2010年07月30日

異性への幻想を捨てる

前回の記事で、修行しましょうと言ったものの、
具体的な方法を言っていませんでしたね(笑)

方法はたくさんあるのですが、書ききれませんので、
重要な部分だけお伝えします。


まずは、異性への幻想を捨てることが大切です。

多くの人は、って言うか過去の自分もですけど、
異性に対する幻想と言うのを持っています。

私は中学のとき、男よりも女に生まれたいと思っていました。

なぜなら、小中高生の男子の中では乱暴な遊びが流行るんですよ。

プロレスごっこみたいなのとか、
じゃんけんで負けたら蹴り飛ばされるとか(笑)

なんでわざわざ痛いことするのか
意味わかんないわけですよ(笑)

それと、下品な話をする人も多いんです。

男はガサツで荒々しくて争い好きで下品。

そんなイメージが私の中でありました。

なので、中学生のときは女子と話していることも多かったです。


それと、声変わりするのがイヤでした。

歌が好きだったのですが、
好きな歌が歌えなくなっていくのが本当にイヤで、

女っていいなぁ… って思っていました。


と言うことで、私の中に
すっかり男性性を否定する思い込みができあがりました。


大人になってからは、逆に自立心が強くなりすぎて、
自分の内面の女性性を否定してしまっていましたが…。


ところが、女性は女性で男性に対する幻想を持ちます。

女性は女性の社会の中で、女性のいやな部分を見ますからね。


男性には、女性は清純だという幻想を持っている人もいるし、
逆に女性はずるい、汚いという幻想を持っている人もいるでしょう。


女性の中には、男性は力強くてカッコ良いとか、

逆に、過去の私みたいに、
汚い、荒々しいという幻想を持っている人もいるでしょう。


男女のエネルギーを統合するには、
こういった異性に対する幻想を捨て去る事が大切です。

その思い込みは、

「アイドルはトイレに行かない」みたいな、
とても不自然な幻想ですから(笑)


幻想を持ったまま異性を好きになると、

その幻想に惚れているので、
相手への期待や依存が強くなります。


そして、期待通りになってくれない事に
ストレスを感じたりするのです。


男性も女性も自分と同じような一人の人間です。

未熟な部分もたくさん抱えているのです。

その未熟な部分を認め、受け入れ、
未熟な部分も含めてあるがままの相手を愛せるようになる事です。


異性に幻想を持っていると、
自分か異性の性別を否定している事にも繋がります。

その性別を否定している限りは、
自分の男女エネルギーを自分で供給できないので、

エネルギーバランスが悪くなって、
自分の魅力が減ってしまいますし、

結局、他人からもらう事に依存してしまうのです。


もしくは、アイドルや二次元の世界に傾倒してしまいます。

現実世界を捨てて、幻想の世界に生きる。

それが自分の幸せだと思っているなら構わないですけど(笑)


自分の男女エネルギーのバランスが取れるようになると、
人を性別で判断する事があまり無くなってきます。

男だからこうだとか、女だからこうだとか、
分けて考えたりしなくなります。

一人の人間として見れるようになってきます。


男は必ずこうあるべき、女は必ずこうあるべきという、
極端な男女論も持たない方が良いかもしれません。

人それぞれ違う、固有の個性がありますから。

他人の人生に過度に干渉するのも良くないし、
結局、どういう生き方をするかはその人の選択です。

他人にしてあげられる事は、ただ選択肢を見せてあげる事だけです。


異性も自分と同じような人間である。


その認識を持つ事が、

自分のチカラで男女エネルギーを
供給できるようになる第一歩です。



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haxe501 at 00:00│clip!幸せに生きる