2013年04月18日

「人間関係」と「仕事の効率」

私は国本さんと一緒に仕事をしていますが、
コミュニケーションにおけるトラブルはほぼ皆無です。
 
モメると言う事がまずありません。
 
【仕事の効率を高めたい】というのは、
ビジネスをしている人なら誰でも考えている事だと思います。
 
 
「効率が高まる」と言う事は、
即ち労力が減ることであり、時間が生まれる事ですから、
 
生まれた労力や時間を、また別の有効な事につかったり、
休息に利用したりできます。
 
 
効率を高めるには、

IT関連の作業の効率化のために、

新しいソフトウェアを導入するとか、
ネットワークを活用するとか、
 
そういった事ももちろんありますが、
 
【人間関係がスムーズになる事】によって、
生まれる効率の効果というのは、計り知れないと思います。
 
 
例えば、離職率の高い企業というのは、

採用活動を繰り返すので、
常に求人広告費や新人教育にかける時間と労力が必要となり、
 
いつも資源の垂れ流し状態になってしまいます。
 
 
私は、国本さんや弟の裕治くんとヴィジョンの方向性が同じですし、
互いに信頼し合っていますから、
 
「優秀な人間に辞められる」という心配も無いですし、
「ちゃんと働いているか」と監視したり、管理する手間も必要ありません。
 
 
元々は、斎藤一人さんの働き方のモデルに感銘を受けて、
自分なりにそれを目指してきましたが、 
 
私は、仕事において、
人間関係のストレスや面倒臭さから完全に解放されています。
 
 
斎藤一人さんの会社は、社長が出社せずとも、
社員が能動的にバリバリ働いていると言いますが、

指示、監視、管理をしなくとも、
国本さんは自立的に仕事に向かっています。
 
 
クレームもほぼ皆無ですが、

クレームが起こる理由にも、
根本には心理的な因果があるので、

心理をマスターすれば、クレームもゼロにする事ができますし、

万が一、クレームが起こったとしても、
最小限の労力で解決する事ができます。
 
 
じゃあ、どうすれば人間関係の煩わしさから解放されるか?
 
と言う事ですが、乗り越えるべき壁はたくさんあります。
 
 
新しい体制を導入すると言う事は、
言い換えれば古い体制を捨てると言う事です。
 
 
人間というのは、手に入れる事よりも、
捨てる事の方を困難だと思う生き物だと思いますが、

何かをガラっと変えたければ、捨てるべき事がたくさんあります。
 
 
それで、人間関係をスムーズにして
仕事の効率化を目指そうと思うのであれば、

まず始めに一番大切な意識するべき事があります。
 
 
それは、【一切、責めない】という事です。
 
 
「責める」と言う行為は、
相手の恐怖に訴えかけて人を動かそうとする行為です。
 
責めると言うのは、非常に原始的なやり方であり、
原始的な脳へのアプローチです。
 
 
要するに、責めて動く人間がいたとしたら、
それは原始的な考えの人であって、
 
優秀な人間は、責めれば責めるほどに離れていきます。
 
 
責めれば責めるほど、

・(能動的に動く)優秀な人間は出て行ってくれ
・(指示通りに動く)無能な人間だけ残ってくれ
 
というメッセージなのです。
 
 
私は、国本さんに対して、
一切怒りませんし、責めません。
 
でも、要求するレベルは高いですし、厳しいです。
 
【責める事】と、【高いレベルを要求する事】は違います。
 
 
私の言った言葉に対して、
彼女が「責められている」と感じる事もありますが、
 
それは自分が自分自身を責めているからそう感じるのであって、
私が責めているのではないと分かっています。
 
 
つまり、何かしらストレスが発生しても、

自分の精神ストレスが他人のせいではなく、
自分の心理的な問題であるとみなが理解していると、
 
問題は起きないのです。
 
 
【人間関係上の問題が起きない】という事は、
それに取られる労力と時間が節約できると言う事です。
 
 
人間関係を本当の意味でマスターすれば、
 
・繰り返される採用(リクルート)と教育の手間
・指示、監視、管理の手間
・コミュニケーションにおけるトラブル、ストレス
・仕事仲間の裏切り、仲違いのリスク
 
そう言ったものと無縁になります。
 
 
【時間、労力、お金】が随分と節約できる事になり、
より効率的に仕事を進める事ができます。
 
 
当事者全員がそれをできれば、
まったくのストレスフリーになりますが、
 
まずはリーダーの実践からですね。


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