2015年11月03日

報酬は、苦しみの対価では無い

詐欺やギャンブルなどの例外を除いて、
経済原理における正攻法で考えるのであれば、
  
【 自分の豊かさ = 他人に与えた価値の「大きさ(質) × 多さ(数)」 】
  
という式が成り立ちます。
  
 
本田健さんの、「ユダヤ人大富豪の教え」にも、
同じ事が書いてありますね。
 
  
ハリー・ポッターの作者、J・K・ローリングさんは、
  
ネットで拾った情報によると、
  
・2002年度の年収が「約182億円」
・総資産額は「1000億円以上」のビリオネア
  
という事です。
  
  
年収182億円という事は、
細かく換算すると、1ヶ月で15億円。 1日に5千万円です。
  
  
ロイヤリティ収入ですから、
  
一日中寝ていても、酒を飲んでいても、
自動的に「一日で5000万円」入ってくる訳です。
  
  
でも、それはハリー・ポッターという作品が
世界中の人に喜ばれているからです。
  
  
毎日、とあるビルのトイレ掃除をがんばっていても、
そのビルの、そのトイレを使う人にしか喜ばれません。
  
  
どんな仕事も、他人に必要とされるから存在している訳ですが、
  
「より多くの人」に、「より大きく」価値を提供する事で、
自分の豊かさは拡大していく訳です。
  
  
そこに、
  
・どれだけ苦しんだか?
・どれだけ努力したか?
・どれだけ時間をかけたか?
  
という事は、一切関係ありません。
  
  
苦しんで稼いだお金も、楽しんで稼いだお金も同じです。
  
  
ムカつく上司や客に頭をペコペコ頭を下げて、
それで収入が上がるんだったら、みんな自らそうしているでしょう(笑)
  
  
しかし、自分がどれだけ苦しんだところで、
【 自分の豊かさや報酬 】とは、一切関係が無いのです。
  
  
【 どれだけ多くの他人に、どれだけ大きな価値を提供したか? 】
  
それしか関係が無いのです。
  
  
ずっと雇われで働いていると、
【「給料」は苦しみの対価 】だと思ってしまいがちです。
   
しかし、それは違います。
  
  
自分の受け取る「報酬」や「豊かさ」が少ないとすれば、
  
それは、単純に【 他人にあまり喜ばれていない 】という事です。
  
  
私は、世界中の人々に喜ばれる様な研究をしていますし、
  
いずれ、私の研究成果が、
世界中の人々に喜ばれる日が来ると思いますが、
  
その時は、私も巨額の報酬を得ることになると思います。
  
  
しかし、現段階では、
  
私の研究成果の価値がわかる人も少ないですし、  
私はまだ大富豪では無い訳です。
  
  
将来的にお金持ちになりたければ、
  
【 たくさんの人に喜ばれる様な人間になるぞ! 】
  
と思って生きていく事です。
  
  
私の推奨するライフワークでは、
  
「自分の好きなこと、やりたいこと」でお金が手に入るので、
  
「給料は苦しみの対価、肉体労働や時間労働の対価」
だと思ってきた人からすれば、
    
【 え? こんな事でお金もらっちゃっていいの? 】
  
という戸惑いが、初めに生まれると思います(笑) 
  
  
しかし、自分が報酬を受け取れるかどうかは?
  
【 自分がどれだけ労働したか? 時間をかけたか? 苦しんだか? 】
  
という事とは、一切関係がありません。
  
  
ただ、
  
【 他人にどれくらい喜ばれたのか? 価値を与えたのか? 】
  
その一点だけです。
  
  
お金を「苦しみの対価」だと思っている人は、
  
【 楽しんでお金を得ること 】に、罪悪感を持ちます。
  
  
言い換えると、
   
【 自分という人間は、苦しまなければお金を受け取ってはいけない 】
  
と思っているという事です。
  
  
でも、楽しいか、苦しいかはまったく関係ありません。
  
  
重要なのは、【 他人に価値を与えたかどうか? 】だけなのです。
  
  
・苦しみながら他人に価値を与えるのか?
・楽しみながら他人に価値を与えるのか?
  
  
自分が苦しみながら他人に価値を与えるのが、一般の仕事。
自分が楽しみながら他人に価値を与えるのが、ライフワークです。
  
  
お金を得るために、積極的に苦しもうというのは、マゾです(笑)
  
  
自分が苦しもうが、楽しもうが、そんな事はどっちでも良くて、
  
ただ、「結果的に他人に喜ばれること」だけを考えていれば良いのです。
  
  
・他人に喜ばれる為に、「苦しむ必要」があれば苦しむ。
・他人に喜ばれる為に、「楽しむ必要」があれば楽しむ。
  
  
目的は、【 他人に価値を与えること 】であって、
  
自分が苦しむとか、楽しむとかは、手段過ぎません。
  
  
私は、【 他人に価値を与える事 】に焦点を当てているので、
   
身体がしんどくても、他人に価値を与えるためなら頑張ります。
   
でも、ラクしながら他人に価値を与える方法が見つかれば、
そっちを選択します。
  
無駄な苦労をする必要はありませんから。
  
  
仕事をしていく上では、
時に、「避けられないしんどさ」もありますが、
   
出来る限り、
「楽しみながら、ラクをしながら、他人に価値を与える方法」を
  
模索しているのです。
  
  
自分は、日頃から真剣に、
  
【 より多くの人に、より大きな価値を与えようとしているか?
  喜ばれようとしているか? 】
  
  
それの心懸けや姿勢で、
  
その人が豊かになっていくかどうかが決まります。
  
  
結局、【 他人に喜ばれるのが大好き!】って人が、素質あるのです。


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