2015年05月15日

希望を失う覚悟

中学生の時の、自殺願望を持っていた時の気持ちを思い出しました。
  
「お母さんは僕の事を愛してくれていると思うけど、
 生きるのが辛すぎるから、死んでしまう僕を許して下さい…」
  
そう思っていました。
  
  
僕は正しい事がしたかった。 
間違った事をしている人間が悪いと思っていた。
   
学校の先生が、無音行動をしろとか、5分前行動をしろとか言うから、
僕は先生の味方のつもりで、同級生に注意していたのに、
 
先生から「揉め事を起こすな!」と怒られて、
 
先生も同級生も自分の味方じゃ無い。
だから、学校に自分の居場所は無い。
 
そう思って、学校に行きたくなくなりました。
  
  
でも、僕が学校に行きたがらないと、
 
父さんも母さんも、無理矢理学校に行かせようとして、
僕には家にも居場所が無かった。
  
  
通っていた進学塾でも怒られてばかりで、
塾にも居場所が無かった。
  
  
自分が存在していても良い場所がどこにも無かった。
  
  
ただ、良い事をしたい、人の役に立ちたい、正しい事をしたい
と思っているだけなのに、
 
最後はみんな僕の事を責めて、僕を悪者扱いする。
 
 
だから、こんな世の中から逃げ出したかった。
 
 
どうしても学校に行きたくなかったから、
最後は「病気のフリをするしかない」と思って、
  
自宅の玄関の前で倒れて、
ずっと親が自分の事を見つけるのを待っていた。
  
  
そんな倒れている僕を見つけた父さんは、
ようやく、「もう学校に行かなくても良いよ」って言ってくれた。
  
  
でも、僕はもう誰も信用できなくなっていたし、
誰とも口を聞きたくなかった。
  
家族が家に居る間は自分の部屋に引きこもって、
家族が寝静まる深夜になったら、家の外に出て、
 
マンションの最上階から地上を見下ろして、
ずっと死ぬことばかり考えていた。
  
 
自分が苦しんでいる事自体が、また他人に苦しみを与えてしまう。
  
  
良い事をしたい、人の役に立ちたいと思っているのに、
自分は生きているだけで周りを苦しめる迷惑な存在。
   
だから、ただこの世から消えてしまいたかった。
  
  
それが中学の時の記憶。
  
  
大人になって独立してからも、
仲良くなった人と、「一緒に仕事をしよう!」って話になって、
 
僕は一生懸命相手の事を考えて、一生懸命相手に尽くして、
「結果を出すためにはこういう事が必要だと思う」って、
  
厳しい事を言った瞬間、手のひらを返した様に、
またみんな僕の事を悪者扱いして、
   
悪い事を全て僕のせいにして、僕を責めてきた。
  
  
みんなが「大きな仕事がしたい! 組織を大きくしたい!」って言ったから、
  
その言葉を真に受けて、
僕はただ、全力で応援しただけなのに。
  
  
そういう人間が一人や二人じゃ無くて、何人もいた。
   
そういう事がある度に、
また孤独の底に突き落とされてしまう様な気持ちになった。
     
  
でも、ようやく希望を見つけたんです。
   
自分を孤独から救ってくれるかもしれない希望を。
  
ただそれにすがりたいぐらいに、
自分の全てを懸けてでも、失いたくない希望を。
  
  
辛い人生に耐えて耐えて、耐えてきて、
ずっと孤独で仕方が無いと思っていた所に、
 
やっと見つけた居場所、希望。
  
 
その希望を失ってしまうことが、他のどんな事よりも怖い。
 
  
でも、その希望を失ってしまう事を受け入れないと、
私は先に進めない。
  
  
私はその希望に依存しているから。
 
依存は辛い。 
依存していると救えない。
  
  
希望を捨てなきゃいけない訳じゃ無い。
 
でも、希望が失われることは受け入れなきゃいけない。
  
  
私にとって希望を失うと言う事は、
 
また孤独に戻って、絶望の世界に足を踏み入れると言う事。
  
  
だから、必死になって抵抗していたけれど、
 
でも、それを許して受け入れないと、
何も進まない、何も好転しない。
    
   
だから私はまた孤独になって、絶望する事を受け入れた。
 
身体は生きていても、
心は死んでしまうくらいの絶望を受け入れた。
  
  
そうやって、僕はまた生きていくのです。
  
  
この苦しみを理解できる人間がいたら目の前に連れてきて欲しい。
  
弟子たちもまぁまぁ苦労してるけど、私には遠く及ばない。
  
  
弟子たちには頼れる味方がたくさん居るから。
   
私にはただの一人も居なかった。
   
   
いつも見つけては失ってきた。
  
  
そんな私の心を支える唯一の手段が、使命に生きる事。
 
どんなに辛くても、自分の生きる意味を唯一自覚できる方法。
  
  
生きているウチには褒められなくても、
認められなくても、責められても、悪者扱いされても、
誤解されても、恨まれても、
 
死んでからは褒められるハズだと信じて。
 
そうするしか自分が生きていく方法が無いから。
   
   
だから、私は生きる覚悟が普通の人と違う。
   
   
使命を放棄したら、自分の存在意義が無くなって、
また居場所の無い地獄に戻ってしまうから。
   
サラリーマンは出来ないし、親に負担をかけて、
生きているだけで人に迷惑を掛ける様な人間になってしまう。
   
そう思って生きてきた。
  
  
私は、たくさんの友達なんか要らない。 
 
自分の全てを懸けられる、狭く深い関係だけ。 
  
  
でもそれすらも失う覚悟を持つ必要がある。 
   
   
希望を失う覚悟を持って、私はまたひとつ、前に進んだ。


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