2016年11月02日
「子供の教育」の前に、「親への教育」
「義務教育の是非」についての議論を観察していると、
私みたいに、
「学校教育が時代に合っていない」と主張する人間と、
それに対する反論として、
【「それほど優秀でない子」もいて、
そういう子には学校教育が必要だ 】
という主張をする人が居ます。
なぜ、このように意見が分かれるのか?というと、
各々の持っている【 前提 】が違います。
片一方は、前提として「人間の可能性」を強く信じていて、
片一方は、前提として「人間の可能性」をそれほど信じていません。
この「前提の相違」こそ、意見が対立する根本要因です。
どちらも一理あって、正しいと思います。
子供も、生まれた時点で
「魂の成熟度、素質、才能」がそれぞれ違います。
誰に対しても同じ教育を行って、それで上手く行くとは限りません。
「類い希なる才能を持つ子」に関しては、学校教育によって、
その才能の発揮が潰されてしまう恐れもあります。
逆に、「優秀で無い子」を学校に行かせなければ、
何も学習せず、人間関係を構築するチカラも磨かれず、
社会的に孤立していく恐れもあります。
ですから、要は「教育の選択肢」がたくさんあれば良い訳ですよね。
問題点は、【 教育の選択肢 】が少なすぎる事でしょう。
でも、社会がその選択肢を用意し始めるには、時間が掛かります。
ですから、一番手っ取り早いのは、親がポジティブになる事です。
教育を学校任せにせず、
親がポジティブになって、親がまず「我が子の第一の教師」となって、
その子に最適な教育方針を考えてあげる。
これが出来れば、社会が変わるのを待たずとも、
最善手を打つ事が出来ます。
【 今を生きる子供をどうしていくか? 】
よりも、
【 子を持つ親がどうなるべきか? 】
の方が、先なのです。
「ポジティブな子供を育てる為の学校」を用意するよりも、
【 ポジティブな親を育てる為の学校 】の方が先に必要です。
私が最近改めて思うのは、日本人は特にかもしれませんが、
【 自分より子供を大事にしている人 】が多いのです。
【 自分の身を削って、
自己犠牲的に子供に尽くしている人 】が多いのです。
「自分の人生」については真剣に考えない癖に、
「子供の人生」については真剣に考えている…とかね。
でも、それって絶対に上手く行きません。
それは、子供に対して、
【 自分より他人(弱者)を大切にしろ! 】って教えているのです。
そういう教育を受けた子供も、
また自分を大切にしないし、幸せになる事も出来ません。
子供は、【 弱者のままで居た方が得なんだ! 】と思いますよ。
だから、状況を改善する為に、自分が強くなろうともしません。
子供に対して、「自分を大切にしろ」とか、
「幸せになって欲しい」とか思うのであれば、
先に親自身が、自分を大切にして、
親自身が、まず真っ先に幸せになるべきです。
もし、
「自分はどうでも良いんです!」
「子供には幸せになって欲しいんです!」
って言う人が目の前に現れたら、
【 まず、「自分はどうでも良いんです」とか思っている限り、
子供は絶対に幸せにはなりません! 】
という事実を伝えなければなりません。
結局、自分が成長して、幸せにならなきゃ、
子供が幸せになる事はあり得ません。
結局、我が子の幸せを願っても、その手段は、
【「自分自身の成長」という結論 】に戻ってくるのです。
「自分は精神的に成長せずに、子供には幸せになって欲しい」
これは、無理な相談です。
子供が大切だから、自分の好きな事、やりたい事を優先しません。
子供が大切だから、自分の好きな事、やりたい事はガマンします。
子供が大切だから、自分を成長させるための自己投資にお金を使いません。
これは、【 最も子供を大切にしていない行為 】です。
【 一番、子供を幸せにしない行為 】なのです。
「自分の成長こそ、他者への最大の貢献」です。
自分が成長して幸せになる以外に、子供を幸せにする方法はありません。
【 目的 】は、「子供の幸せ」かも知れませんが、
【 手段 】は、まったく「目的と逆の事」をしているのです。
自分の精神的成長こそ、自分の本物の情熱に従う事こそ、
【 全ての問題を解決する万能策 】です。
子供が大切だから、
真剣に成長に取り組まないと言っている人は、
子供を言い訳にして、自分のネガティブ感情から逃げているだけです。
子供を一番に想っているようで、
実は、子供の幸せよりも、
【 自分が怖い事から逃げる事 】の方が大事なのです。
そうやって、親がネガティブな選択をしているから、
子供もネガティブな影響を受けるのです。
親自身が子供を「言い訳の材料」にしているから、
子供も「言い訳」ばかり言うようになるのです。
私に子供が生まれて、
周りの人は、「成長が楽しみですね!」と言ってくれます。
私にとっては、自分の子供以上に、
【 弟子やお客さんの成長 】が楽しみです。
成長って楽しみに感じるのが普通です。
肉体の成長は、20歳くらいで止まります。
でも、精神の成長は死ぬまで続きます。
子供が成長しなかったら、不自然ですよね?
子供が、「ずっと赤ちゃんのままでいたい!」とか思っていたら、
不安になりますよね?
