2011年06月14日

素直さは最大の知性

「素直さは最大の知性」
過去にどこかで聞いた言葉ですが、

その時はこの意味がよくわかりませんでした。


「素直は良いことだけど、なんで最大なの?」
ってカンジでした。


でも、今になってようやくこの言葉の意味がわかりました。


何よりも、「宇宙の秩序、法則」に対して素直でないと
ずっと苦しいですよって事です。


なぜなら、「法則」に逆らっても、
人が「法則」をねじ曲げる事はできないからです。


「法則」に逆らっても苦しいだけですし、

自分の過ちに気づいた時に、
結局は「法則」には従うしかないんです。


テニスボールを手から放したら落ちるのは当たり前ですよね?

ボールを手から放したら、
宙に浮かんで空高く消えていったって事は無いんです。

そんなことがたまにでも起こるようだったら、
テニスの試合はできませんね(笑)


重力に逆らって、
天にツバを吐いても自分の顔に降りかかるだけです。


そんな事、みんな当たり前すぎて、
わざわざ物理の法則に逆らおうなんて思わないですよね?


でも、「目に見える物理の法則」以外にも、
宇宙には「目に見えない法則」も存在します。


もちろん、心理の法則、メカニズムもそのひとつです。


その「目に見えない法則」を知らない人は、
知らず知らずのうちに「法則」に逆らってしまっているんですね。



で、前回の記事でも書きましたが、

 「自分の自信があがるごとに謙虚さのレベルも上げないと、
 傲慢になって天狗の鼻を折られるような痛い目を見る」

これは「宇宙の秩序、法則」です。


この法則を知らないで法則に逆らい続けて、

「俺が正しい! 俺は間違っていない!」って言い続けてると、
牢屋に入れられたりもします。


ですから、結局は強制的にでも
謙虚にならざるを得なくなるんですね。


という事は、この法則を知った瞬間に、
「今までの考えを改めた方が、自分にとって得だ」って事になります。

今すぐ謙虚になろうが、痛い目をみて謙虚になろうが、
結局行き着くところは同じですからね。


それで、法則を知ったらすぐに従おうとするのが、
「素直な姿勢」と言うことになります。


「素直」というのは、従順でもなく、盲信でもなく、
ひねくれず、我(エゴ)がなく、偏見を持たないという事です。

つまり、「今までの自分の価値観や選択を正しいと思いたい」とか、
そういう執着、こだわりが無いことですね。


素直であれば、
「時間の短縮」と「余計な痛み苦しみ」を回避する事ができます。


そっちの方が明らかに賢いですよね?

だから、「素直さは最大の知性」といわれるんですね。


「法則」に逆らい続けて苦しみ続ける人って…、
天に向かってツバを吐き続けてるって事です。

顔がべとべとになりますね(笑)


「法則を理解した上で苦しみたい」と言う、
自分の選択なら構わないと思いますけど、


苦しみから抜け出したいと願うなら、「法則」を知り、
素直に「法則」に従った方が自分にとってトクですよね。


もちろん、信念を曲げないというのは素晴らしい個性です。


でも、ネガティブな信念を曲げなければずっと苦しいですから、

法則を知った瞬間に、
ポジティブな信念に切り換えた方が良いですよね。


完璧主義の人、ひねくれている人は過去に執着し、
今までの過去の自分の価値観を守って苦しみます。

素直な人は、未来を見据え、
すぐに考えを切り換えて幸せになります。


僕もまだまだ素直さが足りません。

松下幸之助さんのように、
一歩ずつ、より素直、より素直になっていきたいと思います。



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