2014年09月28日

起業家精神を持つ

どんなに古くから続いている「老舗」でも、
【同じ事だけをやり続けて来た】って事は、絶対にあり得ません。
  
  
時代は変化していますから、淘汰されない為に、
その時代時代に合わせて柔軟に変化し、適合する事が必要です。
  
  
つまり、いつも「何か新しい事」にチャレンジし続けて、
生き残ってきたのです。
  
  
世の中全体は、常に成長し、進化しているのです。
  
もし、自分自身が変化せず、成長、進化しなければ、
淘汰されて終わりです。
  
  
最低限、時代と同じスピードで成長しなければ、生き残る事はできません。
  
  
「自動車」が発明されているのに、「馬車」を作り続ける。
  
「電卓」が発明されているのに、「そろばん」を作り続ける。
  
  
そんな事をしていて、生き残れる訳が無いのです。
  
  
今の時代、次々と新しいテクノロジーが生まれていく中で、
  
同じ事だけをずっと続けて、何とかなる訳がありません。
  
  
【新しい事にチャレンジしない = 淘汰されて消え去るしかない】 
 
という事です。
  
  
ですから、「新しい事にチャレンジする習慣」の無い人は、
  
それだけで、もう大きなリスクと言えるでしょう。
  
  
しかし、「新しい事にチャレンジする」というのは、
「とても大きなエネルギー」が必要な事です。
  
  
ですから、「チャレンジ」というのは、
普通の人は面倒くさがって、出来るだけやりたくない事なのです。
  
  
今現在、新しい事にチャレンジせずに何とかなっている人は、
   
過去の先人が遺してくれた遺産(貯金)の上に、
あぐらをかいているに過ぎません。
   
     
今、自分の「仕事」や「生活」が何とかなっているのは、
先人たちのおかげであって、決して【自分の実力】などでは無いのです。
 
実態は、【先人たちの遺産に依存しているだけ】です。
  
  
「両親」や「祖父母」の世代ががんばってくれたおかげなのです。   
  
   
しかし、それもそう長くは続きません。
  
  
時代の流れは、
  
【 創造 → 成熟 → 破壊 → 創造 → 成熟 → 破壊 】
  
を繰り返しています。
  
  
日本は、太平洋戦争で「破壊」を経験し、その後、「創造」の時代が訪れました。
   
そして現在は、「成熟」のプロセスを経て、また「破壊」へと向かっています。
  
  
特に、破壊の時代には、起業家精神を持っていないと、生き残れないのです。
  
  
例えば、これから【超不景気】になったとして、
  
既存の事業がまったく上手くいかなくなった時、
  
新しい事業を興せる人で無ければ、そこでもうお終いです。
  
  
先を見据えている、まっとうな経営者は、
時代の流れを読み、「新しい事業のタネ」を育てて、準備しているハズです。
  
  
超不景気でも淘汰されず、必ず生き残れる、
【これからの世の中で、本当に必要とされる仕事】に取り組んでいるハズです。
  
  
二代目社長だろうが、三代目社長だろうが、
  
先を見据えて、何か新しい事に取り組んでいない人は、
  
ただ先人の遺産に依存してやって来ただけなので、
まったく【起業家としての実力】が付いておらず、いずれ必ず会社を潰します。
   
   
サラリーマンで言えば、これから【超不景気】になったら、
  
仕事を探そうにも、会社が潰れまくっていて、職がありません。
  
  
そうなったら、自分で「自営のビジネス」をやるしかなくなります。
  
  
その時、「自営業者としてやっていけるだけの能力」が無ければ、
  
【食うにも困る様な生活】が待っている事になります。
  
  
それで、「自営業者にとって必要な感覚」って言うのは、
  
「無数にあるお金の使い道」の中で、
自分を一番に選んでもらえる様にするのは大変だって事を、理解する事です。 
  
  
「似た様な商品、似た様なサービス」がたくさんある中で、
自分を選び続けてもらうっていうのは、大変な事なのです。
  
  
その人にとっての、
オンリーワンであったり、ナンバーワンであらねばならないのです。 
  
  
人は、価値を感じないモノにお金は払いませんから、
それぐらいの高い価値を、自分の手で提供しなきゃいけないんだって事です。
  
   
それに、自分の商品・サービスをプレゼンして、
一回は「お試し」でお金を払ってくれる人はいても、
    
