2010年04月27日

「試練」と「優しさ」と「厳しさ」と…

この試練は自分が引き寄せている。

何かの試練が訪れた時、

自分の「否定的な観念」や
「自分が望んでいる事を叶えるためのプロセス」

が現実に現れていると私は考えています。


最近、かなりの多くの試練が一度にやってきて、
そうとうメンタルが荒れてしまいました。

自分はメンタルのプロだというプライドも傷つくぐらい、
かなり打ちのめされましたね(笑)


でも、心理の事がわかっているから、
試練の理由と原因はわかっているのです。

解決方法もわかっています。

だから逆にツラい(笑)


一番やりたくない事をやらなければならないのですから。


その執着を手放すと、

自分の生きる意味が消えてしまうぐらいの
執着を手放さなければならないと思うのです。


2月も、希望を失い、
自分の人生の方向性が見えなくて苦しみましたが、

今回も、人生の目的が消えそうになりました。


自分の生きる目的が消えると、生きる原動力が無くなります。

無気力になります。


今自分に訪れている試練の本質は、
「人生」「生きる目的」「命」に関わる事です。


生きる目的や意味は、

他人から与えられるモノでもなければ、
見つかるモノでもありません。

目的や意味と言うのは、自分で創り出すものなのです。


私の生きる目的は、まず自分の幸せの追求。
そして、その実現の為に、周囲の人の幸せに貢献する事です。


世界でひとりぼっちになったら、
自分の生きる意味は無くなります。

その時になったらその時で、
また意味を創りだすのかもしれませんが…。


私にとっては、他人の幸せに貢献する事も、
自分が幸せになる為の単なる手段なんです。

私って、そのように合理的に物事を考える人間です。


でも、非合理に憧れるんですよね。


自分が死んでも良いと思うほど、
自分の人生を捧げても良いと思うほど、

それぐらい大切な人(人たち)の為に生きていきたい。

そんな風に思います。

すごく個人的な想いで。

それも最終的には自分の為に。


それって、たぶん家族の事じゃないかなぁと思うのですが、

でも、それも執着なんです。


手に入らないと思っているワケでは無いですが、

一人で生きていくことも受け入れないと、今がとても苦しくなるんです。


他人に対する、強い人生の目的を持って情熱的に生きたい
と言う気持ち。

そして、それに執着しない…。


それを両立したいということを今、自分は求めています。


でも、試練が私から、
執着と共に、「生きる目的」をどんどん奪っていきますからね(笑)


自分はこのまま行けば、
すごく多くの人に貢献できる人間になれると思います。

でも、自分が生きている意味や目的は常に個人的でありたい。


自分にとっては、人への貢献や、社会貢献とか、
自分が幸せになる為の手段ですからね。

とにかく、今、生きる意味が欲しい…。


いま、おぼろげながらに思う事が、

見返りを求めずに、人に愛情を与えていきたいと言うことです。


なんだかんだ言って、今までは見返りを求めていました。

全て「WIN-WIN」になる様に計算して、行動してきました。


それはそれで良いと思うのですが、

これからは、自分の「WIN」を捨てようかなと思います。


だって、一番欲しいモノまで捨てさせられたんだから、
それ以下のものなんていくらでも捨てれますよ。


もう、人生に対して何の望みもないです。



私が20代前半の時、

修行相手である親友とよく一緒に過ごしていたのですが、
彼は虐待を受け、さらに過保護に育てられてきました。

「虐待」も「過保護」もやっている側の、自分に対する愛情です。

相手の為の「愛情」ではありません。

人間というのは、
どうも優しさと厳しさのバランスが取れていないと、
不幸になってしまうようです。

その当時、過去のブログにも書いていると思いますが、
「過保護」も「過保護」という名の「虐待」なのですね。

本物の愛情じゃない。

だから、私は親友に厳しいアドバイスをたくさんしたし、
言い争いもたくさんしましたが、でも喜ばれました。

「本気で叱ってくれる友達はタカオだけだ」
って言ってくれました。


私は、その当時、

本当に親友に幸せになって欲しいと思っていましたから、
「本気」の付き合いをしていたのです。

そこに、親友からどう思われたいとかいう意識はありませんでした。


その「本気さ」を、今一度取り戻そうかなと思います。

まぁ、相手は選びますけど(笑)


いつの間にか、頭の回転が良くなりすぎて、
すべて「合理的」に考えていた自分がいました。


でも、そこに人間臭さはあまり無いんですね。


自分の何の得にもならない、不合理の世界へ、

その世界に、「執着のない、強い目的」があるのかもしれません。


この苦しみを乗り越えた先には、必ず成長した自分がいて、
さらに自分は幸せになれるでしょう。

それだけは、100%信じています。



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haxe501 at 22:03│clip!幸せに生きる