
  
便秘になったとき、
下剤を飲むと下痢になって、お腹が痛くなるのと同じです。
  
排出に、苦しみを伴うのです。
  
  
排出に抵抗するって事は、便秘を続けると言うことです。 
  
  
ネガティブ感情を感じることを避けていたら、
  
それは即ち、「ネガティブな考えを持ち続ける」と言う事です。
  
  
お腹が痛くなるのを避けて、
ウンチを出さず、不健康な便秘を続けるということです。
    
  
それじゃあ、生活や人生が好転する訳ありません。
  
  
そこまで話していて、あれ?と気付きました。
  
  
もしかして田中くん、
  
「感情」は、【 他人から与えられるモノ 】って思ってない?
  
  
そう聞いたら、ズバリその通りでした。
  
  
田中くんは、感情は自分が作っているのでは無く、
「他人から与えられるモノ」と思っていました(笑)
  
  
「他人から与えられるモノ」だから、
【 他人と感情からは逃げられる 】と思い込んでいた訳です(笑)
  
そして、自分が他人にネガティブ感情を与える事を怖れて、
ビビって自分の思っていることが言えないのです(笑)
  
  
いやいや、私、25歳でセミナーし始めていた頃(2008年頃)から、
   
「自分の考え方が感情を作っている」って説明してたよ!(笑) 
  
  
初めてバシャールの本を読んだのが、2010年でしたが、
  
バシャールが、「観念が感情を作っている」と説明していて、
  
「私が発見した事と同じ事を言ってるなぁ…」と、思いましたもん。
  
  
私が発見した心理の法則の中では、【 基礎中の基礎 】です(笑)
  
私にとっては、「太陽は東から昇る」ってくらい、当たり前の事です(笑)
  
  
【 感情に対する認識 】が間違っているから、
  
ネガティブ感情を感じる事から逃げ続け、
  
  
ネガティブ感情(気持ち)を感じる事を避けているから、
  
ネガティブな観念(思い込み)を
ポジティブに塗り替える事も出来なかったのです。
  
  
「ネガティブな観念(思い込み)」をポジティブに塗り替える時には、
  
「ネガティブ感情(気持ち)」が伴う場合も非常に多いからです。 
  
  
「ネガティブ感情」を避けていたら、
  
「ネガティブ観念」をポジティブに塗り替える事が出来ません。
  
  
便秘でお腹が苦しいのを、
  
自分の腸の中のウンチが原因では無く、
「自分の外側から与えられている痛み」だと勘違いしているから、
  
「下剤を飲まなくても良い方法、
 痛みから逃げられる方法があるんじゃないか?」と、
    
不可能な事を考えてしまうのです。
  
  
【 感情は、外からやってくるのではなく、 
  自分自身が生み出しているから、逃げられっこない 】
  
そういう当たり前の理解が、足りていなかったのです。
  
  
「逃げられる」と思っているから、「腹も括れない」のです。
  
  
絶対に逃げられないって事が理屈でわかると、覚悟も決まります。 
  
  
借金した人が、
  
・何とか踏み倒す方法は無いか?
・他人に肩代わりさせる方法は無いか?
    
って考えているのと同じです。
  
  
「あり得ない逃げ道」を探しているから、
  
腹を括って返済しようと思わない。
  
  
まず、逃げ道は無いのだと、理屈で理解する必要があります。 
  
  
田中くんの場合、
  
「感情は、他人から与えられるモノ」という間違った認識が、
  
「あり得ない逃げ道」が存在するのだと勘違いしてしまう
原因になっていました。
    
  
私は、
  
・自信を高める事が大事…の次に、
・人生観・人間観を塗り替える事が大事…、と言ってきましたが、
  
さらに深く、優先度の高い事柄を発見しました。 
 
  
それは、【 感情のメカニズムを理解すること 】です。
  
  
「感情に対する認識」を正さないと、
  
【 ネガティブ感情からは、絶対に逃げられない 】って事がわかりません。
  
  
人体は、「オシッコを排出する必要がある」のと同じで、
感情も排出する必要があるのです。
  
  
オシッコは、体内で作られます。
  
自分のオシッコから逃げる事は出来ませんよね?(笑)
  
  
それと同じ事です。
  
  
ポジティブな人生観・人間観を持とうと思うと、
  
ネガティブ感情を伴うこともあるでしょう。
  
  
ネガティブ感情を避けていたら、
  
いつまで経っても、人生観・人間観をポジティブに出来ないし、
自分に自信を持つこともできません。
  
  
【 自分の感情からは逃げられない 】
 
【 なぜなら、感情は自分で作っているから 】
  
  
この、初歩中の初歩の認識が、最優先なのです。
  
  
まぁ、これでもまだネガティブな弟子が変わらない場合、
  
まだ深い部分があるかもしれませんけどね(笑)
  
  
・感情は自分が作っている
・人生観・人間観をポジティブにする
・自分に自信を持つ
  
どれも、私にとっては当たり前の事だったので、
そんな所で躓いているの?と、自分的には盲点でした。
  
  
それに、散々今まで語ってきた事ですからね。
  
「どれだけ、自分の教えを理解できていないのだろう?」と、
  
軽く呆れます(笑)
  
   
いかに、普通の人が、
  
【 人の話を聞いていなくて、自分の頭を使わず、考えていないか? 】
  
という事に、衝撃を覚える日々です。
  
  
それも、奴隷根性があって、他人に依存しきっていて、
  
「主体的に生きていないから」です。
  
  
「他人の主体性を高める教育」って、一番大事ですけど、
  
人の「ネガティブな思想」を「ポジティブな思想」に変えていくのは、
  
本当に一苦労です(笑)
  
  
まぁ、超絶にネガティブな弟子のおかげで、  
私は「ネガティブな人間の心理」が研究できるので、
  
自分の研究に役立っていて有り難いですけどね。
  
  
この世に「良い話」はたくさんあっても、
何を優先して理解するべきか?という、
  
「優先順位を理解する事」が重要です。
  
  
優先順位が明確だから、
相手にとって必要な話がピンポイントで出来る訳です。
  
  
これでもまだ変わらない弟子がいたら、
私の研究は、さらに深まっていくだけです。
  
それはそれで、面白いですけどね(笑)


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