2015年10月18日

ノウハウ依存型人間

私は、学問自体は面白いと思うのですが、  
現代の学校の教育方法は、ろくなモンじゃ無いと思っています。
  
  
特に、【 唯一の正解や答え 】を設定し、
  
合っているか?、間違っているか?
  
それで、テストの点数が決まり、
それが唯一の評価軸である所がです。
  
  
こういう教育を真に受けちゃうと、
  
人は、【 既に用意されている正解、方法 】を欲しがります。
  
  
私の弟子にも、このクセが抜けない子が複数います。
  
  
私は小学校の頃から、
自分はアイデアマンだと自負していました。
  
幼少の頃にエジソンの伝記を読んで、憧れていたからかもしれません。
  
  
でも、【 アイデアを出す 】というのは、
  
「既に用意された正解と照らし合わせて、
 合っているか? 間違っているか?」
  
とか、そういう問題じゃ無いんです。
  
  
アイデアとは、自分で考えて、「無から有を生み出すこと」です。
  
  
既に用意された正解との「答え合わせ」じゃないのです。
  
  
自分で考えて、
素晴らしいアイデアを出した人間を評価するような基準は、
  
学校教育にはありません。
  
  
学校教育に洗脳されている人間は、
 
【自分の脳みそで考える事無く、
 
 既に用意された
 方法を教えてくれ! 正解を教えてくれ! 答えを教えてくれ!】
 
と、ノウハウ依存型の人間になってしまいます。
  
  
結果、自分の頭で考えないアンポンタンが量産されるのです。
  
  
で、人々がノウハウを求めるから、
ノウハウを売っている人間が儲けます。
     
当然のことです。
  
ノウハウを学んで結果を出せる人はごく少数で、
「大多数の人はノウハウを学んでも結果を出せない」というのに。
  
   
人々が、【 自分の結果に繋がらない方法論 】を求めるから、
それを売る人間が現れる。
  
当たり前の事です。
  
  
弓道の本を読んだだけで、
練習もせずに、弓で的を射るのが上手くなるでしょうか?
  
そんな事はあり得ないのです。
  
  
どんなスポーツでも、
最初は地道な「筋トレ」と「基礎練習」をやらされるはずです。
  
  
野球だったら、素振り。
サッカーだったら、ドリブル。
  
初めは延々そればっかりだと思います。
  
  
でも、仕事では「筋トレ」も「基礎練習」もしないんです。
 
そんなんで上達するハズが無い。
  
  
私はいつも、弟子に対して、スポーツに例えるなら、
「筋トレしろ! 基礎練習しろ!」と言っていますが、
   
いつの間にか
まるでイチローのバッティング技法でも研究しようとするかの様な、
  
愚かな行為に及ぶ弟子もいます。
  
  
野球を始めたばかりの小学生が、
イチローのバッティング技法を研究していたら、
  
監督やコーチは止めるはずです。
  
  
無駄な事はするな! 自分の現在地を弁えろ! と(笑)
  
「初めは基礎練習しかしなくて良い」と指導するはずです。
  
  
偉大な選手の「メンタル面」や「考え方」は勉強になっても、
「技術、テクニック」なんて10年早い訳です。
  
  
こんなバカな事をする人間がいるのも、学校教育の弊害です。
  
  
実際のスポーツだったらあり得ないでしょうが、
仕事の領域だったら、こういう事を平然とやる人間がたくさんいます。
  
  
笑顔も出来ない、声も小さい、
しゃべり方はしどろもどろ、動きは自信が無さそうで挙動不審、
    
そんな状態で、ノウハウだけを学んで、
接客や営業で成果を出そうなど、無理に決まっているわけです。
  
  
そんなヤツからモノを買う人間はいないからです。
  
  
  
私はいつも、学校教育の洗脳と戦っています。
  
  
「自分の脳みそ」で考えず、
   
「自立心」や「責任感」が無く、
目上の人間や権威に従順で、騙されるような、
  
そういう人間を生み出している元凶と、です。
  
  
親がよっぽど優秀で無い限り、
教育を学校任せにしていたら、
  
子供は賢くなりません。
  
  
学校教育に洗脳された人は、
 
【「既に用意された正解」の無い問題】について、
  
考える事が非常に苦手になります。
  
  
例えば、会社の上司に「売上げを上げろ!」と言われたと。
  
  
そうしたら、
  
・どうやったら良いのか、方法を教えて下さい、とか、
・本屋に行って、ノウハウ本を読もう、とか、
  
そういう発想になって、自分の脳みそで考えず、
  
【 他人が用意した答えに依存 】する様になるのです。
  
  
正解の無い問いは、元から考えたく無いのです。
  
  
「他人が既に用意した答え」を知ろうとするのでは無く、
  
問題を解決するために、
自らの脳みそで考え、答えを導き出そうとする人間が、
  
賢い人間なのです。
  
  
それに、とにもかくにも基礎。
 
基礎の無い人間が、いくら自分の頭で考えようと、行動しようと、
良い結果など生まれません。
  
  
【 初めは基礎と本質。 基礎と本質が整った上で、考える 】
  
  
これが、何よりも大事です。


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