2016年09月21日

後悔しない唯一の方法

よく、老人に向けた「人生で後悔していることは?」という、
  
インタビューがあります。
  
  
・もっとやりたい事をしておけば良かった
・もっとチャレンジしておけば良かった
・もっと健康を大事にしていれば良かった
・もっと家族と一緒に過ごせば良かった
・もっと他人の目を気にせず生きれば良かった
  
  
などなど…。
  
  
要は、そう言っている「人生の先輩」を反面教師として、
「自分の人生の教訓にしろ」って話ですね。
     
  
私にはどれも当てはまりませんし、全てクリアしています。
  
  
私は、「後悔したく無い」という気持ちがとても強いので、
  
【 後になってから「後悔しないような生き方」】をしているからです。
  
  
その為に、
  
・「将来」について、慎重に考えに考え抜いて、
・「目の前の事」に全力を尽くしています。
  
  
死ぬ間際に後悔しない為には、
  
将来について全力で考え、目の前の事に全力を尽くす。
  
  
本当に、ソレしか無いのです。
  
  
私は、「自分が死ぬときの事」をイメージしています。
  
その時になって後悔しないように、考え、生きているのです。
  
  
ほとんどの人は、死を恐れるあまり、
  
「自分が死ぬ瞬間」について考えていません。
  
  
おそらく、多くの人は高齢に差し掛かってから、
ようやく「自分の死」について考え始めるのでしょう。
  
  
「死」と向き合う事と、「生」と向き合う事は同じです。
  
「自分の死」と真剣に向き合っていない人は、
「自分の人生」とも真剣に向き合っていません。
  
  
「後悔したく無い!」という気持ちが、
「全力で生きる事」に繋がるのであれば、
  
一度くらい、思いっきり後悔した方が良いと思います。
  
  
「あのとき、ああしておけば良かった!」
  
と、本気で後悔して、悔やめば良いのです。
  
  
悔やむことすらしない人は、
  
「あれは、仕方が無かったんだ…」
「自分は間違った選択はしていない…」
  
と、自分に言い訳するんでしょうが。
  
  
後悔しないより、後悔する方が、
「視野が広くなって、成長した」と言う事です。
  
今まで気付けなかったことに、気づける様になったからです。
  
  
今世で大きな過ちを犯し、激しく後悔した人は、
来世でも必ず、同じチャレンジがあるハズです。
  
  
そうして、同様の試練をクリアできるようになるまで、
何度でも同じような状況を引き寄せます。
  
  
そして、輪廻転生を繰り返していく中で、
いつか自らの「後悔の念」に耐えられなくなったとき、
  
初めて、【 全力で生きよう!】と思えるようになるのだと思います。
  
  
ですから、
  
後悔っていうのは、しないよりはした方が良いのです。
  
  
【 後悔する 】って言うことは、
  
「現実と向き合っている」という事です。    
  
  
「自分の過ちを認めない」と言う事は、 
【 現実逃避 】をしているのです。
  
  
自分の過ちを認めず、
  
「仕方が無かった…」と言い訳を続ける限り、
 
何度でも同じ目に遭います.
  
  
同じ目を回避する為には、「後悔」を通らなければなりません。
  
  
そりゃ、「後悔」も「罪悪感」も、無駄に感じる必要はありませんし、
  
回避できるなら、それに越したことはありません。
   
  
しかし、人間は「大きな痛み、苦しみ」を感じたことから、
  
真剣に学習する生き物です。
  
  
私も、過去世で数多くの後悔を経験してきたのだと思います。
  
だからこそ、もう「後悔する事」がイヤになったのです。
  
  
ですから、ポジティブに向かう為にも、
    
一旦、思いっきり痛い目を見ておいた方が、
  
「次は、真剣に生きよう!」と思えるわけです。
  
  
もし何か過ちを犯してしまったのであれば、
  
「仕方無かった…」と言い訳をして、現実から目を背けるよりは、
自らの過ちを直視し、思いっきり後悔した方が良いのです。
  
  
人間は、過ちを犯す生き物です。
  
全てにおいて、「最善の選択」ができる人間など、
ほとんど存在していないでしょう。
  
私は、それを目指していますが。
  
  
でも、そうでも無い限り、
  
やはり人生に「過ち」は付きものです。
  
  
自らの過ちを直視するには、「勇気」と「心の強さ」が必要です。
  
  
自分の過ちから目を背けたり、隠蔽しようとする人ほど、
  
心が弱いのです。
  
  
心が弱い人は、「心を強くしたい!」と、本気で思えるようになるまで、
  
苦しみ、後悔し続けるしかありません。
  
  
今世で出来なければ、来世以降も続きます。
  
  
「死んだらソレでお終い」と思っている人は、
   
どうせ死ぬんだから、めちゃくちゃして死んでやるぜ!
   
と、投げやりになるかもしれません。
  
  
でも、「死んだ後も続きがある」と思うから、
  
今世でも、真剣に生きようと思えるわけです。
  
  
ですから、「魂の世界」を信じている人の方が、
  
人生を真剣に生きようと思っているわけです。
  
  
輪廻転生すると言っても、今世は一度きりです。
  
  
【 自分が死ぬ間際に後悔する最期を向かえてしまうのか? 】
  
は、未来について真剣に慎重に考えることと、
目の前の事に全力を尽くせるかどうか? 
  
  
に、掛かっています。


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