2016年10月26日

私の子育て方針(その2)

私は、
  
【 子供(赤ちゃん)は「親の所有物」ではなく、一人の人間である 】
  
という信念を持っていますから、
  
子供の人生や生き方を、親の思い通りにしようとは思いません。
  
  
お節介なレールは敷きません。 
  
自分で考えて決めれば良いと思います。
  
  
極論、不良になりたければ、なっても良いです(笑)
  
ならないと思いますけど(笑)
  
  
ジャンクフードだって、
食べたければ、いくらでも食べれば良いです。
   
   
ただ、ひとつだけ教えておきたい事は、
  
【 自分の選択や行動の結果は、自分が責任を負う 】
  
という事です。
  
  
要するに、「身勝手、自分勝手」をしても良いけど、
  
そのシワ寄せは他人じゃなくて、自分に降りかかってくる。
  
  
【 他人に対して甘えた態度であれば、厳しくされるのが当然 】 
  
そういう当たり前の理屈だけ、教えておきたい訳です。
  
  
私がよく言っている、
  
【 人生は自己責任・自業自得 】というヤツです。
  
  
それさえ解っていれば、
  
あとは自由に好き勝手すれば良いと思います。
  
  
人生で一番くらいに不幸なことは、
  
【 人生を「自己責任・自業自得」と捉えて生きられない事 】
  
だと思います。
  
  
人生を「自己責任、自業自得」と捉えている人は、
  
人生を主体的に、自分の思い通りに生きていきますし、後悔をしません。
  
  
自分の人生を「自己責任、自業自得」と捉えていない人ほど、
  
行動の動機が、【 義務感 】によるモノになってきます。
  
  
人生そのものが、受け身になってしまうのです。
  
  
「自分の人生に対して、主体的か? 受け身か?」
  
  
これは、人生の質に【 天と地の差 】を生みます。
  
  
自分の人生に受け身な姿勢で、成功する人などいません。
  
  
人生を「自己責任・自業自得」と思えていない人は、
  
無意識レベルでは、
【 自分の人生を他人に何とかして欲しい 】と思っています。
  
  
「世間の常識や、偉い人、政治家」の言う事に従うから、
自分の人生を何とかしてくれよ!
  
っていう姿勢です。
  
  
だから、【 義務感 】で行動するのです。
  
  
「義務感」で行動している人は、
  
もし、上手く行かなかった時に、「他人のせい」にしたいのです。
  
  
【 あなたの言う通りにやったのに、上手く行かなかったじゃないか!? 】
  
とね(笑)
  
  
まず、その「他人に責任転嫁する姿勢」を正さなければ、
  
何を学んでも上手く行く事はありません。
  
  
「義務感」で行動している限り、
  
【 動機がネガティブ 】なので、何も上手く行かないのです。
  
  
逆に、「責任感」で行動している人は、
  
上手く行かなかったら、「自分の責任」だと思っています。
  
  
【 「責任」と「自由」はセット 】です。
  
  
責任感を放棄して、義務感で生きるという事は、
  
【 自分のやりたいように生きない 】という事です。
  
  
ライフワークの人生からも、一番遠くなってしまいます。
  
  
私は、自分の子供が不良になっても良いんですけど、
  
「ワガママに振る舞っても、怠けても、
 他人が尻を拭いてくれる訳では無く、
 自分で尻を拭かなければならない」
  
という当たり前の理屈だけは、理解してもらいたいと思います。
  
  
その理屈を理解していない子は、
  
「自分がワガママしても、怠けても、他人に尻を拭いて欲しい」
  
と思っています。
  
  
それも、
  
子供が犯した過ちに対して、親が尻を拭いてしまって、
甘やかされて育ったからです。
  
  
【 自分がいくら身勝手、自分勝手に振る舞っても、怠けても、
  他人が何とかしてくれる、他人に何とかして欲しい 】
  
そういう風に「勘違い」している子は、とても不幸だと思います。
  
  
自分に「試練」が訪れても、原因がわからず、解決も出来ないからです。
  
  
ということは、
  
ずっと問題の原因を「他人に責任転嫁」して、
ストレスを抱え続けて、生きていかなければなりません。
  
  
私は、そういう勘違いをさせない様に、子供に教えたいのです。
  
  
ジャンクフードを食べたら、
体調が悪くなるし、病気になっても自己責任で自業自得。
  
治療費が発生しても、他人が何とかしてくれる訳でも無い。
  
  
他人のモノを盗んだりしたら、
信頼を失うし、警察に捕まっても文句は言えない
  
他人が何とかしてくれる訳でも無い。
  
  
成長を怠ったら、不幸で不自由な人生が待っている。
  
他人が何とかしてくれる訳でも無い。
  
  
そういう、当然のことを理解させたいのです。
  
  
子供を甘やかして育てて、
  
【 自分が無茶苦茶やっても、怠けても、他人が何とかしてくれる 】
  
なんていう風に「勘違い」していても、他人は何とかしてくれません。
  
  
【 何とかしてあげたくても、出来ない 】と言った方が正確です。  
  
  
自分が努力すれば、それに相応しい人生が待っている。
  
自分が努力しなければ、それに相応しい人生が待っている。
  
  
自分が勇気を出せば、それに相応しい人生が待っている。
  
自分が勇気を出さなければ、それに相応しい人生が待っている。
  
  
他人に奉仕・貢献すれば、それに相応しい人生が待っている。
  
他人に奉仕・貢献しなければ、それに相応しい人生が待っている。
  
  
本当に当たり前で、当然の理屈です。
  
  
それを伝える事が、一番大事です。
  
  
もちろん、「英才教育的な事」もやるかもしれませんけど、
  
それは優先順位が低く、二の次です。
  
  
最も大事な事は、
  
・過保護にしない、虐待しない、特別扱いしない
・自分の選択・行動については、全て自分が責任を負う
  
という、当たり前の事なのです。
  
  
自分の人生は「全て自己責任・自業自得」とわかっていれば、
  
もし子供が「どうしても冒険家になりたい!」と言って、
危険地帯に行って死んだとしても、
  
私は反対もしないし、後悔もしないと思います。
  
  
自分の責任において、
  
【 好きな様に生きて、好きに死ぬ事 】
  
  
これが、もっとも意義のある人生だと思うからです。
  
  
結局、大人に必要な教育も、子供に必要な教育も、内容は同じですね。


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