2015年08月12日

価値基準、価値判断

現在、宝石が一般的にどのように評価されているか?
  
というと、「大きさ」や「見た目の美しさ」です。
  
  
例えば、ダイヤモンドには、4Cと呼ばれる評価基準があります。
  
  
しかし、私個人が評価するのは、見た目などでは無く、
  
【 エネルギーの強さ 】です。
  
  
私にとって、エネルギーが無くて、美しいだけの宝石には、
それほど価値や魅力を感じません。
  
  
私はエネルギーの強さを見分けられますから、
  
安くてもエネルギーが強い石を見抜いて、手に入れる事が出来ます。
  
  
そういう意味で、同じ商品でも、
  
「誰が高く価値を評価するか?」という事は違います。
  
  
アートも同じですね。
  
  
人それぞれ、価値基準は違いますから、 
  
ある人にとっては高い価値があり、
ある人にとっては価値は無いのです。
   
ですから、価値を高く評価してくれる人の所に
持って行かなければなりません。
    
  
例えば、何の変哲も無い野球のボールがあったとして、
  
それにイチローがサインを入れて、オークションに出せば、
それなりの値が付くと思います。
  
  
イチローのファンが、お金を出しても欲しいと思うからです。
  
  
でも、イチローなんて知らない人からしたら、
やっぱり何の変哲も無いボールです。
  
  
「誰かにとって高い価値があるモノ」であって、
   
それを、その価値がわかる人の所に持って行けば、
  
お金を出して買ってくれる訳ですね。
  
  
【 誰にとっても価値が感じられないモノ 】は、
   
「経済的には価値が無いモノ」という事です。
  
  
だから、プロというのは、
  
【 この世の誰かが価値を高く評価してくれるモノやコト 】を、
自らの手で創り出さなければなりません。
  
  
それが、「少数の金持ち」か、
「多数の一般庶民」かにでも受け入れられれば、
  
経済的に大きく豊かになれる訳です。
   
   
ですから、
  
「自分の仕事ぶりは誰が高く評価してくれるのか?」
  
という市場調査は欠かせません。
  
  
自分の客層を、明確にイメージする必要があります。
  
  
私の場合、今後市場が大きく変化していく…、
という事を見越して仕事をしているので、
  
現在、広く受け入れられなくても仕方無いと思っていますけどね。
  
  
これから、世間の価値観が大きく変わっていくので、
  
今まで価値があると思われていたモノが、価値を失い、
今まで価値が無いと思われていたモノに、高い価値が付きます。
  
  
宝物がガラクタになり、ガラクタが宝物になるのです。
  
  
私は、【 未来の人類が欲しがるモノ 】を創っているのです。
  
  
自分の仕事ぶりに価値を感じてくれる人は、
どういった人たちで、
  
その人たちに、さらに高い価値を感じてもらうには、
どうすれば良いか?
  
  
そういう事を考えるのが、プロなのです。


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