2014年07月12日

ルール・システムの質は精神性によって決まる

今回は、「ルール・システム」と「精神性」の関係について、
書きたいと思います。
  
  
現在、「学校教育」や「就職活動」のシステムが、
【 今の時代に合わなくなってきている 】
  
と言う事を、みんなわかっていると思います。
  
  
でも、昔においては、【上手く機能した時代】もあったわけです。
  
ですから、「現代の学校教育や、就職活動」が悪いと言うよりも、
   
   
「ネガティブな時代にとっては、それなりに適したルールだった」
  
と言う事です。
  
  
人間の精神性がポジティブになってくると、
  
「やりたくない事を無理矢理やる」と言う事が、
どんどん出来なくなってきます。
  
  
逆に、「やりたくない事でも耐えられる」と言う人の方が、
  
実はネガティブなのです。
  
  
ですから、「学校に行けない、会社に行けない」という、
 
「不登校、ニート、引きこもり」などが増えるのは当然です。
  
  
彼らは、ある部分でポジティブな資質を持っているからこそ、
「やりたくない事が出来ない」のです。
  
  
生まれてくる子供の精神性が
ポジティブになってきているので、
     
ネガティブな時代に合っていたルール・システムが、
どんどん合わなくなってきているのです。
  
  
例えば、昔は犯罪を犯すと、
 
「体に縄を付けられて、馬で引きずりまわされる」
と言うような刑があったらしいですが、
 
今の時代、そんなの無い訳ですよね(笑)
   
   
江戸時代の方が、ネガティブな人が多かったので、
刑罰を重くしないと、犯罪が増えてしまうからです。
  
  
ネガティブな人々が住む社会では、
ネガティブなルール・システムの方が上手く機能するのです。
 
ポジティブな人々が住む社会では、
ポジティブなルール・システムの方が上手く機能するのです。
  
  
今の時代、
若い人の中では特にポジティブな人々が増えているので、
 
若い人にとっては、
今のネガティブなルール・システムが合わない訳です。
   
   
要するに、「人の質」が変わるのであれば、
  
それに合わせて、「ルール・システム」というのは、
柔軟に変化させていく必要がある訳です。
  
  
でも、ネガティブなおじさん、おじいさんたちには、
そんな事がわからないんでしょうね。
  
  
ネガティブなルール・システムに適合できない若者に対して、
きっと「若者の質の方が悪くなった」と思っているのですから(笑)
  
  
今の時代、人を型にハメる方法は、上手く機能しません。
  
  
ですから、私は弟子に対して、
私が「役割」や「ポジション」を与えるのではなく、
 
「役割」や「ポジション」は自分で見つけて欲しいと思っています。
  
  
「立場が人を作る」という言葉がありますが、
  
今の時代は、
「人が立場を作る」という方が上手くいくと思います。
  
  
でも、現段階で、
自分で自分の立場(役割・ポジション)を作れる人は少数でしょう。
 
 
そのポジションは、既存の社会には存在しないわけですから、
 
それをゼロから創造するには、【起業家精神】が必要です。
  
  
「不登校、ニート、引きこもり」の様な人たちの中でも、
 
起業家精神を持って、そこから抜け出して、
自分の生き方を確立できる人は少数だと思います。
  
  
自らの強い意志によって環境を変えていける人と、
  
強い意志を持てず、環境に流されてしまう人を比べれば、
  
  
強い意志を持てる人の方が、少数だからです。
  
  
多くの人は、「ルールが悪い、システムが悪い」と、
  
ルールやシステムが原因だと思っているでしょうが、
  
  
「ルールやシステムの質」は、
「そこに属する人々の質(精神性)」によって決まるわけです。
  
  
世の中を良くするには、
 
・ルール・システムを作る「政治的リーダー」がポジティブになること
・人を作る「教育システム」がポジティブになること
 
が、一番早いわけですが、
 
皮肉なモノで、実際には、
「政治家」や「教育システム」が変わるのは、一番最後です。
  
  
民衆が変わり → 政治家が変わり → 教育システムが変わります。
  
  
ですから、国がポジティブに変わるのを期待せず、
  
民間でさっさと新しいシステムを創ってしまう方が早いわけです。
  
  
例えば、既存の就職活動のシステムに乗っかるのではなく、
  
新しい採用のスタイルを自社で創れば良いわけですね。
  
  
と言っても、全ては類友で、
 
優秀な人材は、優秀なリーダーの元に集いますから、
  
自分の組織が目指している方向性(理念・使命)が魅力的でなければ、
  
どれだけ表面的なシステムをいじったところで、
良い人は寄ってきませんけど。
  
  
私は、最終的には政治に興味がありますけど、
  
現段階で政治に手を出さないのは、効果的では無いからです。
  
  
民間から活動していく方が、効果的だからです。
  
  
そして、世の中を良くしていくために、
  
今、最も効果的な手段は、
   
【民衆に強い影響力を持つリーダーたち】の【精神性向上】であり、
  
その為の【心理・宇宙の法則に関する知識・教育】です。
  
  
政治家が変わるのは期待できませんが、
  
日本中の【経営者】の精神性が高まれば、それが一番効果的です。
   
   
実際に、社会を動かしているのは、政治ではなく、【経済】だからです。
   
   
社長にもいろいろいますけどね。
  
金は持ってるけど、家族関係が最悪で、子供がグレて犯罪者とかね。
  
でも、そういうのは他人に隠していて、
表面的には素晴らしい人生を送っている様に見える人。
  
  
私は、「経済的な豊かさ」だけでなく、
「精神的な幸せ」を重視する人をサポートしたい。
  
  
でも、戦後の「物質的に困窮した時期」を経験したからこそ、
  
その反動で、日本はここまで豊かになったと思いますし、
  
  
今、「精神的に辛い時期」を経験しなければ、
  
人々は、幸せの価値に気づけず、幸せを追い求めないと思います。
  
  
これからますます、精神、健康、経済…、
 
それぞれ面で、厳しい時期に入っていく人も多くなると思います。
  
  
その時こそ、今まで修行を積んで、自身の能力を磨いてきた、
ライトワーカーたちの出番ですね。


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