2015年04月21日

強く美しい精神

私は、自分が苦しくとも、周りに苦しんでいる人がいたら、
まず先に他人を優先できる様な人が好きです。
  
  
そういう人って、よくよく考えてみると、
【 自分が強い事を知っている 】と言う事だと思います。
  
  
【自分の事は自分で何とか出来る】と思うから、
先に他人を優先できるのです。
  
  
逆に言うと、他人を押しのけてでも自分を優先する人は、
【弱い】と言う事です。
  
  
しかし、現実の社会では、
 
他人を押しのけてでも自分を優先する様な人が、
【権力、地位、お金、影響力】を持っている場合もあります。
  
でも、そういう人の周りに集まっている人は、
同じく【「強者に依存したい」という弱い人たち】です。
  
  
類友ですから、「弱い人同士」集まるのです。
  
  
一方、私の周りに集まってくるのは、
  
先に他人を優先できる様な、
【 強く美しい精神を持つ人たち 】です。
  
  
そういう人は、外側に何も持っていない様に見えても、
内側には、光り輝くモノを持っています。
  
  
私にはそれがわかりますし、
それがわかるからこそ、人の素質を見抜けるのです。
  
  
そういうタイプの人は、
  
「強いからこそ、なかなか他人を頼る事が出来ず、
 他人に頼らないから、現実が上手く行かない…」
  
というパターンにハマっている場合が多いです。
  
  
そういう人が、自分の「限界」と「無力さ」を認め、
素直に他人を頼り出すと、大きな結果を生み出すことが出来ます。
  
  
苦しみに耐える【忍耐力】とういのも、素晴らしい【美徳】ですが、
   
それが、ただただネガティブな状況に我慢するだけだったら、
何の生産性もありません。
  
延々と苦しみが続くだけです。
  
  
しかし、ポジティブな未来を信頼し、希望を持って、
  
結果を出すことを焦らず、
「結果が出ない期間」を長期間耐えることができれば、
  
それは、後々に大きな花が開く事になります。
   
   
【人を育てる】というのは、時間が掛かることです。
   
私の弟子も、一年単位でみれば、非常に大きな変化をしていると思いますが、
   
平凡な人々は「忍耐力が無い」ので、
【学んだらすぐに結果が出るノウハウ(情報)】という幻想を求め、
   
「永遠に結果が出ない事」に取り組み続ける事になるのです。
   
   
私は視野が広く、忍耐力もあるので、
「結果が出ない時期」を耐え続ける事が出来るのです。
   
   
・自分より先に他人を優先すること(利他精神)も、
・結果を焦らない忍耐力も、
  
それを持っている人は、
 
要するに「ネガティブな現実、苦しみ」に耐えられる、
それでも精神が折れない【器の大きさがある】という事です。
  
  
苦しみに耐えられる。 
 
精神が折れない。
 
  
それが【強い】という事です。
  
  
苦しみに耐えられない人は、苦しみから逃れるために、
精神を折って、グレたり、いじけたり、ひねくれたりします。
   
【 どうせ自分なんて… 】という風に考え、
  
「自己評価を下げること」によって、苦しみから逃れようとします。
  
  
本当は努力すれば何とかなるのに、
自分を高めれば何とかなるのに、希望はあるのに、
  
【 自分が努力しない為の言い訳 】を用意するのです。
  
その代償として、「自ら希望を捨てる」のです。
  
  
【 自分はどうせ頑張っても無理な人間なのだ… 】と言う風に。
   
   
がんばって余計に苦しむのがイヤだから、
  
希望を捨てて、自分を高めることから逃げるのです。
  
  
「苦しみに耐える器」が無く、忍耐力が無いのです。
  
  
ですから、「グレる、ひねくれる」と言うのは、
 
勇気が無く、忍耐力が無く、心が弱い人間が、
「目先の苦しみから逃げようとする行動」です。
   
   
自分が抱えている苦しみを「自分の責任」と考えるのではなく、
他人のせい、才能のせい、環境のせいなど、他の要素のせいにするのです。
  
  
それは、【強く美しい精神】の反対ですから、
  
【弱く醜い精神】と言う事です。
   
  
「強く美しい精神」を身につけるには、【日頃の行い】しかありません。
  
  
【自分はどうあるべきか?】と言う、
  
「道徳心」や「美学」を「行動の指針」とする人が、
  
「強く美しい精神」を身につける事が出来ます。
  
  
その為に、愚直な毎日の積み重ねなのです。
  
 
【天から好かれる様な「考え、行動、生き方」というのはどういう事か?】
  
を考え、実行する事なのです。


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