2015年04月22日

人生で「差」が付く要素

最近、非常に忙しくなってきています。
  
まぁ、今までが暇過ぎたとも言えますが(笑)
  
  
私は、お客さんと一人一人、丁寧に向き合ってきたと思いますし、
現在もそうやっています。
  
  
しかし、これから規模が大きくなってくると、
「一人一人丁寧に…」と言うことが難しくなってきます。
  
だからこそ、これから来る状況に準備するため、
全体的に良い流れを創り出すために、
 
今の時期に、一人一人に大きく時間とエネルギーを割いています。
   
   
例えば、ソフトバンクも、
創業時は社員数が2〜3人だったと思います。
  
  
そんな時期に、「社員一人が辞める」というのは、
とても大きな影響があったと思いますが、
  
社員数が1万人とかを超えてくると、
社員が一人辞めるっていうのは、とても小さな事です。
  
  
【組織の規模】が大きくなってくると、
大事なのは、「キーマン」と「全体の流れ」であって、
  
組織を構成する「末端の一人や二人の動向」というのは、
あまり大きな影響を及ぼしません。
  
逆に、そんな事に気を取られすぎていては、
【「個」のために「全体」を犠牲にする事】になります。
  
  
私が思うに、リーダーというポジションは、
 
常に、【「個」よりも「全体」を優先する】という信念を持って、
決断して行かなければならないと思います。
  
  
それが、人の上に立つ人間の役割です。
  
  
【「個」のために「全体」を犠牲にする人間】は、
  
リーダーの資格が無いと思います。
  
  
仕事に私情を挟み、
「全体の行き先を預かっているんだ」という、【責任感】に欠けています。
   
  
私は、今まで「やる気の無い人」がいると、
お尻を叩いて、やる気を引き出してきました。
  
そのおかげで、救えた人もたくさんいますし、
それは間違った事では無かったと思います。  
  
  
しかし、状況は刻々と変化しています。
  
  
仕事が大きくなって、私の時間的余裕が減っていくと、
それも、今後は出来なくなっていくと思います。
  
   
ユニクロの柳井さんは、 
【 泳げない者は沈めば良い 】という風に言っています。
  
  
かなり辛辣で厳しい表現ですが、それも現実です。
  
  
私は、今までやり過ぎなくらいに、
お客さん一人一人に対して、エネルギーを注いできました。
  
  
そのおかげで、自発的にがんばれる様になった人もいます。
   
   
でも、これから忙しくなってくると、
もう、「自発的にがんばれない人」のお尻は叩けないと思います。
  
  
私も、【泳げない人は置いていくしか無い】という、
  
この厳しい事実を受け入れていかなければならない立場に立つ事になります。
  
  
今まで私の過剰なサポートを受けて、
それでも自発的にがんばれない人は、
 
結局、
 
・「日頃の行い」がそこまで良くなかったり、
・恐怖と向き合う「勇気」が無かったり、
・他人の為にがんばろうという「優しさ」がなかったり、
  
と言う事だと思います。
  
  
私の周りでも、特に将来の展望が明るい人は、
  
【 他人の為にがんばれる人 】です。
  
  
・家族の為に成長しよう!
・社会のために成長しよう!
・世の中の為に成長しよう!
・恩返しの為に成長しよう!
  
そういう気持ちを持っている人です。
  
  
結局、その人がどれだけ純粋な気持ちで、徳を積んできたのか?
  
それが、人生の結果の差として、現れてくる訳です。
  
  
私が、どれだけ日頃の行いが悪い人をサポートしようと思っても、
   
相手の日頃の行いが悪ければ、「受け取る器がない」と言う事なので、
私のエネルギーを受け取れないのです。
  
  
私は常に、自分にできる50%を追求していますが、
  
残りの50%は、相手の問題です。
  
  
自分と相手が全力で頑張ったときに、100%の結果が出るのです。
  
  
結論を言うと、
 
・日頃の行いが悪い人
・他人のために何かしようとは思えない様な人
 
は、私も救うことが出来ません。
  
  
だからこそ、毎日毎日、
【「自分の人生」を他人に何とかしてもらおう】などと思わず、
  
【自分に出来る精一杯】を追求していく事です。
  
  
それが出来ないのであれば、この先、素晴らしい人生など待っていません。
  
  
【他人の為に、自分に出来る事をしよう】と思う人が、
 
私のサポートを最大限に受け取って、大きく成長していける人です。


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