2013年10月13日

「お金の有り難み」と「物々交換」

心理に興味を持つ人の大半は、

【人間関係で苦労した事】がキッカケとなって、
興味を持たれるようですね。
  
  
そうでなければ、普通の人は心理に興味は持たないでしょう。
  
  
でも、その苦労のおかげで心はたくさん学んで成長する事ができ、
以前よりもずっとずっと幸せになる事ができます。
   
   
お金も同じ。
  
  
お金で苦労すると、【お金の有り難み】がわかります。
  
  
だから、その苦労を乗り越えると、
以前よりもずっとお金に満たされた生活が手に入ります。
  
  
その為には、まずお金の苦労を通して
【お金の有り難み】を身や骨に染みるほど痛感することが大切です。 
  
  
「物々交換すれば良い」というのはひとつの真実であり、理想ですが、

現実に、

・コンビニやスーパーで物々交換できるでしょうか?
・通販でモノを買う時は?
 
みんな、現時点ではお金という便利な道具に依存しています。
  
  
社会がそうですから、理想はどうあれ、
自分も社会にある程度合わせなければ生きていけないのが現実です。
  
  
「原発反対!」と言いながらも、電力会社に頼らなければ
電気を使えないのと同じようなものです。
  
  
それに、逆説的ですが、

物々交換になったほうが、
よりお金の大切さがわかると思いますね。
   
  
お金自体は「紙」と「金属」ですが、物々交換になれば、
【お互いの仕事を交換している】という真実が見えてきます。
  
  
【交換】とは、自分が相手に何か差し出すモノがなければ、
相手からは何も受け取れないと言う事です。
  
  
ですから、

【果たして自分は人様に必要とされ、
 喜ばれるような仕事をしているだろうか…?】
 
という真実が見えてくるでしょう。
  
  
他人の為に仕事をしてあげて初めて、
他人も自分の為に仕事をしてくれるのです。
 
それが【交換】です。 
  
  
・自分が社会から受け取っているものと、
・自分が社会に与えているものと、

どちらが多いでしょうか?
  
  
「与えている方が多い」という人は、
普通の人よりも金持ちであったり、自由で幸せです。
 
「受け取っている方が多い」という人は、
他人の世話になっていますから、不自由を感じる事が多いでしょう。
  
  
半人前の時点では、受け取る方が多いのは仕方ありません。
 
赤ちゃんは親の世話になるしか無く、働けないのですから。
  
  
ですから、自分が半人前であるならば、

他人の世話になる事は仕方無く、それを受け入れ、
その分、感謝を絶やすことはできませんし、
 
 
大切な事は、

他人から受け取る方が多い「半人前」から
いかに他人に与える方が多い「一人前」になるか?
 
と言う事です。
  
  
自分がもし半人前であるならば、
それを事実として謙虚に受け止めなければなりません。
   
そして、他人の世話になっている事に感謝し、

早く成長して、他人を助けられるような存在になる事です。
 
 
まぁ焦っても仕方ありませんけどね。
  
  
この世が物々交換になっても、

自分はちゃんと他人に何かを提供して、その分受け取り、
住む所と食べ物を確保して生きていけるだろうか?
   
   
ちょっと考えて見ると、
「仕事」や「お金」に対するイメージが変わるかもしれません。
   
もっと重要で有り難いものだと思えてくるでしょう。
  
  
これからの時代を迎えるにあたって、
自分に問いかけなければならない質問ですね。


mixiチェック

haxe501 at 09:09│clip!