成長とは、至極「自然」で「楽しいモノ」です。
親自身が精神的に成長していないのに、
「子供には成長を望む」というのが、矛盾しているじゃ無いですか。
子供に成長を望むのであれば、まず、親自身が成長しないと。
「子供の教育」を論じる前に、まず【 親への教育 】を論じるべきなのです。
そうでなければ、
子供は【 ただの「親の言い訳の材料」 】になっているだけです。
私みたいに、
「学校教育が時代に合っていない」と主張する人間と、
それに対する反論として、
【「それほど優秀でない子」もいて、
そういう子には学校教育が必要だ 】
という主張をする人が居ます。
なぜ、このように意見が分かれるのか?というと、
各々の持っている【 前提 】が違います。
片一方は、前提として「人間の可能性」を強く信じていて、
片一方は、前提として「人間の可能性」をそれほど信じていません。
この「前提の相違」こそ、意見が対立する根本要因です。
どちらも一理あって、正しいと思います。
子供も、生まれた時点で
「魂の成熟度、素質、才能」がそれぞれ違います。
誰に対しても同じ教育を行って、それで上手く行くとは限りません。
「類い希なる才能を持つ子」に関しては、学校教育によって、
その才能の発揮が潰されてしまう恐れもあります。
逆に、「優秀で無い子」を学校に行かせなければ、
何も学習せず、人間関係を構築するチカラも磨かれず、
社会的に孤立していく恐れもあります。
ですから、要は「教育の選択肢」がたくさんあれば良い訳ですよね。
問題点は、【 教育の選択肢 】が少なすぎる事でしょう。
でも、社会がその選択肢を用意し始めるには、時間が掛かります。
ですから、一番手っ取り早いのは、親がポジティブになる事です。
教育を学校任せにせず、
親がポジティブになって、親がまず「我が子の第一の教師」となって、
その子に最適な教育方針を考えてあげる。
これが出来れば、社会が変わるのを待たずとも、
最善手を打つ事が出来ます。
【 今を生きる子供をどうしていくか? 】
よりも、
【 子を持つ親がどうなるべきか? 】
の方が、先なのです。
「ポジティブな子供を育てる為の学校」を用意するよりも、
【 ポジティブな親を育てる為の学校 】の方が先に必要です。
私が最近改めて思うのは、日本人は特にかもしれませんが、
【 自分より子供を大事にしている人 】が多いのです。
【 自分の身を削って、
自己犠牲的に子供に尽くしている人 】が多いのです。
「自分の人生」については真剣に考えない癖に、
「子供の人生」については真剣に考えている…とかね。
でも、それって絶対に上手く行きません。
それは、子供に対して、
【 自分より他人(弱者)を大切にしろ! 】って教えているのです。
そういう教育を受けた子供も、
また自分を大切にしないし、幸せになる事も出来ません。
子供は、【 弱者のままで居た方が得なんだ! 】と思いますよ。
だから、状況を改善する為に、自分が強くなろうともしません。
子供に対して、「自分を大切にしろ」とか、
「幸せになって欲しい」とか思うのであれば、
先に親自身が、自分を大切にして、
親自身が、まず真っ先に幸せになるべきです。
もし、
「自分はどうでも良いんです!」
「子供には幸せになって欲しいんです!」
って言う人が目の前に現れたら、
【 まず、「自分はどうでも良いんです」とか思っている限り、
子供は絶対に幸せにはなりません! 】
という事実を伝えなければなりません。
結局、自分が成長して、幸せにならなきゃ、
子供が幸せになる事はあり得ません。
結局、我が子の幸せを願っても、その手段は、
【「自分自身の成長」という結論 】に戻ってくるのです。
「自分は精神的に成長せずに、子供には幸せになって欲しい」
これは、無理な相談です。
子供が大切だから、自分の好きな事、やりたい事を優先しません。
子供が大切だから、自分の好きな事、やりたい事はガマンします。
子供が大切だから、自分を成長させるための自己投資にお金を使いません。
これは、【 最も子供を大切にしていない行為 】です。
【 一番、子供を幸せにしない行為 】なのです。
「自分の成長こそ、他者への最大の貢献」です。
自分が成長して幸せになる以外に、子供を幸せにする方法はありません。
【 目的 】は、「子供の幸せ」かも知れませんが、
【 手段 】は、まったく「目的と逆の事」をしているのです。
自分の精神的成長こそ、自分の本物の情熱に従う事こそ、
【 全ての問題を解決する万能策 】です。
子供が大切だから、
真剣に成長に取り組まないと言っている人は、
子供を言い訳にして、自分のネガティブ感情から逃げているだけです。
子供を一番に想っているようで、
実は、子供の幸せよりも、
【 自分が怖い事から逃げる事 】の方が大事なのです。
そうやって、親がネガティブな選択をしているから、
子供もネガティブな影響を受けるのです。
親自身が子供を「言い訳の材料」にしているから、
子供も「言い訳」ばかり言うようになるのです。
私に子供が生まれて、
周りの人は、「成長が楽しみですね!」と言ってくれます。
私にとっては、自分の子供以上に、
【 弟子やお客さんの成長 】が楽しみです。
成長って楽しみに感じるのが普通です。
肉体の成長は、20歳くらいで止まります。
でも、精神の成長は死ぬまで続きます。
子供が成長しなかったら、不自然ですよね?
子供が、「ずっと赤ちゃんのままでいたい!」とか思っていたら、
不安になりますよね?
成長とは、至極「自然」で「楽しいモノ」です。
親自身が精神的に成長していないのに、
「子供には成長を望む」というのが、矛盾しているじゃ無いですか。
子供に成長を望むのであれば、まず、親自身が成長しないと。
「子供の教育」を論じる前に、まず【 親への教育 】を論じるべきなのです。
そうでなければ、
子供は【 ただの「親の言い訳の材料」 】になっているだけです。
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