2016年01月26日

衝動・感情・理性

人間には、3種類の判断基準があります。
  
  
1.衝動的判断
2.感情的判断
3.理性的判断
  
です。
  
  
で、わかりきったことですが、
  
「衝動的判断、感情的判断」をすれば、
後で後悔する事になり、
   
「理性的判断」をすれば、最善の行動を取ることが出来ます。
  
  
よく、「直感に従え!」って言う人がいます。
  
私も理性で分からない事に関しては、
直感に従って生きていますから、直感は大切です。
  
  
しかし、
 
【 人間が「衝動的、感情的」になっている 】
 
という事は、「冷静では無い!」という事です。
  
  
なぜ、人が衝動的、感情的になるか?
 
というと、
  
「ネガティブ観念」によって自分自身を抑圧していて、
  
その【 抑圧の反動 】として、衝動的になってしまうのです。
  
  
つまり、衝動とは
「ネガティブな精神状態から来る欲求」なので、
  
ネガティブな精神状態で行動して、
ポジティブな結果が得られる訳が無いという事です。  
  
  
私も、衝動が沸き起こる事が過去にたくさんありました。
  
  
でも、【 冷静さを欠き、衝動的になったら、必ず失敗する 】と、
  
経験上理解しているので、
   
【 自制心 】を働かせて、自分の衝動を抑え、
  
その代わりに、【 根本原因である自分のネガティブ 】と向き合い、
「根本解放する事」に取り組み続けて来ました。
  
  
しかし、心理のメカニズムを理解していない人は、
  
「自分の衝動」が「ポジティブな直感」であると【 勘違い 】しています。
  
  
「エゴによる衝動」は「高次元の直感」ではないのです。
  
この区別も付けられないのに、適切な判断など出来ません。
  
  
まず、1.衝動、2.感情、3.理性とあるなかで、
  
【 「自分の理性」が「感情や衝動に負けている時点」 】で、
  
その人は、判断で必ず失敗する事になるのです。
  
  
男女関係の話に例えれば、
  
1.衝動的(肉体関係・短期の付き合い)
2.感情的(恋人関係・中期の付き合い)
3.理性的(婚姻関係・長期の付き合い)
  
という風になります。
  
  
「お見合い結婚が上手く行きやすい」と言われるのは、
  
お見合いでは、
お互いの事を「感情的」ではなく、【 理性的 】に考えているからです。
  
  
結婚は、「理性的判断」でするべきです。
  
「理性的判断」で結婚しないから、
後ですれ違いが大きくなり、離婚する事になるのです。
  
  
結婚では、「感情が満たされるか?」という事よりも、
   
【 お互いに望むライフスタイルが近しいかどうか? 】
  
という事の方が重要です。
  
  
・人生の方向性は同じか?
・価値観は同じか?
・金銭感覚は同じか?
・食べ物の趣味は同じか?
 
そういう事が、非常に大切なのです。
  
  
「マクロビ離婚」という言葉があるらしいですが、
結婚したら生活を共にしますし、一緒に食事をする事がほとんどです。
  
  
「食事の趣味が違う」とか、「金銭感覚が違う」とか、
【 生活で大きな部分を占める要素 】で食い違いがあったら、
  
一緒に居て居心地が悪くなって当然です。
  
  
結婚する前に、そういう事を慎重に考えるのが、【 理性的判断 】です。
  
  
ただ、【 お互いに好きだから! 】というだけで、
  
結婚が上手く行くとは限らないのです。
  
  
なぜなら、結婚は【 非常に現実的な事 】だからです。
  
  
感情的になってしまうのは、
メンタルブロックがあり、依存的になっているからです。
  
まず、メンタルブロックを外し、冷静になってから、
理性的な判断を下せば、何事も上手く行くのです。
  
  
冷静さを欠いている状態では、ポジティブな直感など受け取れていません。
  
  
「ギャンブルで破産する人」は、【 冷静さを失った人 】です。
  
  
「負ける確率の方が高い」のに、「次はきっと勝てる!」と、
    
【 根拠も無いのに、「自分に都合の良い幻想」を抱いてしまったから 】
  
です。
  
  
理性的判断ほど、長期的に物事を捉えられているという事です。
  
  
お買い物をするにしたって、
「衝動買い」をすれば、後で後悔する事になりますし、
  
「理性的な判断」で買い物をすれば、
それは【 投資の感覚でお金を使っている 】という事になります。
  
  
子供に向けた実験で、「マシュマロ実験」というものがあります。
  
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%AD%E5%AE%9F%E9%A8%93
  
  
カンタンに言うと、
  
こどもの目の前にマシュマロを一つ置いて、
 
「15分食べるのを我慢したら、もうひとつあげるけど、
 15分待てずに食べたら、二個目はナシだよ。」
  
という実験です。
  
  
「自制心」や、「忍耐力」を試させるテストで、
  
3分の1の子供は、15分待って2個目を手に入れたけど、
3分の2の子供は、15分待てずに1個目を食べてしまった。
  
という結果らしいです。
  
  
その後の追跡調査で、「自制心、忍耐力のある子供」は、
 
【 他の子供に比べて優秀に育っている 】という事です。
   
  
自制心、忍耐力の無い子供は、
 
まさに、衝動的、感情的に行動してしまっていて、
2個目のマシュマロを失い、
  
さらに、「人生の質」でも負けてしまっています。
  
  
逆に、自制心、忍耐力のある子供は、
  
理性的な判断をしていて、2個目のマシュマロを得て、
  
「人生の質」でも勝っているという事です。
  
  
よく、マーケティングをやっている人が、
  
「人は感情でモノを買う」と言いますが、
  
私はそれに反論します。
  
  
感情でモノを買うのはバカな人たちで、
  
優秀な人間は、【 理性で、投資感覚で、モノを買っている 】
  
という事です。
  
  
そして、これから一般の人々は、どんどん賢くなって、
 
【 ますます、衝動や感情ではなく、理性的に判断していく事になる 】
  
という事です。
  
  
それは、「ごまかしが効かなくなる」という事です。
  
  
私の弟子の吉田さんや佐々木さんも、
「元々は衝動的に行動する人間」でしたが、
  
私の元で成長し続けて、徐々に「衝動」ではなく、
「理性」で判断・行動出来る様になっていっています。
  
  
【 成長して、賢くなっている 】という事です。
  
  
まだまだ、衝動で行動してしまう弟子もいますが、
  
そういう弟子は、「非常に未熟だ」と言う事です。
  
  
メンタルブロックがなくなれば無くなるほど、
  
【 ネガティブな精神状態から来る衝動 】がなくなっていきますし、
 
もし衝動が起こっても、それを自制心と忍耐力で抑える事が出来ます。
  
  
衝動の原因は、メンタルブロックなのだから、
  
メンタルブロックを外さず、衝動的に行動しても、
  
ポジティブな結果など得られる訳がありません。
  
  
会社の経営だって、感情的にやって儲かる訳がありません。
  
ギャンブルや投資と同じで、
感情的になったヤツから負けて、潰されていくのです。
  
  
普通の人が感情的になってしまう場面でも、
冷静に、理知的に考えられる人間が、成功していくのです。
    
  
【 どれだけ理性的に、自制心と忍耐力を働かせられるか? 】
  
  
それが、どれだけ成功していけるかどうか?
  
  
【 人間としての器 】なのです。


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