仕事を安定させるためには、
やはり何度もリピートしてくれるお客さんが必要です。
  
  
リピートしてくれるお客さんがいなければ、
常に新規顧客を追いかけ回さなければならないので、
  
仕事が安定せず、金銭的に苦しい状況がずっと続きます。
  
  
そして、何度もリピートしてもらうには、
クオリティの高い「商品・サービス」が必要になってきます。
  
  
「お金を何度も払ってもらう事」って大変なんです。
  
すごい労力をかけて、ようやくそういうお客さんが現れてくれるのです。
  
  
起業したことが無い人は、その大変さがわからないので、
  
起業を甘く見ている人に言っておきますけど、甘くないです。
  
  
自営業の世界では、
周りの人たちに「上手くいっている様に見せるのも仕事のウチ」ですから、
  
あんなしょぼそうな人でも、自営業でやってるんだから、
俺にも出来そうじゃん!なんて思うかもしれませんが、
  
実態は、金銭的にカツカツな人が圧倒的多数だと思いますよ。
   
   
それでも、「自分が上手くいっていない風」に見られると、
ますます仕事が来ないですから、上手くいっている様に見せなきゃ行けない。
  
  
しかし、実際は他人にお金を借りて、何とかやりくりしている。
   
そういう状況にいる人がたくさん居ると思います。
  
  
だから、【起業は思っているよりもずっと厳しい】と思った方が良いです。
  
  
しかし、これから【破壊の時代】がやってくるので、
  
誰にでも、「起業家精神」が必要な時代になってきます。
  
  
それは、【新しい事にチャレンジ】して、
【ゼロから何かを生み出す、創造する】という事です。
  
  
不景気の本質とは、
・無駄な仕事を淘汰して、本当に必要とされる仕事だけを残す
 
・人々のお金を使う時の判断基準が厳しくなって、
 「優先順位の低いお金の使い道」は切り捨てられる
 
という事ですから、
 
不景気でも、【人々が本当に必要としている仕事】をしている限りは、
食うに困るなんて事は無いのです。
  
  
人々にとって無くては困る様な、
優先順位の高い仕事をしている限りは、大丈夫なのです。
  
  
まぁ、それが難しいんですけどね(笑)
  
  
今の日本人たちは、先人たちの遺産に依存して、
 
先人たちの遺産を食いつぶしながら、分不相応な生活をしていて、
 
「仕事」や「お金」について、舐めきっていると思います。
  
  
先人の遺してくれた遺産の助けを借りずに、
   
ゼロから仕事を立ち上げて、お金を稼ぐというのは、本当に大変です。
  
  
私の弟子やお客さんに対しては、私のリソースを提供するので、
  
めちゃくちゃラクに起業できると思いますが、
   
そういった意味で、起業段階において、
【他人からのサポート】は非常に大きいのです。
  
  
起業段階において、優秀な人に助けてもらえるかどうかで、
 
起業のしんどさに、天と地の差が生まれます。
  
  
だから、ラクをしたかったら、優秀な人に助けてもらう事です。
  
  
でも、当然ながら、依存的な姿勢では助けてもらえませんよ。
  
  
その人に対して「忠義を示し、恩を返す」というような、
【義理堅い人】で無いと、助けてもらえないでしょう。
  
  
・茨の道を開拓していくパイオニア(先駆者)になるか?
  
・先人に助けてもらいながら、比較的ラクな道を進むか?
  
    
私は、前者の道でしたが、相当しんどかったです(笑)
  
  
だからこそ言いますが、
よほどの人で無い限り、後者を薦めます。
   
   
どちらも選択しない人は、
きっと「起業の大変さ」を舐めているので、
 
いずれ起業の大変さを知ったと同時に、諦める人ですね。
  
  
結局、仕事って言うのは、大変なモノなのです。
  
  
でも、その「大変な事」を楽しんでやっている人間も、
世の中にはたくさんいるんです。
  
  
大変な事を楽しんでやれる人間にならなきゃ、大きな成功はありません。
  
  
でも、自分の本当に好きな事だったら、大変でもやり続けられるのです。
  
  
だから、自分の好きな仕事で成功している人は多いのです。
  
  
自分の好きなこと、やりたいことを見つけようとする意志、
  
そして、それを貫こうとする意志が大切です。


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