2010年11月08日

パラドックス

最近、心身の疲労がかなり激しくて、
夜は泥のように眠っています。

この世のモノには全て二面性があります。

何かを追求すると、バランスが崩れ、何かを失います。

光と影は表裏一体です。


私は今、世界に貢献できる人間になろうと思って、
自分の立てたプランに沿って行動しています。

ものすごくポジティブな行為に見えますが、
その反動で、いろいろとネガティブな面もあり、

それが試練となって現れます。


私は中学の時、
良い事をしてるつもりで、正義の味方のつもりで、
校則を守らないクラスメイトを注意したりしていました。

でも、クラスメイトとの仲は悪くなるし、
しまいには先生から自分が注意されるという、

良いことしてるはずなの苦しいという目に遭いました。


私は、今世界の為に自分をレベルアップさせる事に集中しています。

そうすると、とんでもなく一人ぼっちになっていきます。


周りから人がいなくなるわけじゃありません。

私の説明は論理的ですから、

言いたい事は理解してもらえるし、
学んだ事を人に教えて上げるとたくさん感謝もされます。

でも、自分の意見に共感してくれる人が、
周りからいなくなっていきます。


私はみなさんの気持ちに共感する事ができます。
自分が通ってきた道だから。

ですが、私がやろうとしている事は、
まだ誰もやっていない事だから、先輩や師匠もいません。


知り合いからは理解される、感謝もされる、
両親からは愛されているとすごく感じています。

でも、家族であっても、
私の本当のコアな部分に共感はできないのです。


カウンセラーにとって最も重要なスキルは、
共感する事です。

悩んでいる人というのは、ひとりぼっちなのです。

自分の価値観、意見、境遇、話に共感して欲しいのです。


私も今孤独です。

別に孤独は嫌いではありません。

小さい頃からずっと親友とかいなくて孤独だったし、
慣れています。

あんまりベタベタしていると、
自分の成長の足を引っ張られたりしますからね。


私はどこかで、
自分が成長したらどんな人とでも別れる事を知っているので、

人と必要以上にベタベタした付き合いをしないのです。

深いところで繋がろうとしないのです。


別に、人が嫌いという訳じゃなくて、

私は人が大好きだからこそ、離れるときが痛くて苦しいんです。


今まで好きで信頼していた人が、
自分が離れていくのがとても辛いのです。


だからこそ、来るもの拒まず、去る者追わず。
自分に付いてこれる人を待つしかないのです。


という事で、人が好きで、人の為に自分を高めれば高めるほど、
自分は孤独になっていくのです。

これがパラドックスです。


でも、それは仕方のない事です。

孤独を癒すために現状にとどまる事なんてできない性格ですし。

そっちの方が、私にとっては不幸ですから。


私は、「社会的な影響力を持つ」という目標のために、
あらゆる対価を支払う覚悟、犠牲を払う覚悟をしました。


人が望んだモノを手に入れられないとしたら、
対価を支払う覚悟ができてないんですよ。

その目的の為に何でもやるという覚悟です。


私は覚悟決めていますから、
多少しんどくても、まだまだ走り続けます。


孤独を辛く感じない方法は、
他人に対する目先の表面的な愛情を断ち切る事です。

クールになる事です。


例えば、ボランティアを本気でしたかったら、
まず自分が金持ちになる事です。

自分が貧乏であれば、ボランティアはできません。


目先の事を優先すれば、長期的な公益を損ないます。


目の前の事をやる役目の人もいるでしょうが、
私の役目ではありません。


だから、私は一人でも孤独でも、上を目指し続けるしかないんです。

好きなのに、好きになったら苦しいから、
好きになりきれないってのもパラドックスですね(笑)



mixiチェック

haxe501 at 06:42│clip!幸せに生きる