2013年01月23日

お金のストレス

現代の「経済」の何がおかしいのかという事を説明すると、
別に「お金」そのものが悪いのではありません。
 
人々のお金に対する「考え方」と「扱い方」が歪んでいるのです。
 
 
前の例えを使うと、「学歴」自体は悪くありませんね。
 
でも、「学歴」が無いと会社に採用してもらえないとか、
学歴が無い人間は仕事の能力が低いとか、

そういった考え方が本質とズレていておかしい訳です。
 
 
でも、会社側が、「学歴の高い人間しか採用しない」
とか言い出すと、たとえそれが本質とズレていても、

学生は採用してもらう為に、
社会で全く役に立たない勉強をしなきゃいけない訳ですよね。
 
これが、「無駄なゲーム」だという訳です。
 
 
まったく不合理、不公平なおかしいルールだとしても、

大勢がそのルールを採用していたら、納得いかずとも、
自分もある程度それに合わせなきゃ行けない。
 
この事を、「悪法もまた法なり」ということわざが表しています。
 
 
だから、みんなが「このルールっておかしいよね」って
本当に分からないと、ルールは変わらないんですね。
 
 
「お金そのもの」が悪いのでは無く、
お金への考え方が歪んでいて、だから歪んだルールが生まれる。
 
つまり、【お金に関するルール】がおかしいのです。
 
 
お金そのものには、
「エネルギー交換という大切な意味」がありますからね。
 
 
例えば、「本を貸してくれない?」
って言うのと、「お金貸してくれない?」

っていうのでは、緊張感が違いますね。
 
 
これは、お金を特別視しているからです。
 
 
もしお金が足りないなら、
気軽に他人から借りれば良いと思います。

「投資」というのは本来そう言うモノですから。

だからといって、お金が大切でないという訳ではありません。
 
 
「貸す本を借りパクされる」とわかっているヤツには、
例え本だとしても絶対に貸さないですよね。
 
お金でもモノでも、他人から借りれない人と言うのは、
要するに信用が無いんですね。
 
 
ですから、お金の問題というのは、
むしろコミュニケーション、信頼の問題なのです。
 
 
例えモノでも、大切に扱ってくれて、

ちゃんと返してくれるだろうという
信頼できる人に貸したいですね。
 
  
相手が本当に信頼できる人なら、
返済をちょっとぐらい待って上げても平気なはずです。
 
ですから、家族などからお金を借りれないって事は、
自分の人間性を省みた方が良いかも知れません。
 
 
それと、お金は本と違って、
「誰々のお金」と書いてないですから、

自分のお金と混ぜちゃうので、
モノより管理が難しいという事もあります。
 
 
慢性的にお金にストレスを感じている人は、

実際の価値よりもお金の価値を低く見ていて、
お金を雑に扱っているか、

逆に、お金の価値を実際よりも高く見過ぎていて、
強く執着している訳です。
 
 
この両極のバランスがとられて、
ニュートラルに見れる様になると、

自分がお金を持っている、持っていないに関係無く、
お金に対するあらゆるストレスは無くなっていきます。
 
 
どうすればバランス良く見られるようになるかというと、
「お金の本質」を正しく理解し、掴む事です。

そして、自分の内面に取り組んでいくことです。
 
 
もしあなたがお金に対してイライラやストレスを
感じるのであれば、

お金を持っている、持っていないという事では無く、
お金を過小評価しているか、もしくは過大評価しているかなのです。
 
 
最終的にはメンタルです。 だから始めに心理ありきです。 

やっぱり心理は面白いですね。


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