2014年06月10日

ゴミは売れない。

今日は、お客さんに紹介してもらったオススメの美容師さんに、
髪を切ってもらいにいってきました。
  
  
髪なんて切ってもどうせまた伸びてくるし、
いままで散髪自体に高い価値なんて感じていなかったので、
  
安いところで普通に切ってもらえばいいやと思っていたのですが、
  
最近、安いところの波動が自分に合わなくなってきたので、
少しグレードアップを図りたいと思っていました。
  
  
今日お願いした美容師さんは、
心理や宝石、カラーの話などなど、共通の話題もあって、
  
普段の髪の乾かし方のコツなど、
いろんな知識を教えてもらいました。
 
 
やはり、独立して個人事業主としてやっている以上、
 
雇われてやっている人よりも、
当然、高いプロ意識やこだわりもあるわけで、
 
髪質やクセに合ったヘアスタイルを考えて
切っていただけました。 
  
  
他にも、頭をマッサージしてもらってる時に、
 
頭皮の凝り固まっている部分から、
私の最近の体調不良も見抜かれて、流石だなと思いました。 
  
   
巷の美容室に行っても、
絶対に「心理や宝石の話」なんかで盛り上がらないので、
  
「人的サービス」においては、
自分と価値観の近い人(個人事業主)にお願いする方が
  
絶対に良いなと改めて思いました。
  
  
「人的サービス」を「母体が大きい所」にお願いしても、
  
顧客数が多いので、
自分一人の事など覚えてもらえません。
 
自分一人にかけてもらえるエネルギーが少なくなります。
  
  
「母体が大きい」と言う事は、
大量に採用し、大量に離職しているので、
  
人の入れ替わりが激しく、
担当者が次々と変わってしまいます。
  
  
そんな状況で、自分の個性や状況に合った、
きめ細やかなサービスなど期待できません。
  
クオリティの高いサービスなど提供できるハズが無いのです。
  
  
ただ単にモノを売り買いするのではなく、
  
「人的サービス」をお願いするのであれば、
  
自分の状況を把握し尽くしてもらって、
自分の事を親身になって考えてくれて、
  
自分の個性や価値観に合ったサービスを提供してもらった方が、
  
絶対に良いハズです。
  
  
私が弟子を育てている大きな理由もここにあります。
  
  
【心理を教える、人の成長をサポートする】と言う事は、
  
とてもデリケートであり、尚且つ大きなエネルギーが必要です。
  
  
さっさと規模を大きくしようと思うと、
 
【教材を作って売る】とか、
「資格ビジネス」にして【カリキュラムや資格を売る】とか、
   
   
そういう風に、
「複製できる商品」にしてしまったした方が早いんですが、
  
それだと、【質】が伴いません。
  
  
お医者さんにしても、
 
大きな病院で、次々と人を捌くように診療するやり方もあれば、
 
規模が小さくとも、地域のかかりつけ医として、
一人一人の事をじっくりと診て、
 
丁寧かつきめ細やかに対応していくやり方もあります。
  
  
私は、「質」を優先しつつも、「質と量の両立」を目指しています。
  
  
ですから、「かかりつけ医の大量生産」がしたいのです。
   
その為の弟子教育です。
   
   
「担当者が次々と変わる」と言う事は、
 
その人にとって本当にやりたい仕事じゃ無いから、
辞めていくわけだし、
 
そもそも、そんなすぐ辞めていく様な人を
採用しない方が良いわけです。
    
   
だからこそ、私は弟子に対して、
強い覚悟、コミットメントを求めています。
  
「成長に人生を懸けることが出来るかどうか?」です。
  
  
それが出来ない人、成長に対して本気で無い人は、
自分とは方向性が違いますし、
 
どうせいつか辞める訳だし、
さっさと辞めてもらった方が良いのです。
   
   
「モノを売る仕事」と、
「人的サービスを提供する仕事」では、
 
根本的な部分で大きな違いがあります。
  
  
こういう活字の文章というのは、
  
複製して、たくさんの人に見てもらう事もできますが、
   
  
お客さん一人一人に合ったサービスを提供する為の、
 
きめ細やかなサービスというのは複製出来ません。
   
   
複製可能 = 質は低い 量は多い
複製不可 = 質は高い 量は少ない
 
です。
  
  
音楽だって、CD(データ)は複製可能です。
 
だから価値が下がりやすい。
 
 
でも、複製できないライブやコンサートの価値は下がりません。
  
アイドルに投票できる権利や、握手できる権利の価値も下がりません(笑)
  
  
もちろん、複製可能なモノには、
「1:多でアプローチ出来る」という良さもありますが、
  
まずは【質】が高くなければ、人は欲しがりませんからね。
  
  
自己啓発の業界においては、
  
未だに「有名である」とか、「お金を持ってる」とか、
そういう中身では無く、外見の基準で多くの人は質を判断していますが、
   
まだまだ、【中身の質】がわかるほど、人々の目が肥えていないのです。
  
  
例えば、アメリカの自己啓発で言うと、
「アンソニー・ロビンズ」や「NLP」が有名ですが、
 
私から見れば、もっと良い人、良いモノがたくさんあります(笑)
  
  
本当に、人々に見る目があれば、
誰も精神科や心療内科に行きません(笑)
 
  
巷の「メンタルクリニックの看板広告」を見る度に、
私は残念な気持ちになります。
 
 
もしストレスで困って、そんなところに行っても、
「解決しないとわかっているから」です。
  
  
でも、そういう所に行く人は、
  
【診療の中身】を見るのでは無く、
【病院・医者という看板】を盲信して、頼って行くわけですよね。
  
  
他にも、「勉強のやり方」などもそうですが、
  
「教材を買う」っていうのは、あまり良い勉強法ではありません。
  
  
教材やカリキュラムというのは、
複製されていますから、複製されているモノの価値(質)は低いのです。
  
  
だから、複製されたものから学ぶのであれば、安い本で十分です。
  
  
勉強するのであれば、
「(安い)本」を読むか、「人」から直接教えてもらうのが良いです。
  
  
人から教えてもらうと言っても、
1:多の「講演」や「セミナー」では無く、
 
1:1で長期間かけて教えてもらうのが一番です。
  
  
単発の「講演」や「セミナー」もやはり、
  
それだけの価値しかありませんから、
 
【大きな変化】というのは、あまり望めないでしょう。
   
   
「軽い気持ち」や「お試し」であれば、それで充分かもしれませんが、
  
本気の人は、1:1で教えてもらった方が効率が良いです。
  
  
みんな、「お金の使い方(価値を受け取る事)」について疎すぎますね。
  
学校で教わらないので、仕方ないのかもしれませんが。
  
  
スティーブ・ジョブズは、
 
「言わせてもらうと、この業界には、

 我々だったら誇りを持てないような製品、
 家族や友人に勧められないような製品がある。

 我々にはそんなことはできない。
 ゴミを売ることだけはできないんだ。」
  
と、言ったらしいです。 
  
  
私もまったく同じ気持ちです。 
  
   
価値を見抜けないと、金を払ってゴミを掴まされる事になりますね。
  
  
まぁ、ネガティブなカルマを積まない為に、
 
まずは「自分がゴミを売らないことから」です。


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