2011年05月25日

ヴィジョンと人間関係と生命の死

僕は、今まで別れがすごく苦手でした。

せっかく仲良くなった人と、
離ればなれになるのがすごくイヤだったんですね。


でも、いつも言っている様に、
人間関係は自分の内面の反映ですから、

自分が精神的に成長する度に、
人脈は常に新陳代謝していきます。


本田健さんは、一生の付き合いになる人は、
だいたい200人ぐらいだと言っています。

という事は、

頻繁にコミュニケーションを取る人は、
常に十数人〜数十人くらいでしょうね。


最近はやっと別れに対する執着が外れて来たかもしれません。


今までは、
身のまわりの人にものすごくエネルギーを割いていましたが、

身近な人よりも、一生情熱とエネルギーを傾けられそうな
ヴィジョンを持てたからだと思います。


人が好きなのは変わりませんが、
そっちの方が、明らかに人の役に立てると思いますしね。


結局、「一生の付き合いになる人」と言うのは、

「自分と同じくらいのスピードで成長していく人」
「価値観やヴィジョンを共有できる人」という事に尽きると思います。


もちろん、目の前の人を
おろそかにして良いと言う訳ではありませんし、

高い次元から言うと、
「今目の前にいる人が、一番大切にしなきゃいけない人」ですね。


それで、僕の場合、精神も日々成長していますが、
それと同時にヴィジョンも成長しちゃうんですね。

人間は複利で成長しますから、
ヴィジョンも複利で膨らんでいきます(笑)



それで、僕は何でこんな変な考えを持っているかというと、
何度も挫折して、死と直面してきたからだと思います。

死にたいと本気で思ったことは1度や2度じゃないですから。

だから、あんまり「死ぬ事への恐怖」とか、
「生に対する執着」が普通の人より薄いと思うんですね。


それと、人生で誰も味方がいないという孤独も味わいました。

家族も、塾も、学校も、誰も自分の事を理解していないし、
共感してくれてないし、認めてくれていない。


実際、周りが自分の事をどう思っていたかはわかりませんけど、
中学生の時、確かにそういう気持ちになって、

「世界でたった独りぼっち」という感覚も味わいました。


だから、「孤独に対する恐怖」も薄いんですよね。


まぁ、痛いのはイヤですけど、

どこかで「一度捨てた命だからなぁ…」
という気持ちがあるんですよ。


まぁ、それだけじゃなくて今までたっぷり苦しんで来て、
さまざまな執着を外しまくってきましたから、

諦めるのがすごく得意になりました(笑)


そうやって、無駄な執着を外していくと、
「自分の本質」が見えてきます。


結局僕は、自分の限界まで成長し、貢献したいんですね。

自分の才能を使い切りたいし、
手抜きの人生で後悔したくないんです。



そして、自分が死ぬとき、命を捧げるときに、
最大の貢献が出来るような人間になっていたいなと思うんです。


僕たちは、命を頂いているわけですよね。

何かを食べるという事は、命を捧げてもらっているわけです。

植物にしても、魚も肉もそうです。


もしかしたら、世界全体で見ると、

生命が死ぬときと言うのは、
ただ微生物に分解されるという事の方が多いかも知れません。

それでも微生物の役に立っていますけどね。


でも、誰かに食べられるという事は、
ものすごい貢献だなぁと思うんです。


それを人間に当てはめると、

生きている間に、たくさん貢献して大量の資産を築き、
自分が死んだら全て寄付をするという生き方なんじゃないでしょうか?


ビル・ゲイツさんや、ウォーレン・バフェットさんみたいな。


自分が死ぬときが最大の貢献。

もしかしたら、
キリストやお釈迦様もそうなのかもしれませんけど。


そんなんがカッコいいなって純粋に思うんです。


逆に言うと、
自分で自分の事をカッコ悪いなんて思いたくないって事ですね(笑)


って考えていくと、
結局は個人的な男の美学でしかないんですけど(笑)



それで、僕のヴィジョンの達成の為には、

自分が40代くらいになった時に、
政財界の人脈が必要かなぁって今のところ思っています。


いくらすごい人でも、会うだけだったらカンタンなんですね。

2〜3人、人脈を辿っていけば、どんな人とでも必ず会えます。


でも、会えるだけじゃ意味が無くて、

お互いWIN-WINの関係を構築して、
長い付き合いができるかどうかが大事です。


ですから、そういう人たちに
必要とされる人間になっていなきゃいけない訳です。


できれば、国が認めるぐらいの人間になっていたいですね。

政治家や官僚が意見を聞きに来る様な人物です。



って考えたら、自分は今のところ何も持っていない訳ですよ。

自分にあるのは、

「本質を超わかりやすく伝える能力、腑に落とす能力」
だけですから。


僕は、リンゴの木に例えると、まだまだ苗木です。

実をつけて他の命を活かすぐらいになるまでは、
まだまだ自分を成長させなきゃいけないんです。


だから、今から足りない能力を身に付けなきゃいけない。


じゃあ、今から15年〜20年の間に何をしなければならないか?

という事ですね。


それは、「誰もが認める実績を出す」という事だと思います。


ここまで書いて、
ふと「サンクチュアリ」というマンガを思い出しました(笑)

まぁあんな過激な事をする訳じゃないですけど(笑)


という事で、
今から、コツコツと実績を出していきたいと思います。


「僕のお客様から、とんでもない成果を出す人を創る!」

これが今の目標です。


頑張ります。



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