2013年08月18日

メンタルが弱い人はいない

よく、「メンタルが強い、弱い」という表現がありますが、
実は、メンタルの強い人、弱い人というのはいないのです。

あるのは、「感受性が強い人、低い人」です。
  
  
感受性が強い人は、人の感情やエネルギーに敏感なので、

自分の受けるエネルギーが
ポジティブであれ、ネガティブであれ、

その影響を大きく受けてしまいます。
  
  
感受性が低い人は、他人の感情に対して鈍感ですから、
 
他人がイヤな反応をしたとしても、
それに気付かずお構いなしに自分の話ばっかりできるのです。
 
営業の成績が良い人には、そういうタイプの人っていますよね。
  
  
感受性が高い人は、他人の感情が敏感にわかりますから、
相手がイヤな反応をしていると良くわかります。
 
それで、他人を傷つけてしまった自分を責めて、

「自分の言いたいことが言えなくなる」
と言うパターンが多いです。
  
  
なので、感受性が高い人はメンタルが弱い、
感受性が低い人はメンタルが強いと言われるのですが、
  
  
感受性が低い人でも、
いつもは鈍感で気付いていないだけで、
  
自分がわかるように怒られた時には傷つきます。 
  
  
鈍感な人ほど、いつも気付いていない分、
自分がわかるようにきつく怒られた時には動揺しますね。
  
  
それで、「心が傷つく」と言う事の根本的解決策は、
メンタルブロックを解放する事です。
  
  
メンタルブロックを解放し、恐怖を根本的に解決すれば、

いくら感受性が強い人だとしても、
他人にどうこう変に思われた場合でも、傷つく事はありません。
  
  
私のブログ記事を読んで、
ネガティブな反応をする人がいる事もわかっていますが、

私はそれに対して一切罪悪感も感じませんし、
むしろ自分の「我」に気付く事は成長の為に良いことなので、
  
読者の成長の為に、わかっていて確信犯的に書いています。
  
  
「自分は良いことをしている」という強い信念があるので、
一時的に他人を傷つけても、それが相手の為だと思っていますし、
 
自分のネガティブ感情は全て自己責任であって

もし自分のメッセージで誰かが傷ついたとしても、
それは100%相手の責任、相手の問題ですから、  

他人の感情を害することについては、抵抗も罪悪感もありません。
   
   
私は感受性が極めて高い方です。
 
他人の感情の動き、エネルギーの変化もすごく詳細に読み取れます。
 
それはコンサルティング時にはものすごく活かせる能力です。
  
  
ただ、その反面、ネガティブエネルギーがすごく苦手で、
特に「怒り・責め」のエネルギーにはできるだけ近づきたくありません。
  
  
自分の思い通りにならない事や人に対して、
いつも怒って責めているような心の狭い人とは、

できるだけお近づきにはなりたくありません。
  
  
私は感受性が強く、ネガティブエネルギーの影響を
大きく受けると言う事がわかっているので、

自分の身を守るために、自衛のために、
怒る人、責める人は極力避けたいと思っています。
  
  
一般的に、感受性が強い人は、

他人の感情を傷つけた事に対して罪悪感を持ち、
怒る人、責める人に対しては萎縮してしまいます。
  
  
もし、そんな自分を変えたいのであれば、

感受性を閉じるのではなく、心理の本質と法則を理解し、
メンタルブロックを解放して恐怖を根本的に解決し、
 
セルフイメージを高め、自分に強い自信を持つことです。
  
  
そうすれば、私の様に

たとえいくら感受性が強くても、

他人の反応を敏感に感じ取りながらも、
他人の反応に振り回されず、
他人のネガティブ感情に罪悪感を持つ事もなく、
  
自分の軸を確立することができます。
  
  
前回も書きましたが、ファンがいればアンチもいます。

他人の感情を傷つけずに生きていく事は、現代ではほぼ不可能です。
  
  
他人の感情を傷つける自分を許し、受け入れる事です。
 
 
他人の感情は100%相手の責任です。 相手の問題です。
 
そして、自分の感情は100%自分の責任です。
  
  
感受性の強い人は、自分を押さえ込むのではなく、
メンタルブロックを外し、セルフイメージを高め、

自分を解放する方向に向かって下さい。
 
 
最近繰り返し伝えていますが、これからは世界全体の為にも
感受性の強い、優しい人間が強くならなければいけないのです。
  
  
それによって一部の人を傷つけようとも、
結果的には自分と全体の幸せの為なのです。
  
  
ほとんどの人は、他人にとっては良いことだと分かっていても、
自分が嫌われる事、自分が損する事はわざわざ言わない。
   
私の弟子には、目先で他人に嫌われても、自分が損をしても、

保身に走らず、
他人の成長と幸せに貢献し続ける人であって欲しいと思います。


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この記事へのコメント

1. Posted by 麦茶   2013年08月18日 20:16
5 はじめまして!
家族、他人をかわいそうと感じながら無理して生きてきました。
もう心が身体が悲鳴を上げています。
そんな時に、こちらのブログに書いてあった事。「自分をかわいそう」と感じていたんですね。
小さい頃からの性分だから、いつしか本当の自分も無くし、やりたい事など無く。
45歳です。
変えられますか?
感受性も強過ぎて…人の顔色を見たり、入り込んでしまって泣く事も多いです。
書いてある事は「私の事?」と思うほどのブログに出会った事に感謝です。
質問ですが、本は出されてないのでしょうか?
またおじゃまします!
2. Posted by 中井 貴雄   2013年08月22日 17:54
コメントありがとうございます。
 
年齢がいくつになったとしても、
本気で変わりたいという意志さえあれば、いくらでも変われますよ。
 
大切な事は、愛というのは優しさだけではなく、
愛には「厳しい側面もある」と言う事を理解することです。
 
この世にかわいそうな人はいません。
 
どんなに自分が、他人が酷い目にあっている様に見えても、
全てが自己責任で自業自得です。
 
ですから、他人を助けるために自分を犠牲にしなくても良いと言う事です。
 
自己犠牲の優しさは相手に対して過保護となります。

そして、過保護は相手に必要な厳しさを奪うことで、
長期的に見た場合、相手の幸せと成長の為になりません。
 
ぜひ、他人に厳しくする自分を許し、受け入れて下さい。
もしそれで他人から嫌われたとしても、自分を責める必要はありません。
 
相手の人生は相手の責任です。 ぜひ自分を大切にして下さい。
 
 
あと、私もいずれ本を出したいとは思っていますが、
まだ本は出していません^^;
 
書籍出版の時期も早められるように精進します。
 
3. Posted by しろ   2013年10月17日 18:02
3 私は他人の顔色ばかり伺っている内に、自分が分からなくなり、他人、自分を信用できなくなりました。

何が、正しいのかさえ判ろうとしなくなり、他人事に思えてしまってます。

ただただ毎日をやり過ごしている日々になっています。